
2026年8月、DomoAIに動画生成モデルのSeedance 2.5とMiniMax H3が追加され、新機能のオムニリファレンス(Omni Reference)で利用できるようになりました。
画像・動画・音声を参照素材として読み込ませることで、キャラクターの一貫性を保った動画を生成でき、AI漫画動画やMV制作の可能性が大きく広がっています。
本記事では、2つのモデルの機能や違い、AI漫画動画を軸とした具体的な活用方法を解説します。
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DomoAIに追加されたSeedance 2.5とMiniMax H3とは?

DomoAIに、動画生成モデル「Seedance 2.5」と「MiniMax H3」が新たに追加されました。
まずは2つのモデルがDomoAIのどこで使えるのか、そしてAI漫画動画の制作にとって何が変わるのかを整理します。
2つの最新モデルはオムニリファレンスで利用できる
Seedance 2.5とMiniMax H3は、DomoAIに新設された生成機能「オムニリファレンス」上で利用できます。
オムニリファレンスは、画像・動画・音声といった複数の参照素材をまとめて読み込ませ、1回の生成に活かせる機能です。従来のImage to Video(画像→動画生成)などとは別に用意された機能で、モデル選択欄からSeedance 2.5とMiniMax H3を切り替えて使えます。

Seedance 2.5はByteDance、MiniMax H3はMiniMaxが開発した外部モデルで、DomoAIが独自開発してきたモデル群とは別系統にあたります。
特にSeedance 2.5は、名前が似ているDomoAI独自モデルの「DomoAI 2.5」と混同されやすいため、別物である点は押さえておきましょう。

AI漫画動画制作が「1枚を動かす」から「物語をつくる」段階へ進化
2つのモデルは、最近注目されるAI漫画動画制作にも活かせます。
AI漫画動画の制作は、キャラクターのデザインを固め、シーンごとの絵コンテを用意し、各カットを動画化してつなぐ、という工程で進みます。
従来の単一画像を起点とする動画生成では、カットが変わるたびにキャラクターの顔立ちや服装が変わってしまう「一貫性の崩れ」が大きな課題でした。
オムニリファレンスはこの課題を軽減しやすい機能です。キャラクター設定画・動きの参考動画・音声などを同時に参照させることで、複数のカットにまたがる場合でも同じキャラクターを維持しやすくなり、単発のクリップ生成から複数シーンで構成される物語制作へと用途が広がります。
実際に、日本のクリエイターが複数の生成カットを組み合わせて80秒のAIショートフィルムを制作した事例も登場しています。
Japanese creator JPN GIRL recently used the workflow to make an 80-second AI short film in DomoAI. The film was assembled from multiple generated shots, showing how a creator can move beyond isolated clips and build a continuous scene with recurring characters.
和訳:日本のクリエイターであるJPN GIRLは最近、このワークフローを用いてDomoAIで80秒のAI短編映画を制作した。この映画は複数の生成されたショットをつなぎ合わせて作られており、クリエイターが個々のクリップにとどまらず、繰り返し登場するキャラクターが登場する連続したシーンを構築できることを示している。
引用:PR Newswire
既存機能との使い分け
オムニリファレンスの追加によって、既存の機能が置き換えられたわけではありません。
Image to Video(画像→動画生成)やFrames to Video(フレームから動画へ)、Character to Video(キャラクターから動画へ)、Text to Video(テキスト→動画生成)といった従来の動画生成機能はこれまで通り利用でき、これらの機能では引き続きSeedance 2.0やDomoAI独自モデルが動作します。
1枚のイラストをサッと動かしたいときは既存のImage to Video(画像→動画生成)、キャラクターの一貫性を保ちながら複数シーンを作り込みたいときはオムニリファレンス、というように目的に応じた使い分けが可能です。
また、DomoAIのキャラクター素材を用意するAI画像生成・画像編集や、会話シーンを作るTalking Avatarなどの機能とも併用できるため、素材の準備から1つの動画に仕上げるまでをDomoAI内で制作できるフローが組めます。
既存機能との具体的な組み合わせ方は、記事後半で詳しく紹介します。
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DomoAIのSeedance 2.5の機能とできること

ここからは、Seedance 2.5をDomoAIのオムニリファレンスで使う場合に何ができるのかを、機能ごとに見ていきます。
Seedance 2.5とは?ByteDanceが開発した動画生成モデル
Seedance 2.5は、TikTokの運営元として知られるByteDanceが開発した動画生成モデルです。DomoAIでは従来からSeedance 2.0が搭載されており、Image to Video(画像→動画生成)やText to Video(テキスト→動画生成)などの機能を支えてきました。2.5では参照素材の扱いと生成できる動画の長さが大きく強化されています。
特徴は、映像と音声をまとめて生成しながら、複数のショットにわたって同じキャラクターや世界観を保つことを目指した設計にあります。単発のクリップを作るためではなく、シーンを積み重ねて物語を組み立てるためのモデルという位置づけです。
DomoAIでは、この2.5をオムニリファレンス上でのみ利用できます。Image to Video(画像→動画生成)などでSeedance 2.5を選ぶことはできないため、使いたい場合はオムニリファレンスの画面を開く点を覚えておきましょう。
画像・動画・音声など最大50個の参照素材を1回の生成に使える
Seedance 2.5の最大の特徴は、参照できる素材の数です。オムニリファレンスでは、画像を最大30枚、動画を最大10本、音声を最大10件、合計50個までの素材を1回の生成にまとめて読み込ませられます。
Seedance 2.5 is now on DomoAI.
— DomoAI official (@DomoAI_) August 9, 2026
🖼️ 30 images
🎬 10 videos
🎵 10 audio clips
50 references. One generation.
Hand it your references — images, clips, audio — and the character holds. Every shot.
Try one shot for free👇 https://t.co/NgmTYx0KbV#DomoAI #Seedance pic.twitter.com/N71iy9ByZ6
参照用の動画と音声はそれぞれ1素材あたり2〜30秒で、種類ごとの合計が30秒以内という条件です。画像を複数枚まで参照できるツール自体は増えていますが、Seedance 2.5の特徴は、画像・動画・音声という種類の異なる素材を1回の生成で組み合わせられる点です。
Seedance 2.5の強みは、キャラクターの見た目は画像で、動きは参考動画で、声やテンポは音声でというように、伝えたい情報ごとに最適な形式を選んで渡せる点にあります。キャラクター設定画を複数の角度から渡しつつ、動きの参考動画とBGM候補の音声まで一度に読み込ませる、といった素材の渡し方ができます。
画像や動画を用意せず、音声だけを参照素材にして動画を生成することも可能です。
AI漫画動画のように登場人物・背景・演出の情報量が多いコンテンツほど、この参照数の多さが効いてきます。
参照素材ごとに役割を指定してキャラクターの一貫性を保てる
Seedance 2.5では、素材をただ大量に渡すだけでなく、それぞれの素材に役割を割り当てられます。プロンプトの中で、どの画像がキャラクターの見た目を決めるのか、どの動画が動きの参考なのか、どの音声を使うのかを指定する仕組みです。
モデル側がアップロードの意図を推測する必要がなくなるため、生成結果のコントロールがしやすくなります。
この仕組みが特に活きるのが、キャラクターの一貫性です。AI漫画動画やアニメシリーズの制作では、あるカットでは正しく描けていたキャラクターが、次のカットで顔立ちや服装、体格まで変わってしまう問題が起こりがちです。
キャラクター設定画を参照素材として役割指定しておけば、カットやシーンをまたいでも同じ見た目を保ちやすくなり、シリーズ作品や長編コンテンツの制作に取り組めるようになります。
開始・終了フレームの指定で場面転換をコントロールできる
Seedance 2.5では、動画の開始フレームと終了フレームをそれぞれ画像で指定できます。
「この構図から始まって、この構図で終わる」という動画の入口と出口を先に固定し、その間の動きをAIに生成させるイメージです。絵コンテや漫画のコマをすでに用意しているクリエイターにとっては、この機能が設計図と完成動画をつなぐ橋渡しになります。
たとえばコマAを開始フレーム、コマBを終了フレームに指定すれば、2つのコマの間をつなぐ映像が生成され、漫画のコマ割りをそのまま映像の流れに変換できます。キャラクターの登場シーンから決めポーズまでの一連の動き、昼の風景から夜への転換といった演出も、フレーム指定によって意図した通りに展開をコントロールしやすくなります。
物語の流れを自分で設計したいAI漫画動画の制作とは、特に相性の良い機能といえるでしょう。
最長30秒の音声付き動画を生成できる
オムニリファレンスのSeedance 2.5は、4〜30秒の動画生成に対応しています。DomoAIの従来機能であるImage to Video(Seedance 2.0)の上限が15秒であるのに対し、2倍の長さを1回の生成でカバーできる計算です。
音声の生成はオン・オフを切り替えられ、映像と合わせて環境音や効果音を含んだ動画を出力できます。アスペクト比は16:9や9:16、1:1など6種類から選べるため、YouTube向けの横型動画からTikTok・ショート向けの縦型動画まで、配信先に合わせた形で生成できます。
Use seedance 2.5🌟
— DomoAI official (@DomoAI_) August 13, 2026
Your Entire Life
30 Seconds
Powered by DomoAI
🔗:https://t.co/kzoHVlsMeF
【Prompt in the comments 👇】 pic.twitter.com/dHdcChL3IA
一方で注意したいのが解像度です。オムニリファレンスの出力は480Pまたは720Pに限られており、従来機能の上限である1080Pよりも低くなっています。高解像度で仕上げたい場合は、生成後にDomoAIのアップスケール機能で高画質化する流れが基本になります。
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DomoAIのMiniMax H3の機能とできること

続いて、もうひとつの最新モデルであるMiniMax H3の特徴と、オムニリファレンス上でできることを紹介します。
MiniMax H3とは?テキスト・画像・動画・音声をひとつの文脈として理解する
MiniMax H3は、MiniMax社が2026年7月末に公開した「オムニモーダル」と呼ばれるタイプの生成モデルです。オムニモーダルとは、テキスト・画像・動画・音声といった種類の異なる情報を、バラバラにではなく、ひとつのつながった文脈としてまとめて理解できる仕組みを指します。
たとえば「この設定画のキャラクターが、この動画のようなカメラワークで、この曲に合わせて歌う」という指示は、画像・動画・音声の3種類の情報を関連付けて初めて成立します。
MiniMax H3はこのような複数素材にまたがる指示の解釈を得意としており、複雑なマルチモーダル指示への追従性の高さがこのモデルの強みとされています。
キャラクター・演出・音楽の要素が絡み合うAI漫画動画やMV制作において、素材同士の関係性まで汲み取って生成してくれる点が、このモデルの特徴です。
最大9枚の画像と動画・音声を参照して動画を生成できる
オムニリファレンスのMiniMax H3では、テキストプロンプトに加えて、参考画像を最大9枚、参考動画を最大3本、参考音声を最大3件まで入力できます。参考動画と参考音声は1素材あたり2〜15秒で、それぞれ合計15秒以内という条件です。
Seedance 2.5の最大50素材と比べると数は絞られていますが、キャラクター設定画・動きの参考・声の参考をひと通り渡すには十分な枠が用意されています。
なお、音声だけを単独の参照素材にすることは想定されておらず、画像または動画と組み合わせて使う形が基本です。生成できる動画は4〜15秒で、キャラクターの見た目を画像で固定しつつ、参考動画でカメラワークを、参考音声で声やテンポを指定するといった使い方ができます。
新規ユーザーに付与される無料クレジットの分で約1回試せるため、まずは手持ちのキャラクター素材で挙動を確かめてみるとよいでしょう。
映像と同時にステレオ音声を生成できる
MiniMax H3のもうひとつの特徴が、音声生成の仕様です。映像と音声を別々に作って後から合わせるのではなく、動画の生成と同時にステレオ音声を出力します。
MiniMaxが公表するH3本体の仕様では、32kHzのステレオ音声と24fpsでの生成に対応しています。セリフや効果音、環境音が映像の動きと同じ文脈から生成されるため、口の動きと声、画面内の出来事と音のタイミングが噛み合いやすい設計です。
AI漫画動画では、キャラクターが話すシーンや、コマの演出に合わせた効果音の付与が作品の完成度を左右します。生成段階から音が付いた状態でカットを得られることは、後工程の音付け作業を軽くし、映像と音のズレを調整する手間を減らすことにつながります。
もちろん生成された音をそのまま使わず、自分で用意したBGMやボイスに差し替える運用も可能です。
キャラクターや世界観を保ったままMV向けのカットを作れる
MiniMax H3が特に力を発揮するとされているのが、音楽主導のコンテンツ制作です。Seedance 2.5がシーンごとの物語制作向きであるのに対し、MiniMax H3は音楽に合わせたパフォーマンス表現に向いたモデルという位置づけです。
固定したキャラクターや共通の世界観を保ちながら、楽曲に合わせた複数のカットを生成できるため、オリジナルMVやバーチャルシンガーの映像、VTuberの音楽動画、アニメ調のMVといった用途に適しています。
たとえば、キャラクター設定画で見た目を固定し、参考音声で楽曲のテンポや声質を指定すれば、同じキャラクターがサビで歌い上げるカット、間奏で振り向くカットといったMVの構成要素を一貫した雰囲気で揃えられます。
漫画作品のキャラクターを主役にしたキャラクターPVや、作品の世界観を伝えるプロモーション映像にも応用できるでしょう。
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DomoAIのSeedance 2.5とMiniMax H3の違いを比較

ここでは、2つのモデルの違いを一覧で整理したうえで、どちらを選ぶべきかの考え方を解説します。
| 項目 | Seedance 2.5 | MiniMax H3 |
|---|---|---|
| 開発元 | ByteDance | MiniMax |
| 参照素材の上限 | 画像30枚・動画10本・音声10件(合計50個) | 画像9枚・動画3本・音声3件 |
| 参照動画・音声の長さ | 1素材あたり2〜30秒 (種類ごとに合計30秒以内) | 1素材あたり2〜15秒 (種類ごとに合計15秒以内) |
| 生成できる動画の長さ | 4〜30秒 | 4〜15秒 |
| 解像度 | 480Pまたは720P | 768Pまたは2K |
| 音声生成 | ||
| 開始・終了フレームの指定 | Frames to Videoで対応 | |
| 得意な制作場面 | シーンをつないだ物語制作 | 音楽に合わせたパフォーマンス表現 |
以下で詳しく見ていきます。
参照素材の数と制御方法の違い
まず大きく異なるのが、1回の生成に使える参照素材の数です。Seedance 2.5は合計50個という圧倒的な素材数を受け付けるのに対し、MiniMax H3は画像9枚・動画3本・音声3件までとなっています。
ただし、素材数が多いほど常に良いというわけではありません。Seedance 2.5の多さは、登場人物が複数いるシーンや、背景・小物・画風まで細かく指定したい場面で活きる設計です。一方のMiniMax H3は、渡された素材同士の関係をひとつの文脈として解釈する能力に強みがあり、少ない素材でも意図を汲み取った生成が期待できます。
キャラクター1人のカットを積み重ねる制作であればMiniMaxの枠でも十分足りるため、扱う素材の量ではなく、シーンにどれだけ多くの要素を盛り込みたいかで判断するのが現実的です。
動画尺と得意な制作場面の違い
生成できる動画の長さは、Seedance 2.5が4〜30秒、MiniMax H3が4〜15秒です。
1カットを長く保てるSeedance 2.5は、会話の応酬や場面の移り変わりなど、複数の展開をひとつのカット内に収めたいときに向いています。30秒あれば、AI漫画動画の1エピソードの起承転結をおおまかに1回の生成で描くことも視野に入ります。
対してMiniMax H3は、短いカットかつステレオ音声の生成に適したモデルです。
Seedance 2.5はシーンを積み重ねる物語制作向き、MiniMax H3は音楽主導の表現向き、と整理できます。楽曲に合わせてカットを刻むMVでは1カットが数秒程度になることも多く、15秒という上限が制作上のボトルネックになりにくいためです。
DomoAI today launched Seedance 2.5 and MiniMax H3 in Omni Reference, giving creators two ways to build longer projects around the same character: scene-by-scene storytelling and music-led performance.
和訳:DomoAIは本日、オムニリファレンスにSeedance 2.5とMiniMax H3をリリースしました。これにより、クリエイターは同一キャラクターを中心とした長編プロジェクトを構築するための2つの方法、すなわちシーンごとのストーリーテリングと音楽主導のパフォーマンスを利用できるようになります。
引用:PR Newswire
長回しで物語を見せたいのか、テンポよくカットをつなぎたいのかが、動画尺から見た選び分けの軸になります。
Seedance 2.5が向いている動画コンテンツ
Seedance 2.5が力を発揮するのは、物語の流れと場面転換が主役になるコンテンツです。代表格が、TikTokやYouTubeショート向けの縦型AI漫画動画、そしてYouTubeで連載形式の展開を狙う漫画動画やAIショートドラマになります。
Letters from the Vanished Man Ep. 6
— DomoAI official (@DomoAI_) August 16, 2026
The Crimson Locker Room
🎞️DomoAI Original Web Comic — Weekly Series
🔗Click the link to create your webcomic with our "Omni Reference" feature.
📷https://t.co/RTQKGP0GsE #DomoAI #webcomics #AIcomics pic.twitter.com/yWE6zXc2Ig
このジャンルで重要なのは、エピソードをまたいでもキャラクターが同じ顔で登場し続けることにあり、参照素材でキャラクターを固定できるオムニリファレンスの仕組みが有効に機能します。1話ごとの構成を絵コンテで設計し、場面転換を含む複数の展開を1回の生成に盛り込めるため、物語の流れを保ったまま制作を進めやすいでしょう。
アスペクト比を9:16に指定すれば縦型、16:9にすればYouTube向けと、同じ素材から配信先に合わせて出し分けられる点も、複数プラットフォームで展開するクリエイターには利点です。
オリジナルキャラクターが登場するブランドムービーのように、物語仕立てで世界観を伝えるプロモーション動画にも適しています。毎週の投稿ペースを保ちたい連載運用では、参照素材を一度組んでしまえば2話目以降も同じ参照素材を活用しやすく、準備の手間を抑えられます。
MiniMax H3が向いている動画コンテンツ
MiniMax H3が向いているのは、音と映像の同期が作品の核になるコンテンツです。
🔥 MiniMax H3 is now live on DomoAI.
— DomoAI official (@DomoAI_) August 18, 2026
One multimodal workflow. Multiple ways to create.
✍️ Text → Video
🖼️ Image → Video
🎵 Audio → Video
🎬 Video → Video
With Omni Reference, combine up to 9 images, 3 videos, and 3 audio references in a single creation.
More creative… pic.twitter.com/0vKd2W4Guo
オリジナル楽曲のMV、バーチャルシンガーやVTuberの歌唱映像、漫画・アニメ作品のキャラクターを主役にしたキャラクターPVなどが該当します。キャラクター設定画で見た目を、参考音声で声質やテンポを指定しながら、楽曲の展開に合わせたカットを一貫した雰囲気で揃えられるためです。
もうひとつ相性が良いのが、キャラクターが商品やサービスを紹介する短尺のSNS広告です。商品画像そのものを参照素材に加えられるため、キャラクターと商品が共演するカットを作れるほか、セリフでの商品説明が中心ならTalking Avatarとの併用も効果的です。
なお、15秒を超える一連の場面を1回の生成で見せたい場合、30秒の動画尺を持つSeedance 2.5が選択肢に入ります。
どちらもオムニリファレンスから利用できるため、同じ制作目的や共通の素材を使いながら、それぞれが対応する設定に合わせて生成結果を比較できます。

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DomoAIの最新モデルをAI漫画動画制作に活用する方法

Seedance 2.5とMiniMax H3の活用先として、いま特に注目されているのがAI漫画動画です。キャラクターの一貫性と場面のつながりが求められるこのジャンルは、2つのモデルの強みが活きる領域といえます。
ここからは、キャラクター準備から完成までの制作工程に沿って、具体的な活用方法を紹介します。
キャラクターシートを参照してキャラクターの見た目をそろえる
活用の起点になるのが、キャラクターシートの準備です。キャラクターシートとは、1人のキャラクターの正面・横・後ろ姿や、喜怒哀楽の表情、衣装のディテールなどを1枚または複数枚にまとめた設定資料を指します。
オムニリファレンスに読み込ませる参照素材としてキャラクターシートを用意しておくと、生成のたびにキャラクターの情報をゼロから伝え直す必要がなくなり、どのカットでも同じ見た目を再現しやすくなります。
ポイントは、動画に登場させたい角度や表情をあらかじめシートに含めておくことです。正面の立ち絵1枚だけを参照させた場合、振り向きのカットや横顔のアップでは情報が足りず、顔立ちが揺れる原因になります。背景のない無地のシートにしておくと、キャラクターの情報だけが伝わりやすくなる点も意識しておきましょう。

複数の登場人物がいる作品では、人物ごとにシートを分けて用意し、シーンに登場するキャラクターの分だけ参照させる運用が基本になります。
背景や画風の参照素材で作品の世界観を統一する
キャラクターと同じくらい作品の印象を左右するのが、背景と画風の統一です。カットごとに背景のタッチや色味がバラバラだと、同じ作品のシーンとして成立しなくなってしまいます。
オムニリファレンスでは参照素材の枠をキャラクター以外にも使えるため、舞台となる教室や街並みのイラスト、目指したい画風のサンプルを一緒に読み込ませることで、作品全体のトーンをそろえられます。

例えば、キャラクターシートとともに以下の画像を追加し、プロンプトで指示をします。
画像1のキャラクターシートの女の子が、画像2の教室に座っている。画像3の水彩タッチの画風で統一。夕方の光の中で頬杖をついて外を眺める。カメラは正面からゆっくり寄る。


生成された動画は以下のとおりです。
この使い方が活きるのが、同じ場所を異なる条件で描くシーン展開です。同じ教室の朝と夕方、同じ街角の晴れと雨といったバリエーションを、舞台の構造は保ったまま生成できれば、時間経過や心情の変化を背景で語る漫画的な演出が可能になります。
参照素材の数に余裕があるSeedance 2.5なら、キャラクターシートと背景・画風の素材を多く同時に読み込ませられるため、世界観の管理はしやすいでしょう。素材数を絞る必要があるMiniMax H3では、そのシーンの主役となる要素から優先して参照させるのがコツです。
漫画のコマや絵コンテをキーフレームとして動画化する
AI漫画動画ならではの強みは、漫画のコマや絵コンテという完成された設計図がすでに手元にあることです。この設計図を、動画生成の指示書としてそのまま活用しましょう。
制作の手順としては、まず動画化したいシーンのコマを時系列に並べ、どこからどこまでを1カットにするかを区切ります。そのうえで、カットの起点と終点にあたるコマをキーフレームとして指定すれば、コマとコマの間の動きが補われた映像が得られます。

開始フレームや終了フレームは、プロンプトで以下のように指定します。
入力プロンプト:
画像1がキャラクターシート、画像2が画風、画像3が開始フレーム。開始フレームの構図から、女の子がハッと目を覚まして顔を上げ、周囲を見回す。画像4の夕焼けに染まった無人の教室に誰もいないことに気づき、目を見開いて青ざめ、絶望の表情になる。夕方のオレンジ色の光。柔らかいアニメ風。カメラは彼女の顔にゆっくり寄る
このときに意識したいのが、1カットに詰め込む展開を欲張らないことです。キャラクターが振り向いて、走り出して、転んで、立ち上がるという4つの動作を1回の生成に任せるより、2カットに分けて生成するほうが破綻は起きにくくなります。
プロンプトではコマに描かれていない情報、つまりカメラの寄り引きや動きのスピード感、コマ間で何が起こるのかを言葉で補うと、絵コンテの意図に近い映像に仕上がります。
セリフや音声を組み合わせて会話シーンを作る
キャラクター同士の会話は、AI漫画動画の中でも需要の大きいシーンです。
オムニリファレンスでは音声も参照素材として扱えるため、キャラクターに割り当てたい声のサンプルを読み込ませ、声質やテンポを映像に反映させられます。自分で収録したボイスや、利用許諾のある音声素材を参照させれば、キャラクターのイメージに合った声で話すカットを生成できます。
会話シーンで大切なのは、誰がいつ話すかをプロンプトで明確に指定することです。2人のキャラクターが登場するカットであれば、どちらのセリフなのか、話していない側はどんなリアクションをするのかまで言葉で補うと、掛け合いの噛み合った映像になりやすくなります。
長い会話劇を1カットで生成しようとすると口の動きと音声のズレが目立ちやすいため、セリフの応酬は短いカットに分割し、切り返しのカットとして繋ぐ構成が現実的です。
漫画の吹き出しの応酬をカット割りに置き換える感覚で設計するとよいでしょう。
短いカットをつないで1本の動画コンテンツに仕上げる
最後の工程は、生成したカットを1本の作品にまとめる編集作業です。
ここまでの流れで作った各カットは、参照素材によってキャラクターと世界観がそろっているため、つなぎ合わせたときに1つの作品としての統一感が生まれます。編集の際は、まずシーンの順番どおりにカットを並べ、カット間のつなぎ目で違和感が出る箇所を確認しましょう。
もし前後のカットでキャラクターの立ち位置や明るさが噛み合わない場合は、間に別アングルのカットを挟むか、該当カットだけ参照素材やプロンプトを調整して再生成すると自然につながります。BGMやセリフを後から乗せる場合は、生成時の音声をオフにするか、音声を差し替える前提でカットを揃えておくと編集がスムーズです。
1回の生成で完璧な1本を目指すのではなく、短いカットの生成と選別を繰り返しながら組み上げていくことが、現状のAI動画制作における高い完成度への近道といえます。
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DomoAIの既存機能と組み合わせて動画のクオリティを高める

オムニリファレンスでの生成は、DomoAIの既存機能と組み合わせることで前後の工程まで一貫して仕上げられます。素材準備・演出追加・高画質化の3つの場面を紹介します。
AI画像生成・画像編集でキャラクターや背景の素材を準備する
参照素材となるキャラクターシートや背景イラストは、DomoAIのAI画像生成・画像編集機能で用意できます。画像生成ではテキストからキャラクターデザインや背景を作成でき、アイデア段階から素材づくりを始められます。

すでに手描きのキャラクターがいる場合は、画像編集機能で表情違いや角度違いのバリエーションを展開したり、背景を消してキャラクターだけを切り出したりと、参照素材として使いやすい形に整えられます。参照用の素材は、アップロードする前に画像編集機能で整えておくと、キャラクターの情報が正確に伝わり生成結果が安定しやすくなります。
DomoAI内で素材を準備するメリットは、生成した画像をそのままオムニリファレンスへ引き継げる手軽さにあります。外部ツールとのファイルのやり取りを挟まずに、素材づくりから動画生成までをひとつの環境で回せるため、修正と再生成のサイクルも速くなります。
Talking Avatarで会話シーンにリップシンクを追加する
セリフ主体のシーンをより丁寧に作り込みたい場合は、リップシンク機能のTalking Avatarとの併用が有効です。
Talking Avatarは、キャラクター画像に話す動きを加え、音声に合わせて口元を同期させた動画を生成する機能です。自分で用意した音声をアップロードできるほか、DomoAIのText to Speech(音声読み上げ)で生成した音声も利用できます。

Text to Speech(音声読み上げ)では声の選択やクローン、感情タグなどを設定できるため、セリフの雰囲気を調整してからTalking Avatarでリップシンクさせる使い方も可能です。
オムニリファレンスとの役割分担を意識すると使いどころが明確になります。シーン全体の動きや演出はオムニリファレンスで生成し、キャラクターの顔がアップになる重要なセリフのカットはTalking Avatarで作る、という組み合わせです。
口元の同期精度が求められるカットを専用機能に任せることで、会話シーンの説得力を一段引き上げられます。
アップスケーラーで完成した動画を高画質化する
オムニリファレンスの出力解像度は、Seedance 2.5の場合で480Pまたは720Pと、既存機能より低めに設定されています。SNS投稿では実用的な範囲ですが、YouTubeでの公開や大きな画面での視聴を想定するなら、仕上げに高画質化の工程を挟みましょう。
DomoAIのアップスケール機能を使えば、生成した動画の解像度を後から引き上げられます。大きな書き出しサイズが必要な場合は、生成後にVideo Upscalerで仕上げる流れが基本です。生成と高画質化を別の工程として分けておくことで、モデルごとの出力の違いにも柔軟に対応できます。
編集でカットをつなぎ終えた完成版に対して最後にアップスケールをかければ、各カットに個別に処理する手間も省けます。低解像度で試作を繰り返してカットを固め、完成が見えた段階で高画質化するという順序にすると、クレジット消費の面でも無駄がありません。
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DomoAIでSeedance 2.5とMiniMax H3を使う際の注意点

最新モデルを快適に活用するために、事前に知っておきたい3つの注意点を解説します。
モデル本体の仕様とDomoAI上で使える仕様は異なる
Seedance 2.5とMiniMax H3について調べると、開発元が公表しているモデル本体の仕様と、DomoAIのオムニリファレンス上で実際に選択できる仕様が異なる場面に出会います。
たとえばSeedance 2.5は、モデル本体の仕様としては初回生成後の継続生成といった機能も公表されていますが、オムニリファレンス上ではそのような機能まで開放されていません。
ホスティングされたサービスでは、基盤モデルが持つすべての機能や設定が開放されるとは限らず、SNSや海外メディアで紹介されているモデルのスペックを鵜呑みにして制作計画を立てると、いざDomoAIで生成する段階で想定した設定が選べないという食い違いが起こりえます。
制作前には、オムニリファレンスの生成画面で実際に選択できる動画尺・解像度・参照素材の枠を確認し、その範囲を前提に絵コンテやカット割りを設計するようにしましょう。
クレジット消費量は生成条件によって変わる
オムニリファレンスでの生成に必要なクレジットは、固定ではありません。アップロードする参照素材の量、生成する動画の長さ、選択する解像度によって消費量が変動する仕組みで、条件を盛り込むほど1回あたりのコストは大きくなります。
消費されるクレジット数は生成前に生成ボタン上へ表示されるため、実行前に必ず確認する習慣をつけましょう。特にAI漫画動画のように多くのカットを生成する制作では、1カットあたりの条件設定が全体のコストを大きく左右します。
今回の生成でも、以下のように設定によって70〜935クレジット消費されました。



たとえば構図やキャラクターの動きを検証する試作段階では短い尺・低解像度で生成し、内容が固まったカットだけを本番の条件で生成し直すという段階的な進め方が、クレジットの無駄を抑えるうえで効果的です。
プランごとの月間クレジット数や追加購入の条件は変わる可能性があるため、本格的に制作へ取り組む前に料金ページで最新の内容を確認しておくと安心です。

既存キャラクターや画風・音声の権利に配慮する
参照素材を自由に読み込ませられるということは、他者の権利物を素材にできてしまうことも意味します。既存のアニメ・漫画のキャラクター画像、特定の作家の画風を再現するための作品画像、市販楽曲やアーティストの声などを参照素材に使うと、著作権や肖像権、パブリシティ権の侵害につながるおそれがあります。
生成した動画を収益化するAI漫画動画や広告用途では、権利トラブルが作品の削除やアカウントの停止だけでなく、法的な責任問題に発展するリスクも否定できません。参照素材には、自分で制作したオリジナルキャラクター、利用許諾を得た素材、商用利用可能なライセンスが明示された素材のみを使うことを徹底しましょう。
DomoAIで生成したコンテンツはユーザーに帰属し商用利用も可能ですが、それは入力素材の権利が問題ないことが前提です。安心して発表・収益化できる作品づくりのためにも、素材の出どころの管理は制作フローの一部として組み込んでおきましょう。
お客様は、生成したコンテンツの著作権所有権を保持し、商業目的で使用することができます。ただし、かかる使用がすべての適用法、規制、および第三者の権利に準拠している場合に限ります。生成コンテンツの商業的利用が知的所有権を侵害したり、法律に違反したり、契約上の義務に違反したりしないことを確認する責任は、お客様が単独で負うものとします。
引用:サービス規約| Domo AI

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DomoAIのSeedance 2.5とMiniMax H3に関するよくある質問

最後に、Seedance 2.5とMiniMax H3についてよくある質問と回答をまとめます。
Seedance 2.5とMiniMax H3は無料で試せますか?
はい、新規登録ユーザーには30クレジットが付与されるため、オムニリファレンスを無料で試せます。
継続して利用する場合は、有料プランへのアップグレードやクレジットの追加購入が必要です。
Seedance 2.5とDomoAI 2.5は同じモデルですか?
いいえ、別のモデルです。
Seedance 2.5はByteDanceが開発した外部モデルで、オムニリファレンス専用です。
DomoAI 2.5はDomoAI独自のモデルで、Image to Videoで動作します。
Image to Videoなどの既存機能でも2つの最新モデルを使えますか?
MiniMax H3はフレームから動画へでも利用できますが、Seedance 2.5が使えるのはオムニリファレンスのみです。
フレームから動画へでは、開始フレームと終了フレームを指定して動画を生成できます。
DomoAIで生成した動画は商用利用できますか?
はい、DomoAIで生成されたコンテンツは商用利用が可能で、生成物はユーザーに帰属します。
ただし、法令や第三者の権利に準拠していることが条件で、権利侵害がないかを確認する責任はユーザー側にあります。
お客様は、生成したコンテンツの著作権所有権を保持し、商業目的で使用することができます。ただし、かかる使用がすべての適用法、規制、および第三者の権利に準拠している場合に限ります。生成コンテンツの商業的利用が知的所有権を侵害したり、法律に違反したり、契約上の義務に違反したりしないことを確認する責任は、お客様が単独で負うものとします。
引用:サービス規約| Domo AI
アップロードした画像や音声などのデータは安全ですか?
アップロードした画像・動画などのユーザーコンテンツは、サービス提供のために収集・処理されます。
また、Seedanceなど第三者のAIモデルを利用する場合、生成に必要な素材がモデル提供元へ送信されることがありますが、個々のユーザーコンテンツが明示的な同意なくAIモデルの学習に使用されることはないとされています。
第三者AIモデルを利用する機能を選択した場合、DomoAIは、リクエストの処理に必要なコンテンツと設定(プロンプト、アップロードした画像・動画・音声、参照メディア、生成パラメータを含みます)を、そのモデルの提供者に送信することがあります。
引用:プライバシーポリシー | Domo AI
当社は、AIモデルおよびサービスを改善するために、ユーザーインタラクションから集められた匿名化されたデータを使用する場合があります。個々のユーザーコンテンツは、個々のユーザーを特定できない匿名化および集約された形式を除き、明示的な同意なしにトレーニングに使用されることはありません。
引用:プライバシーポリシー | Domo AI
詳しいデータの取り扱いは、プライバシーポリシーを確認してください。
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まとめ
本記事では、DomoAIの新機能オムニリファレンスで利用できるSeedance 2.5とMiniMax H3について、機能や違い、AI漫画動画制作への活用方法を解説しました。
最大50個の参照素材と30秒の動画尺で物語制作を支えるSeedance 2.5と、映像と音声を同時に生成し音楽表現に強いMiniMax H3は、それぞれ得意分野の異なるモデルです。
参照素材でキャラクターの見た目を固定できるようになったことで、AI動画生成は1枚のイラストを動かす段階から、同じキャラクターが活躍する物語をつくる段階へと進化しました。キャラクターシートの準備から絵コンテの動画化、既存機能と組み合わせた仕上げまで、制作の全工程をDomoAIの中で完結できます。
どちらのモデルも同じ画面から切り替えて試せるため、まずは無料枠を活用して、自分の作りたい動画コンテンツとの相性を確かめてみてください。
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