
会議と通話を録るならPlaud Note Pro、身に着けて対面会話を録るならPlaud NotePin Sが向いています。Plaud Note・Plaud NotePinも含めて全製品を比較し、違いや選び方、本体価格と月額料金を解説します。同じ会話を録音した4機種の文字起こし結果も判断材料です。
Plaud全製品を比較|種類・価格・録音性能の一覧表
Plaudは、音声を本体で録音し、アプリやWebで文字起こし・要約を行うAIボイスレコーダーです。カード型とウェアラブル型では、録音できる場面と装着方法が異なります。
本体価格と録音する場面を比較
本体単品の税込通常価格と、主な録音用途・最適収音範囲・録音モードを比較します。対面だけか通話も録るかを決めると、用途に合う製品を選びやすくなります。
| 製品 | 画像 | 本体価格(税込) | 公式サイト | 主な用途 | 最適 収音範囲 | 録音モード |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Plaud Note Pro | ![]() | 30,800円 | 公式サイト | 会議・商談・スマートフォン通話 | 最大5m | 通話/対面を自動切替 |
| Plaud Note | ![]() | 27,500円 | 公式サイト | 近距離の会話・スマートフォン通話 | 最大3m | 通話/対面を手動切替 |
| Plaud NotePin S | ![]() | 28,600円 | 公式サイト | 身に着けて対面会話を録音 | 最大3m | 対面録音のみ |
| Plaud NotePin | ![]() | 27,500円 | 公式サイト | 身に着けて対面会話を録音 | 最大3m | 対面録音のみ |
本体の価格差と、録音後に使うAIプランの料金は別です。高い本体を選んでも、無料の文字起こし枠が増えるわけではありません。月間の文字起こし時間でAIプランを選び、録る場所や通話の有無で本体を選ぶと整理できます。
2026年10月29日には、Plaud Note Proの新しいモデルPlaud Note Pro Flow Editionが発売されました。通常モデルとの違いはマイクと本体ストレージで、価格は29,700円(税込)です。詳しくは次の記事で解説しています。

本体の大きさ・操作・バッテリーを比較
本体で録音状態を見たいならディスプレイ、机がない場所で使うなら重さと装着方法が判断材料になります。連続録音時間は満充電時の仕様値で、今回の比較で測定した値ではありません。
| 製品 | サイズ・重さ | マイク構成 | 録音ボタン | 本体ハイライト | ディスプレイ | Apple「探す」 | バッテリー・連続録音・待機 | 転送 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Plaud Note Pro | 85.6×54.1×2.99mm 30g | MEMS×4 VPU×1 | 物理ボタン | 短押し | AMOLED搭載 | 500mAh 音声強化:最大30時間 長時間駆動:最大50時間 待機:最大60日 | Bluetooth(BLE 5.4) Wi-Fi:2.4/5GHz | |
| Plaud Note | 85.6×54.1×2.99mm 30g | MEMS×2 VPU×1 | 物理ボタン | 短押し | 画面なし | 400mAh 録音:最大30時間 待機:最大60日 | Bluetooth(BLE 5.2) Wi-Fi:2.4GHz | |
| Plaud NotePin S | 51×21×11mm 17.4g(マグネットピンなし) | MEMS×2 | 物理ボタン | 短押し | 画面なし | 320mAh 録音:最大20時間 待機:最大40日 | Bluetooth(BLE 5.2) Wi-Fi:2.4GHz | |
| Plaud NotePin | 51×21×11mm 16.6g(マグネットピンなし) | MEMS×2 | 感圧ボタン | 画面なし | 270mAh 録音:最大20時間 待機:最大40日 | Bluetooth(BLE 5.2) Wi-Fi:2.4GHz |
ローカルストレージは全機種64GBです(Plaud Note Pro Flow Editionは512MB)。Apple「探す」は対応製品で設定が必要で、Plaud Note Proはファームウェア1.5以降が必要になります。
装着方法と付属品を比較
Note系はマグネットケースでスマートフォン背面に取り付けるほか、単体で机に置いて使えます。NotePin系は服や身体に装着でき、首掛けや腕付けのアクセサリーが標準で付くかどうかが異なる点です。
| 製品 | 装着方法 | 標準セットの主な付属品 |
|---|---|---|
| Plaud Note Pro | スマートフォン背面 単体使用 | マグネットケース マグネットリング 充電ケーブル |
| Plaud Note | スマートフォン背面 単体使用 | マグネットケース マグネットリング 充電ケーブル |
| Plaud NotePin S | マグネットピン クリップ 首掛け 腕付け | マグネットピン クリップ ネックストラップ リストバンド 充電ドック 充電ケーブル |
| Plaud NotePin | マグネットピン クリップ 別売アクセサリーで首掛け 腕付け | マグネットピン クリップ 充電ドック USB-C充電ケーブル |
購入先やセットによって、付属品と総額が変わることがあります。首掛けと腕付けを初めから使いたいなら、追加購入をせずに装着方法を試せるPlaud NotePin Sが選びやすい構成です。
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Plaud Note ProとPlaud Noteの違いを比較
Plaud Note ProとPlaud Noteは、どちらも通話と対面録音に対応するカード型です。上位モデルでは、収音範囲と録音モードの自動切替、本体画面の有無が変わります。
収音性能・録音モード・本体画面の違い
Plaud Note Proは2025年10月14日に国内販売を開始したPlaud Noteシリーズの上位モデルです。先行するPlaud Noteは、日本では2023年10月に販売が始まりました。
Plaud Note Proは、離れて座る参加者がいる会議室を想定する人に向いています。マイク数が2つ増え、最適収音範囲も3mから5mへと広がりました。
Plaud Note Proのスマートデュアルモードは、対面録音と通話録音を自動で切り替えます。Plaud Noteはモードを手動で切り替えるため、電話と対面商談が続く日は切替の確認が必要です。

Plaud Note ProのAMOLEDディスプレイは、本体で録音状態を確認したい人にも向いています。スマートフォンを開く前にレコーダーの状態を見たいかどうかで、画面の必要性を判断しましょう。

追加費用を払う価値と買い替えの判断
通話録音に対応するカード型を安くそろえるならPlaud Note、距離と操作の手間を重視するならPlaud Note Proです。本体通常価格の差は3,300円で、同じAIプランを使う限り、機種によるサブスク料金の差はありません。
近距離の打ち合わせが中心で、録音モードを手動で選ぶことに支障がなければ、Plaud Noteを選ぶ理由があります。広めの会議室で使う、充電間隔を長くしたい、本体画面を必要とするといった条件が重なる場合は、Plaud Note Proを優先するとよいでしょう。
Plaud Noteをすでに使っている人は、AI機能だけを理由に買い替える必要はありません。同じアプリ側の機能を使うため、録音の取りこぼしやモード切替、画面の必要性に不満があるかで判断できます。

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Plaud NotePin SとPlaud NotePinの違いを比較
Plaud NotePin SとPlaud NotePinは、どちらも身に着けて対面会話を録音する製品です。違いは録音ボタン、本体ハイライト、付属アクセサリーと重さにあります。
録音ボタン・ハイライト・付属品の違い
Plaud NotePinの通常版は2025年5月24日に国内販売を開始しました。Plaud NotePin Sは2026年3月23日に国内発売した後発モデルで、操作方式は感圧式から物理ボタンへ変わりました。
Plaud NotePin Sは、長押しで録音を開始し、録音中の短押しで重要な発言をハイライトとして残せます。商談条件や現場で出たタスクに目印を付けたい人は、本体でハイライトを残せるかを選ぶ基準にできます。
Plaud NotePinは本体のハイライトに非対応ですが、アプリ側のハイライト入力とは別の制限です。「本体で押せない」ことと、AIプランの全機能が使えないことを混同しないようにしましょう。
Plaud NotePin Sは、クリップ・マグネットピンに加えて、ネックストラップとリストバンドを同梱します。装着方法は好みだけでなく、作業中にレコーダーが衣服へ当たらないか、相手の声を拾える位置かでも選ぶとよいでしょう。


追加費用を払う価値と買い替えの判断
新しくウェアラブル型を買うなら、物理ボタンと付属品を重視してPlaud NotePin Sを選ぶ理由があります。Plaud NotePinとの本体通常価格の差は1,100円です。必要なアクセサリーを後から追加する場合は、本体だけの差額で比べないようにしましょう。
軽さを優先し、クリップかマグネットピンで使うだけならPlaud NotePinも候補です。両機種は最適収音範囲と連続録音時間が同じなので、Sを選ぶ理由は録音時間の大幅な延長ではなく、操作と装着の選択肢にあります。
Plaud NotePinをすでに持ち、録音の開始・停止に困っていない人は、急いで買い替える必要はありません。重要発言を本体でマークしたい、感圧操作が自分に合わないといった不満がある場合に、Plaud NotePin Sを検討できます。
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Plaud Note ProとPlaud NotePin Sの違いと選び方
Plaud Note ProとPlaud NotePin Sは、単純な上位・下位の関係ではありません。通話を録るか、机に置けるか、身に着けて動くかで向いている製品が分かれます。
会議室・電話対応ならPlaud Note Pro
スマートフォンの通話を専用モードで録音したいなら、Plaud Note ProかPlaud Noteを選びます。NotePin系には通話録音モードがなく、電話のためにSを選ぶことはできません。
Plaud Note Proは、会議室の机に置いて複数人を録音する用途や、電話と対面の両方を記録する仕事に向いています。座席が離れている場面では、最適収音範囲の広さも選択理由になります。
イヤホン経由の音声やPC会議の録音は、スマートフォン本体の通話録音と同じ条件ではありません。PC上のオンライン会議を録る場合は、全機種の購入者が使えるPlaud Desktopも候補です。
立ち話・現場ヒアリングならPlaud NotePin S
机にレコーダーを置けない現場や、相手と移動しながら話す用途ならPlaud NotePin Sが向いています。服や身体に装着できるため、録音機を手に持つことが作業の邪魔になる場面で選びやすい製品です。
身に着ける場合は、自分と相手との距離を考えて位置を決めます。服の内側やバッグの中へ隠すように入れるよりも、マイクが衣服に触れにくく、相手の声が届く位置を取ることが大切です。
Plaud NotePin Sは対面録音の持ち歩きやすさ、Plaud Note Proは机上と通話での録音を重視した製品です。「どちらのAIが賢いか」よりも、「普段どこで録音するか」を先に決めましょう。
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Plaud全製品の文字起こし精度を実測比較
同じ会話を録音した結果を、4機種共通の観点で比較します。全文と誤変換の箇所を掲載し、数値だけでは分からない修正の必要性も見ていきます。
検証内容と文字一致率の算出方法
検証では、小規模店舗向けの予約管理システムについて2人で話す会話を、Plaud Note Pro、Plaud Note、Plaud NotePin S、Plaud NotePinで録音しました。事前に用意した正解スクリプトと、各機種の文字起こし全文を比べています。

比較では、句読点・改行・タイムスタンプ・話者ラベルを除去し、全角と半角を統一しました。「取って/とって」「色々/いろいろ」は同じ表記へ置き換えます。文字一致率は、正解スクリプトの653文字に対する、挿入・削除・置換に必要な最小編集数から算出した参考値です。
計算式は「文字一致率=(1-最小編集数÷正解スクリプトの文字数)×100」です。話者ラベルと句読点を計算から外しているため、文字一致率が高くても、話者の切れ目が正しいとは限りません。
検証時の各機種と話者の距離、騒音の大きさ、ファームウェアやAI処理時のバージョンは不明です。この会話の録音結果を読む材料にはなりますが、広い会議室での集音性能や最新AIの精度評価には使えない結果です。
正解スクリプトと各機種の文字起こし全文
各タブは、同じ会話の正解スクリプトと4機種の結果です。文字起こしのタイムスタンプと話者表記、誤変換は修正せず掲載しているため、同じ発言を切り替えて確認できます。
タツケ:
今日は時間取ってもらってありがとうございます。
今考えている新しい店舗向けサービスについて、ざっくり意見をもらえればと思っています。
ヒラオカ:
大丈夫です。
資料も見ましたけど、まだ構想段階という感じですよね。今日は方向性の確認ですか?
タツケ:
そうですね。
細かい機能を決める前に、そもそも店舗側にニーズがあるのか、どのあたりを強みにすべきかを聞きたいです。
ヒラオカ:
なるほど。
今回のサービスって、簡単に言うと、小規模店舗向けの予約管理システムという理解で合っていますか?
タツケ:
はい、近いです。
ただ、単純に予約を受け付けるだけではなくて、リマインド連絡やキャンセル管理、来店後のフォローまで一つにまとめたいと思っています。
ヒラオカ:
それなら需要はありそうですね。
特に美容室とか整体院とか、予約の変更や無断キャンセルに悩んでいるところは多そうです。
タツケ:
まさにそこです。
予約は入るんだけど、直前キャンセルが出たり、連絡の手間が増えたりして、結局スタッフの負担になっているケースがあると思っていて。
ヒラオカ:
ありますね。
あと、小さい店舗だと専任の事務スタッフがいないので、接客の合間に予約対応をしていることも多いですよね。
タツケ:
そうなんですよ。
なので、単なる予約表ではなく、店舗の手間を減らす業務支援ツールとして見せたいと思っています。
ヒラオカ:
いいと思います。
ただ、予約管理ツールはすでに色々あるので、どこで差別化するかはかなり大事ですね。
タツケ:
そこは気になっています。
機能を増やしすぎるよりも、操作が簡単で、導入したその日から使えることを強みにした方がいいかなと思っています。
ヒラオカ:
その方が良さそうですね。
小規模店舗だと、高機能すぎるサービスより、迷わず使えるサービスの方が評価されると思います。
文字一致率は、全機種に同じ表記の正規化と編集距離の計算を適用した値です。意味を変える誤変換と、文や話者の境界で必要な修正も同じ項目で比べます。
| 製品 | 文字 一致率 | 最小 編集数 | 意味に関わる誤変換 | 文・話者の切れ目 | 修正の観点 |
|---|---|---|---|---|---|
| Plaud Note Pro | 約99.5% | 3文字 | 「強みに」→「強めに」 | 「合ってま。すかはい」のように質問末尾が次の発言へ混入 | 意図を表す語と、話者交代の境界を修正 |
| Plaud Note | 約99.5% | 3文字 | 「強みに」→「強めに」 | Plaud Note Proと同じ質問末尾で分割がずれる | Plaud Note Proと同じ観点で修正 |
| Plaud NotePin S | 約98.9% | 7文字 | 「整体院」→「調整会員」 「予約表」→「予約票」 | 「確認です。かそうですね」と疑問文末尾がずれる | 業種名・用語と話者交代の境界を修正 |
| Plaud NotePin | 約99.7% | 2文字 | 今回の会話では意味を大きく変える誤変換は少ない | 「確認です。かそうですね」「合ってます。かはい」とずれる | 一致率とは別に、疑問文と話者の区切りを修正 |
実測から判断できることと判断できないこと
今回の会話では、4機種ともサービス案の大筋を文字起こしできました。Plaud Note ProとPlaud Noteは同じ語の誤変換があり、Plaud NotePin Sでは業種名の確認が必要でした。
一方、Plaud NotePinは文字一致率が最も高くても、文と話者の区切りには手直しが必要です。議事録として使うときは、単語の正しさと「誰の発言か」を別々に確認する必要があります。
この実測だけで、機種ごとの文字起こし精度に恒常的な順位は付けられません。マイク構成だけが誤変換の原因だったとも判断できないため、選び方には録音場所・操作・通話対応を優先し、実測は修正箇所の具体例として使いましょう。
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Plaud全製品の共通AI機能と要約結果
4機種の音声は、共通のPlaudアプリやWebで文字起こし・要約へ変換できます。録音する本体の違いと、録音後に使うAI機能の違いは分けて考えましょう。
文字起こし・多次元要約・録音内容への質問
Plaudは日本語を含む112言語の文字起こし、話者識別、カスタム用語、要約テンプレートに対応します。10,000種類以上のテンプレートがあり、同じ会話から作れるのは、会議メモや役割に合った要約です。
多次元要約では、会話を論点や次の行動などの観点へ整理できます。以下は公式の機能説明用イメージです。

録音内容への質問では、長い会話から必要な論点を取り出せます。Ask Plaudには、質問に答える「Chat」と、Plaud Agentに作業を任せる「Work」の2つのモードがあります。
ここで説明する質問は、クレジットを使わないChatで行うものです。「次回までのタスクは?」「相手が懸念していた点は?」のように聞き、回答の根拠を音声や文字起こしへ戻って確認できます。

Plaud App・Plaud Web・Plaud Desktopの同期により、録音後の記録をスマートフォンとPCで扱えます。PCのオンライン会議を記録するPlaud Desktopは、デバイス保有者向けの機能です。
実際の要約と質問回答から分かる注意点
要約は、店舗向けサービスについての会話から2026年5月30日に作成した出力です。質問回答も、同じ会話を入力にしています。作成日時点での操作手順をもとに、手順を解説します。
以下に載せるのは、項目の構成も読める要約の全文画像です。

要約は、予約受付・リマインド連絡・キャンセル管理・来店後のフォローを一体化したいという会話の主題を整理できています。反面、出力中の「やることリスト」には、正解スクリプトで合意していない担当者や期限、具体的な施策案も含まれていました。
AIが補ったタスク案を、会議で決まった事項として転記しないことが大切です。期限や担当者、顧客名などは原音と照合し、会話で明示されていなければ「提案」と「合意事項」を分けて扱いましょう。
同じ会話に対し、Ask Plaudで「既存予約システムとの差別化において、何が最も重要か?」と質問しました。以下は、検証時に生成された回答の全文と、その回答の画面です。
既存予約システムとの差別化において最も重要なのは、「操作の簡便さ」「即日運用開始」「キャンセル抑制機能」に焦点を当てることです。
特に小規模店舗では「高機能すぎるサービスより、迷わず使えるサービスの方が評価される」1ため、機能を増やしすぎず、導入したその日から使える簡便さが求められます。また、「予約管理ツールはすでにいろいろあるので、どこで差別化するかはかなり大事」2であり、直前・無断キャンセル対策と自動連絡による業務負担軽減が差別化の核となります。

回答が取り出したのは、機能の多さより迷わず使えることを重視する会話の論点です。参照番号は会話内の引用箇所に対応する表示ですが、回答の意味と発言の意図は文字起こしへ戻って照合する必要があります。
要約と質問回答の違いを、入力・実出力・評価・限界で整理します。
| 成果物 | 入力 | 実出力 | 評価 | 限界・照合する点 |
|---|---|---|---|---|
| 要約 | 店舗向け予約管理システムについての会話 | 要約全文の画像 | サービスの主題と課題を整理 | 追加された担当者・期限・施策案を合意事項と区別 |
| 質問回答 | 同じ会話+差別化で最も重要な点の質問 | Ask Plaud回答の画面と全文の書き起こし | 簡便さ・即日運用・キャンセル対策を抽出 | 参照箇所と発言の意図を照合。最新AIの性能を示す結果ではない |
要約は全体の整理、質問回答は指定した論点の抽出なので、両者の長さや情報量を同じ品質指標として比較していません。録音や文字起こしに存在しない内容を、AIの出力だけで事実とみなさない点は共通です。
Plaud Agent・スキル・ルーティンへの更新
Plaud Agent・スキル・ルーティンは、2026年10月21日に公式ニュースで発表された新しいPlaud Intelligenceの機能で、順次提供が始まっています。Plaud Agentは本体ではなくアプリ側の機能なので、全機種で共通して使えます。日本のApp Storeのアプリ「Plaud:AI業務パートナー」の最新版は4.2.0で、Plaud Webも新しい画面に切り替わりました。(2026年11月時点)
Plaud Agentが動くのは、Ask Plaudの[Work]モードです。新規チャットの入力欄の右にある[Chat]と[Work]から[Work]を選んで依頼すると、Plaud Agentが資料の作成や連携先への保存などのタスクを進めます。モードは最初のメッセージで決まり、同じ会話の途中では切り替えられません。
![Ask Plaudの新規チャットの入力欄と、右側の[Chat][Work]の切り替え。[Work]に赤枠](https://miralab.co.jp/media/wp-content/uploads/2026/10/plaud-work-mode.png)
撮影用のアカウントで、実際に[Work]へ頼んだ例です。撮影用の録音を添付し、「この録音の要約と文字起こしを、Notionの『Plaud議事録』に新しいページとして保存して」と入力しました。
送信すると、Plaud Agentはまず保存先を聞き返し、それに答えると保存を終えました。完了の応答には、録音「MCP検証用 – MiraLabポッドキャスト」の要約と、話者ラベルとタイムスタンプ付きの文字起こし全文(全113セグメント)を、Notionのデータベースに新しいページとして保存したと書かれています。

Notionには録音と同じ名前のページができ、本文の先頭に要約が入っていました。このときは、保存の前に承認を求めるカードは表示されませんでした。

[Work]では、会話からPDF・PPTX・DOCXなどのアーティファクトも作れます。ほかに、Markdown・HTML・マインドマップ・グラフの形式にも対応しています。[Chat]では、アーティファクトの作成も編集もできません。
2026年11月3日に、録音「MCP検証用 – MiraLabポッドキャスト」をもとに、社内共有用のPDF資料を1つ作るよう[Work]に頼みました。テンプレートを聞き返されたので「おまかせします」と答えると、PDFができあがりました。できたPDFは、会話の横のキャンバスで開いて見られます。

1ページ目の資料の題と要点の見出しは、次のとおりでした。
- 動画生成AI「Seedance」でアニメーション制作を検証
- 01 生成品質は高いが、コストが重い
- 02 Claudeを活用したプロンプト作成が有効
- 03 AIの自動補完は強力だが、意図しない破綻も起きる
要点の下には「次の行動」の欄もあります。各項目の本文にある値や評価は Agent の出力で、筆者が確かめた値ではないため、ここでは見出しだけを書き出しました。直したい点は[Work]の会話で伝えると資料に反映される機能ですが、筆者はこの PDF では試していません。
今回は、クレジットの表示が6,600から6,551に減り、49クレジットを使いました。1回で使う量は決まっていません。
![キャンバスで開いたPDFの上部。題と[マイファイルに保存]のボタン](https://miralab.co.jp/media/wp-content/uploads/2026/11/plaud-pdf-canvas-top-sp.png)
スキルは、Plaud Agent向けに保存した指示のセットで、何を抽出し、どう構成し、どの形式で出すかを決めます。テンプレートが要約の形を決めるのに対し、スキルはタスクの進め方を決める点が、両者の違いです。スキルは[Work]でだけ実行でき、保存したスキルは[ツール]>[スキル]>[マイスキル]にまとまります。
![iPhoneアプリの[ツール]の[スキル]タブ。マイスキル・スキルクリエイター・スキルパッケージ「不動産アシスタント」が並ぶ](https://miralab.co.jp/media/wp-content/uploads/2026/10/tools-skills.png)
ルーティンは、トリガーとアクションを結び、条件を満たすたびにPlaud Agentがタスクを実行する機能で、これまでのAutoFlowの後継です。トリガーは[1回のみ][定期実行][間隔指定][AI要約の完了後]から選びます。クラウドで動くため、Plaud Webを開いていなくても実行され、[自動承認]は初期設定でオンです。
以前のAutoFlow設定は引き継がれないため、ルーティンとして作り直す必要があります。例外は「新規録音の自動要約」の設定で、こちらは作り直さずに使えます。
![[新規ルーティン]のダイアログ。トリガーの一覧(1回のみ・定期実行・間隔指定・AI要約の完了後)に赤枠、下に[自動承認]](https://miralab.co.jp/media/wp-content/uploads/2026/10/plaud-routine-trigger.png)
コネクタは、[Work]からGmail・Outlook・Slack・Googleカレンダー・Notion・Googleドキュメント・Linear・Zapier(MCP・Zaps)を操作する機能です。外部への送信や元に戻せない操作のように重要度が高いものは毎回承認を求め、重要度が中程度の操作は承認なしで実行して後から表示し、低い操作は自動で実行します。[Chat]ではコネクタを使えず、例外はGoogleカレンダーの読み取りだけです。
![Plaudアプリの[ツール]の[コネクタ]タブ。Gmail・Outlook・Slack・Googleカレンダー・Notion・Googleドキュメントが並ぶ](https://miralab.co.jp/media/wp-content/uploads/2026/10/tools-connectors.png)
[Work]の処理には、文字起こしの分数とは別に管理されるPlaudクレジットを使います。アーティファクトの作成・編集、スキルの実行、ルーティン、コネクタでの操作が対象で、Chatでの質問やテンプレートでの要約の生成ではクレジットを使いません。Unlimitedの「無制限」は文字起こし時間の条件であり、Agentの全処理が無制限という意味ではありません。
新しいアプリに更新すると、トライアルクレジットがUnlimitedで6,000、Proで2,400、Starterで600、1回だけ付与され、更新した日から3か月使えます。クレジットを使い切っても、Chat・文字起こし・自動要約はそのまま使えます。
新機能を使うためだけに上位の本体へ買い替える必要はありません。クレジットを使わない基本の文字起こしと要約だけでも、録音後のメモ作成に利用できます。
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Plaudの無料プラン・有料プランと月額料金の違い
本体購入後は無料のStarterを使えます。個人向けのPro・Unlimitedに加え、組織管理向けのTeamがあり、録音機の機種ではなく利用時間と管理方法で選びます。
文字起こしプランの料金と利用時間
以下は日本向けの料金です。Pro・Unlimitedの年払いは年額一括請求、Teamの年払い欄は公式が表示する1ユーザーあたりの月額換算で、毎月支払う金額ではありません。
| プラン | 通常料金(税込) | 文字起こし 時間 | 主な選択理由 |
|---|---|---|---|
| Starter | 無料 | 毎月300分 | 短い会議・個人メモ |
| Pro | 年払い:16,800円/年 月払い:3,000円/月 | 毎月1,200分 | 継続的な商談・会議・取材 |
| Unlimited | 年払い:40,000円/年 月払い:5,000円/月 | 無制限 1日最大24時間 | 個人で長時間の録音を文字起こし |
| Team | 年払い:4,216.67円/ユーザー/月 (月額換算・年額一括) 月払い:6,270円/ユーザー/月 | 無制限 1日最大24時間 | 請求・ユーザー・デバイス・共有データの一元管理 |
基本のAI文字起こし・多次元要約・要約テンプレート・共有などは、機種を問わず使えます。文字起こし時間は請求サイクルの更新日にリセットされ、未使用分を翌月へ繰り越すことはできません。
Teamは個人向けプランの単なる時間増量版ではなく、チーム用ワークスペースと管理者機能を備えた別プランです。管理対象のメンバー人数分のシートが必要で、個人向けサブスクリプションからそのまま変更する仕組みではありません。
Teamにはサービス開始記念特典があります。月払いは1シート5,016円/月で、特典期間終了後は通常料金です。年払いは初年度の月額換算3,373.33円/ユーザー/月となり、翌年度以降は通常料金になります。
特典期間と年払いの特典申込期限は2026年11月30日です。管理人数に応じて総額が変わるため、個人で長時間使うだけなら、管理機能のないUnlimitedと比べて選ぶのがよいでしょう。
無料枠で足りる人と、追加時間を買う人
無料枠の使い方を考えるときは、録音する時間ではなく、実際に文字起こしする時間を合計します。例えば60分の会議を月4回文字起こしするなら240分で、Starterの月間枠に収まる計算です。
毎月の枠を一時的に超える場合は、現在のプランに文字起こしパッケージを追加する方法もあります。日常的に枠を超えるなら、追加購入を繰り返す費用と有料プランの料金を同じ期間で比べて選びましょう。
| 追加パッケージ | 料金(税込) | 購入する時間 |
|---|---|---|
| 600分パッケージ | 2,000円/回 | 600分 |
| 3,000分パッケージ | 10,000円/回 | 3,000分 |
| 6,000分パッケージ | 15,000円/回 | 6,000分 |
追加パッケージには有効期限があり、購入した分数を無期限に保管できる商品ではありません。公式ストアのコードは、購入日から12か月以内に有効化する必要があります。
Plaudの公式ヘルプに記載された追加文字起こし分数(Extra Minutes)の利用期間は有効化日から24か月なので、使う予定に合わせて追加しましょう。アプリで購入した追加分数は返金できず、公式ストアのコードも有効化後は返金できません。
追加購入は、期限内に使う不足分と総額を基準に選びます。
サブスクリプションの解約は、購入したApp Store・Google Play・Plaud Webで行います。購入経路をまたいで直接移行できず、年払いのコード商品と継続課金の契約も別の購入方法です。

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Plaudを購入・利用する前に確認したい注意点
Plaudは録音とメモ作成を助けますが、録音の同意や記録内容の確認は利用者が行います。販売元と付属品、社内で扱えるデータの範囲も購入前の判断材料です。
販売元・付属品・アクセサリーの総額
購入先の比較では、同じ本体・付属品・AIプランで総額を比べます。公式ストアとECモールの販売ページで、販売元がPlaudの公式か正規販売店か、商品が本体単品かプラン付きセットかを区別しましょう。
Plaud NotePinの首掛けや腕付けは、通常版の標準セットでは別売りです。必要なアクセサリーの追加代金を打ち消すクーポンは、公式ストアの標準セットより安くなる値引きとは限りません。
セール・クーポンを比較するときは、対象製品と購入条件、適用期限をそろえます。付属品の追加費用も含めた総額を、通常価格の標準セットと比べることが大切です。
録音の同意・クラウド処理・AIの誤り
録音前には相手へ録音することを伝え、同意を得ます。社外秘や顧客情報を含む場合は、録音だけでなくクラウドへの転送・AI処理・共有先まで、組織のルールに沿って扱う必要があります。
本体で音声を保存することと、文字起こしや要約のAI処理は別です。セキュリティ基準に対応するサービスでも、組織が許可していない情報を自由にアップロードできるわけではありません。
文字起こしでは数字・固有名詞・話者、要約では担当者・期限・決定事項を原音と照合します。録音内容に根拠を戻せることと、AIの回答が必ず正しいことは別です。
- 録音する相手の同意
- 録音・クラウド処理・共有の社内ルール
- 議事録の担当者・期限・数字の原音照合
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Plaud全製品に関するよくある質問
比較時に迷いやすい点をQ&Aで整理します。機種を選ぶ基準と、無料・有料の費用を分けて確認できます。
Plaud Note ProとPlaud NotePin Sはどっちがおすすめ?
会議室とスマートフォン通話が中心ならPlaud Note Pro、移動しながら対面会話を録るならPlaud NotePin Sです。
机へ置けるかと通話録音の必要性が判断基準になります。
会議で使うならPlaud Note ProとPlaud NotePin Sのどっち?
参加者が離れて座る会議室ならPlaud Note Proが候補です。
少人数の現場ヒアリングや机のない会話なら、装着できるPlaud NotePin Sも向いています。
Plaud Note ProとPlaud Noteの違いは?
収音範囲、マイク数、録音モードの自動切替、画面、バッテリー、Apple「探す」対応に違いがあります。
通話と対面録音だけが必要なら、価格を抑えられるPlaud Noteも選択肢です。
Plaud NotePinからPlaud NotePin Sへ買い替えるべき?
感圧操作に困っていなければ、急いで買い替える必要はありません。
本体の物理ボタンでハイライトを付けたい人や、付属アクセサリーを増やしたい人はSを検討できます。
Plaud製品は月額料金なしでも使える?
はい、本体購入者はStarterで毎月300分まで無料で文字起こしできます。
文字起こしする時間が枠を超える場合に、有料プランや追加パッケージを選びます。
Plaud NotePin Sでも電話の通話を録音できる?
専用の通話録音モードには対応していません。
スマートフォンの通話録音が必要ならPlaud Note ProかPlaud Noteを選び、PC会議ではPlaud Desktopも比較対象にできます。
Plaudの文字起こし精度は本体が高いほど上がる?
本体価格だけでは決まりません。
本記事の会話では4機種とも大筋を捉えましたが、文や話者の区切りに修正が必要で、あらゆる環境での精度順位は判断できません。
まとめ
Plaud全製品の選び方は、通話の必要性と録音場所を先に決めることです。会議室や電話対応ならPlaud Note Pro、カード型の費用を抑えるならPlaud Note、身に着けるならPlaud NotePin Sが候補になります。操作と装着方法に不満がなければ、Plaud NotePinからの買い替えを急ぐ必要もありません。
4機種の実測では、文字の一致率だけでなく誤変換と話者の切れ目の確認が必要でした。AIの要約が補った担当者や期限を、そのまま会議の合意事項にしないことも大切です。
本体を選んだ後は、月間の文字起こし時間でStarter・Pro・Unlimitedを選び、組織で管理するならTeamを検討しましょう。Plaud Agentで使うPlaudクレジットと、文字起こしの利用枠は分けて考えると、必要な費用と機能を選びやすくなります。
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