
Plaud Note Pro Flow Editionは、録音をスマホへ転送して使う前提で作られたPlaud Note Proの新モデルです。通常モデルとの違いはマイクと本体ストレージの2点で、価格はFlow Editionのほうが安くなっています。iPhoneでこまめに転送するならFlow Edition、Androidで使う人や録音を本体に長くためたい人は通常モデルがおすすめです。
Plaud Note Pro Flow Editionとは?特徴と発売日・価格
Plaud Note Pro Flow Editionは、本体ストレージを録音の一時保存用にしたPlaud Note Proのモデルです。カード型の本体や録音の機能は、通常モデルと同じです。
録音後の転送を前提に作られたカード型AIレコーダー
Plaud Note Pro Flow Editionは、カード型のAIボイスレコーダーです。本体で録音した音声をスマホのPlaudアプリへ送り、文字起こしと要約を作ります。Flow Editionは自動転送を前提に設計されたモデルで、本体のストレージは録音をアプリへ送るまでの一時保存に使います。

録音できる場面は、対面の会話・オンライン会議・通話の3つです。スマートデュアルモード録音で通話と対面を自動で見分け、文字起こしは112種類以上の言語に対応しています。PCのオンライン会議は、無料のPlaud Desktopを使えば会議にボットを入れずに録音できます。

同梱物は本体・MagSafeケース・MagSafe対応リング・充電ケーブルの4点です。Appleの「探す」にも対応しているので、本体を置き忘れたときもiPhoneから探せます。
発売日・価格・購入できる場所
Plaud Note Pro Flow Editionの発売日・色と、公式ストアで買える年間プランとのセットの価格を次の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月29日 |
| 色 | ブラック・シルバー |
| 本体価格 | 29,700円 |
| 年間プロプランとのセット | 46,500円 |
| 年間無制限プランとのセット | 69,700円 |
| 主な販売先 | 公式サイト・Amazon・楽天市場 家電量販店:エディオン・ビックカメラ・ヤマダデンキ・ヨドバシカメラ(店舗で取り扱いが異なる) |
公式ストアでは、Plaud Note Proの商品ページの「モデル」でFlow Editionを選びます。公式ストアで買うと、30日間の返品保証と1年間の製品保証が付きます。(2026年11月時点)

Amazon・楽天市場・家電量販店を含めた購入先ごとの違いは、次の記事で比べています。

Plaud Note Pro Flow Editionと通常モデルの違い
Plaud Note Pro Flow Editionと通常モデルの違いは、マイクと本体ストレージの2点です。価格はFlow Editionのほうが安く、自動転送を含むそのほかの機能・仕様は2製品で共通です。
スペック比較表で見る2製品の違い
公式ストアのスペックをもとに、Plaud Note Pro Flow Editionと通常モデルのPlaud Note Proを並べた表です。性能と仕様で値が違うのはマイクと本体の保存容量の2行で、価格も異なります。
| 項目 | Plaud Note Pro Flow Edition | Plaud Note Pro |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 29,700円 | 30,800円 |
| マイク | MEMSマイク ×4 S/N比68 dB AI指向性収音技術 | MEMSマイク ×4 AI指向性収音技術 |
| 本体の 保存容量 | 512MB (転送までの一時保存) | 64GB |
| 自動転送 | 対応(iPhoneのみ) | 対応(iPhoneのみ) |
| 録音範囲 | 最大5m (音声強化モード時) | 最大5m (音声強化モード時) |
| 連続録音 | 音声強化: 最大30時間 長時間駆動: 最大50時間 | 音声強化: 最大30時間 長時間駆動: 最大50時間 |
| 待機 | 最大60日間 | 最大60日間 |
| サイズ | 85.6×54.1× 2.99mm | 85.6×54.1× 2.99mm |
| 重さ | 30g | 30g |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
違いはマイクと本体ストレージの2点
1つ目の違いはマイクです。Flow EditionはS/N比68 dBのMEMSマイクを4基備え、ノイズを抑えてよりクリアに収録できる設計です。通常モデルのS/N比は商品ページのスペックに載っていないため、数値では比べられません。
2つ目は本体ストレージです。Flow Editionのストレージは録音をためておく場所ではなく、アプリへ送るまでの一時保存用で、容量も通常モデルよりずっと小さくなっています。
価格はFlow Editionのほうが1,100円安く、公式ストアの年間プランとのセットでも同じ1,100円の差です。マイクが新しくなったうえで価格が下がっているので、本体に録音をためない人にとってはFlow Editionを選ぶ理由になります。
Plaud NoteやNotePin Sを含むPlaud製品全体の比較と、Plaud Oneとの違いは、それぞれ次の記事で解説しています。


自動転送は通常モデルでも使える
自動転送はFlow Editionだけの機能ではなく、通常モデルのPlaud Note Proでも使えます。自動転送は、本体がスマホの近くにあるとき、録音をバックグラウンドでアプリへ送る機能です。Plaudアプリを開かなくても録音が届く仕組みです。
ただし自動転送は、通常モデルも含めて現在はiOS(iPhone)だけの対応です。(2026年11月5日時点)
通常モデルで自動転送を使うには、iPhoneのPlaudアプリをv3.23.0以降に、本体のファームウェアをv1.6以降にしておく必要があります。どちらのモデルでも、自動転送はアプリで自分でオンにします。
2製品の違いは、自動転送を使えるかどうかではなく、本体が自動転送を前提に作られているかどうかです。Flow Editionは録音のたびにアプリへ送るのが基本の使い方で、最新バージョンのPlaudアプリでのみ使えます。
録音後の転送と文字起こし・要約が自動で進む流れ
自動転送をオンにすると、録音はアプリを開かなくても転送され、新規録音の自動要約がオンなら文字起こしと要約まで続きます。どちらの設定もPlaudアプリで行います。
録音を止めてからスマホに届くまで
録音を止めると、iPhoneの近くにある本体からPlaudアプリへ録音が届きます。新規録音の自動要約がオンなら、続けて文字起こしと要約が自動で作られ、ファイル名が付いてタイトルが通知で届きます。自動要約は初期設定でオンです。
Wi-Fiを使う高速転送は、大きな録音を急いで送りたいときに自分で選ぶ別の方法です。
録音の始め方やアプリの基本の操作は、通常モデルと同じです。Plaud Note Proの使い方は次の記事で解説しています。

自動転送をオンにする手順
自動転送は、Plaudアプリの「Transfer to App」から「Bluetooth 転送」に進んでオンにします。下の画像は公式ヘルプの英語表示の画面で、「Bluetooth 転送」は「Bluetooth Transfer」、「自動転送」は「Auto-transfer」と表示されています。
「Bluetooth 転送」を開き、「自動転送」のスイッチをオンにします。位置情報の利用を求められたら「常に許可」を選んでください。

位置情報の扱いは、公式ヘルプに次のとおり書かれています。
位置情報へのアクセスを求められたら、バックグラウンドでデバイスを検出できるよう 常に許可 を選択します。位置情報は保存されず、ほかの目的にも使用されません。
出典:Plaud公式ヘルプ「ファイルを転送する」
「自動転送」のスイッチが出ないときは、Plaudアプリと本体のファームウェアを更新します。
自動要約をオフにしたいとき
新規録音の自動要約は、文字起こしと要約をまとめて自動で作る設定で、処理には通常どおりプランの文字起こし時間が消費されます。文字起こしだけを個別にオン・オフする設定はありません。オフにすると文字起こしも要約も自動では作られず、ファイルごとに手動で生成する形に変わります。
切り替える場所は、ホーム画面の左上のメニューから開く[設定]の[利用設定]です。下の画像は公式ヘルプの英語表示の画面で、[設定]は「Settings」、[利用設定]は「Preferences」、[新規録音の自動要約]は「Auto-summarize new recordings」と表示されています。



本体ストレージ512MBで気をつけたいこと
Flow Editionの本体ストレージは、録音を長くためておく用途には向きません。保存できる量、録音が本体に残る条件、Androidでの転送のしかたを知っておくと、使い始めてから迷わずに済みます。
保存できるのは標準の録音品質で約30時間分
本体の512MBに保存できるのは、標準の録音品質で約30時間分です。スペック表の連続録音時間(長時間駆動モードで最大50時間)は、バッテリーで動き続けられる時間の目安を示す数字です。本体に保存できる時間を示すものではないので、2つの数字を混同しないようにしましょう。
自動転送が働いていれば、録音が終わるたびにアプリへ送られ、本体の空きが確保されます。保存できる量を気にするのは、転送しないまま録音を重ねる場合です。
転送が終わるまで録音は本体に残る
録音がアプリへ転送されると、本体からは削除される仕様です。転送が完了しなかった録音は本体に残り、次にアプリと接続したときに転送されます。
スマホの再起動やバッテリー残量の低下などで、バックグラウンドの転送が一時的に行われないことがあります。その場合も、Plaudアプリを開いて本体と接続すれば転送できます。
USBではファイルを取り出せず、USBは充電専用です。録音はBluetoothかWi-Fiでアプリへ送る必要があります。
AndroidではアプリとつないでBluetoothで転送する
自動転送は現在iPhoneだけの機能で、Androidは今後対応予定です。AndroidでもPlaudアプリと本体をBluetoothでつなげば、通常の転送で録音をアカウントへ送れます。アプリを開いて接続すると転送が自動で始まるので、録音のあとにアプリを開く操作が加わります。
Flow Editionと通常モデルの選び方
iPhoneで録音のたびに要約を見たいならFlow Edition、Androidや録音をためて持ち歩く使い方なら通常モデルが合います。すでに通常モデルを持っている人は、自動転送のためだけに買い替えなくてかまいません。
iPhoneで録音後すぐ要約を見たいならFlow Edition
Flow Editionが合うのは、iPhoneを使っていて、録音が終わったらアプリで要約を確かめたい人です。自動転送と自動要約をオンにしてスマホを本体の近くに置いておけば、録音のたびに転送・文字起こし・要約まで進むため、本体の容量を気にする場面は少ないでしょう。
会議や打ち合わせの多くをスマホの近くで録音し、録音を本体に残しておく必要が無いなら、Flow Editionの一時保存のストレージで足ります。転送を前提に使うなら、従来のPlaud Note Proより高精度なマイクを積み、価格も安いFlow Editionを選ぶのがおすすめです。
Androidや録音をためて持ち歩くなら通常モデル
Androidで使う人と、スマホから離れた場所で録音することが多い人には、通常モデルが合います。Androidでは現時点で自動転送が使えず、アプリを開いて本体と接続したときに録音が転送されます。(2026年11月5日時点)
出張先や現場で1日に何本も録音し、あとでまとめて転送したい場合も、本体に録音をためておける通常モデルなら容量の心配が減ります。通常モデルのPlaud Note Proの使い心地は、次のレビュー記事で紹介しています。

通常モデルを持っている人の買い替えは急がなくてよい
通常モデルのPlaud Note Proを持っているなら、自動転送を使うためだけに買い替える必要はありません。Plaudアプリと本体のファームウェアを更新すれば、通常モデルでもiPhoneで自動転送を使えます。
Flow Editionで変わったのはマイクと本体ストレージなので、買い替えるかどうかは、収音性能の向上をどこまで求めるかで決めることになります。録音をためられる容量が小さくなる点も、買い替える前に考えておきたいところです。
購入するときのクーポンやセールの情報は、次の記事にまとめています。

購入前に確認したい無料枠と録音の同意
Flow Editionも通常モデルと同じAIプランで使え、無料のプランにも毎月の文字起こし枠があります。録音する前には、参加者への伝え方も決めておきましょう。
文字起こしの無料枠はどの機種も毎月300分
無料のStarterプランでは毎月300分まで文字起こしができ、この枠は本体の種類で変わりません。
枠が足りないときは、毎月1,200分のProか、無制限のUnlimitedに切り替えます。プランごとの料金は次の記事で解説しています。

録音前に参加者へ伝える
会議や打ち合わせを録音するときは、録音を始める前に参加者へ伝えておきましょう。法令で必要な場合は、録音前にすべての参加者の同意を得ます。
自動要約がオンだと、録音から文字起こしと要約も自動で作られます。録音していることに加えて、AIで文字起こし・要約することも合わせて伝えておくと、相手も判断しやすくなります。
Plaud Note Pro Flow Editionのよくある質問
Plaud Note Pro Flow Editionを買う前に出やすい、対応するスマホ・無料プラン・使い方の質問に答えます。
Plaud Note Pro Flow EditionはAndroidでも使えますか?
はい、Androidでも使えますが、自動転送は使えません。
Androidでできるのは、Plaudアプリを開いて本体とBluetoothでつなぎ、録音を転送することです。転送した録音は、アプリで文字起こしや要約に使えます。
できないのは、アプリを開かずに録音を送る自動転送です。自動転送は通常モデルも含めて現在iPhoneだけの対応で、Androidは今後対応予定です。転送のしかたはAndroidでの転送の節で説明しています。
Plaud Note Pro Flow Editionは無料プランでも使えますか?
はい、無料のStarterプランでも使えます。
無料枠は文字起こしの無料枠の節で説明しています。
Plaud Note Pro Flow Editionの使い方は通常モデルと同じですか?
はい、録音してアプリで文字起こし・要約を見る使い方は通常モデルと同じです。
違うのは本体の保存容量が転送までの一時保存用で、こまめな転送を前提にしている点です。容量の注意点は本体ストレージの節で説明しています。Flow Editionは最新バージョンのPlaudアプリでのみ使えるので、使い始める前にアプリを更新しておきましょう。
まとめ
Plaud Note Pro Flow Editionと通常モデルの違いは、マイクと本体ストレージの2点です。Flow Editionは「自動転送を前提にした、録音を長くためないモデル」と考えると選びやすくなります。
iPhoneで録音のたびに要約まで受け取りたい人にはFlow Edition、Androidや録音を本体に長くためる使い方には通常モデルが合います。

