PLAUD NOTEの要約テンプレート機能とは？テンプレートコミュニティで共有できる

2025年6月16日

PLAUD NOTEのテンプレート機能、うまく使いこなせていますか？

便利な要約テンプレートがあるのは知っているけれど、使いこなせていない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、PLAUD NOTEのテンプレート機能について、具体的な手順を交えて解説します。

さらに、新機能「テンプレートコミュニティ」の活用法もあわせてご紹介します。

本記事を読めば、あなたに最適なテンプレートが見つかり、面倒な議事録作成や情報整理の時間を大幅に削減できるでしょう。

PLAUD NOTEとは？

出典：PLAUD(プラウド) 公式|AIボイスレコーダー|ChatGPT文字起こし

PLAUD NOTEは、AIを搭載した次世代ボイスレコーダーです。録音後にアプリに音声を転送するとすぐに文字起こしが行われ、話者ごとに整理された議事録や要約、さらにマインドマップまで自動生成できます。

スマホ通話を自然に録音するモードや、アプリを介してクラウドやPCへ転送できる連携機能も備わり、場所を選ばずデータ管理が可能です。

胸ポケットに収まる薄型ボディは世界的なデザイン賞を総なめにし、機能性と美しさを両立。無料で始められるベーシックプランから、ヘビーユーザー向けの無制限プランまで揃っており、用途に合わせて選べます。

PLAUD NOTEの価格や具体的な機能について知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

また、同じ機能を有しながらウェアラブルデバイス型のPLAUD NotePinという商品もあり、こちらもこの記事で紹介する要約テンプレート機能やテンプレートコミュニティを活用できます。

PLAUD NOTEの要約テンプレートとは？会議後の整理を変えるAI活用法

会議やインタビューのあと、手元に残るのは膨大な文字起こしデータです。

重要な決定事項や次のアクションを整理する作業は、時間も集中力も求められ、大きな負担になります。

PLAUD NOTEの「要約テンプレート」は、会議後の要点整理や共有の手間を根本から解決するために設計された機能です。

単に文章を短くするのではなく、「どんな視点で、どんな構成で情報を整理するか」をAIに指示できる、いわば「情報の設計図」です。

例えば、同じ音声データでもテンプレート次第で出力は大きく変わります。

議事録にすれば、決定事項や担当が明確に
ToDo形式なら、やるべき行動だけを抽出
議論構成で整理すれば、全体の流れを可視化

要約テンプレートは、単なる時短ツールではなく、思考の整理を支える“型”になります。

目的に応じて切り替えることで、AIが長文を実用的な情報に変換してくれます。

さらに、自作テンプレートはテンプレートコミュニティで公開・共有が可能です。

他ユーザーの工夫から学び、自分の業務にも活かせる場として機能しています。

PLAUD.AIでは、優れた仕事は、適切な“テンプレート”から始まると考えています。そして、その「テンプレート」は、ゼロから作らなくてもいいはずです。だからこそ私たちは、「テンプレートコミュニティ」という新機能をリリースしました。あらゆる会話の記録を、より早く、より整理された形で、最速で成果につなげるために。
出典：PLAUD JAPAN ニュース

https://twitter.com/PLAUD_Japan/status/1907753819305320616

業務が変わる！PLAUD NOTEのテンプレートがもたらす3つの核心的メリット

PLAUD NOTEのテンプレート機能は、単なる時短ツールにとどまりません。

日々の業務プロセスそのものを変革し、チーム全体の生産性を底上げする3つの強力なメリットをご紹介します。

【メリット1】議事録作成は数分で完了

AIが文字起こしから構造化された要約までを自動処理するため、情報整理にかかる人的コストが大幅に削減されます。

これまで議事録作成に費やしていた時間は、本来注力すべきコア業務に充てられるようになります。

以下は、PLAUD NOTE導入前後での業務の違いです。

Before

議事録作成に1〜2時間以上かかる
文章の精度や構成にバラつきが出る
共有が遅れ、意思決定も後ろ倒しに

After

要約が数分で自動生成される
均一な品質で安定した出力が可能
即時共有で対応スピードが向上

PLAUD NOTEは単なる効率化ツールにとどまらず、チームの意思決定スピードと全体の生産性を底上げします。

【メリット2】誰でもプロ品質のアウトプットを実現

人によってメモの取り方や要約の仕方が異なると、情報の質にばらつきが出やすくなります。

場合によっては、作成者本人にしか意図が伝わらない「ブラックボックス」化した記録となってしまい、チーム全体での活用が困難です。

テンプレート機能を活用すれば、以下のような項目を毎回同じ構成で出力できます。

決定事項をひと目で把握できるように記載
懸念点を抜け漏れなく整理
次のアクションを箇条書きで明確に可視化

誰が記録しても内容の読みやすさ・伝わりやすさが担保されます。

チーム全体で活用しやすい「プロ品質」のレポートを安定して作成できます。

記録や共有業務の属人化リスクを根本から取り除くことが可能です。

【メリット3】チームのナレッジが資産に変わる

口頭での議論は、記録されなければその場で消えてしまう揮発性の高い情報です。

テンプレートで要約を構造化することで、揮発性の高い情報をチームの「知識資産」として蓄積できます。

構造化された情報は、あとから見返したときも理解しやすく、活用しやすいのが特徴です。

例えば、以下のような場面で役立ちます。

商談の要点を整理し、対応の質を向上
講義や取材内容を構造化して共有
研究会議の記録を蓄積し、次回に活用

ナレッジが蓄積・活用されることで、チーム全体の学習速度と意思決定の質が向上します。

結果として、一人ひとりの経験がチーム全体の資産となり、組織の成長を後押しします。

https://twitter.com/PLAUD_Japan/status/1882704138351640906

基本から応用まで！PLAUD NOTEの2種類のテンプレートを使いこなす

PLAUD NOTEのテンプレート機能の核となるのが、「デフォルトテンプレート」と「マイテンプレート」です。

それぞれの特徴を理解し、場面に応じて使い分けることで、情報整理の質とスピードが飛躍的に向上します。

すぐに使える即戦力【デフォルトテンプレート】

「デフォルトテンプレート」は、PLAUD NOTEにあらかじめ搭載されている、すぐに使える公式テンプレートです。

30種類以上の豊富なフォーマットが用意されており、専門的な知識がなくても、導入したその日から本格的な運用を開始できます。

プランによるデフォルトテンプレートの数

無料のスタータープラン：15種類以上
有料のプロプラン：30種類以上

まずは一つ使ってみて、自分に合った形式を見つけてみましょう。

例えば、以下のようなテンプレートがあります。

会議の決定事項や担当者を明確に整理
商談の内容と対応方針をわかりやすく要約
講義や研修の要点を論点ごとに整理・記録

業務に合ったテンプレートを選ぶことで、誰でもすぐに高品質な要約を手に入れられます。

業務に合わせて進化させる【マイテンプレート】

「マイテンプレート」は、ユーザー自身がプロンプト（AIへの指示）を記述して作成する、完全オリジナルのテンプレートです。

定型的な週報フォーマットや、自分だけの思考整理メモなど、業務内容に最適化された「究極の時短ツール」を自作できます。

例えば、次のようなニーズに応えられます。

社内の独自ルールに合わせて整形したい
専門性の高い内容を要点ごとに整理したい
自分の思考にフィットした構造で記録したい

ゼロから作るだけでなく、後述する「テンプレートコミュニティ」で他ユーザーが作ったものをベースに改良することも可能です。

手軽に始められる利便性と、高度に作り込める柔軟性の両立がPLAUD NOTEの強みです。

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PLAUD NOTEのマイテンプレートカスタム方法！最強の時短ツールを作る

この章では、PLAUD NOTEの可能性を最大限に引き出す「マイテンプレート」の作り方をご紹介します。

あなた専用の時短ツールを完成させ、日々の業務を一歩先へ進めましょう。

アプリでのマイテンプレート新規作成・編集手順

PLAUD NOTEのマイテンプレートは、アプリ内の直感的な操作だけで誰でも簡単に作成できます。

この機能はProプランまたはUnlimitedプラン限定の機能です

専門知識は一切不要で、テンプレート名・プロンプト・説明を入力すれば、自分専用のテンプレートが完成します。

アプリ版での作成手順は以下の通りです。

STEP

設定画面を開く

マイページから「設定」を選択します。

STEP

テンプレート設定に進む

「マイサマリーテンプレート」をタップします。

STEP

テンプレートを新規作成

「＋作成」をタップして、テンプレート作成画面へ進みます。

STEP

テンプレート内容を入力して保存

テンプレート名とプロンプト（AIへの指示文）を入力し、保存すれば完成です。

テンプレート作成時のポイントも押さえておきましょう。

テンプレート名は用途がひと目でわかるように名付ける
プロンプトは「何をしてほしいか」を具体的に指示する
最初はシンプルな指示から試し、徐々に調整していく

直感的な手順で進められるため、業務内容に合わせたテンプレートを誰でも簡単に作成できます。

自分専用の要約フォーマットを自在に設計できる点が、マイテンプレート機能の最大の魅力です。

要約精度を上げるプロンプト記述例とコツ

AIによる要約の精度は、プロンプトの内容によって大きく変わります。

明確な構造と具体的な指示を与えれば、精度の高いアウトプットが得られます。

例えば、「CO-STAR」（コースター）フレームワークの各要素を明確に指定することで、意図通りの要約を得やすくなります。

C – 文脈（Context）
O – 目的（Objective）
S – スタイル（Style）
T – トーン（Tone）
A – オーディエンス（Audience）
R – 応答（Response）

以下は、「CO-STAR」フレームワークを使用した汎用的なプロンプトの例です。

#文脈
私は人事部の担当者として、月1回の1on1面談を通じて各社員の状況や課題、キャリア意向を把握しています。
この記録は、上司との連携や育成計画の見直しに活用しています。

#目的
この面談の内容を、要点がひと目でわかるように要約してください。
発言内容のうち、業務上の課題、相談事項、今後のアクションに関するポイントを中心にまとめてください。

#スタイル
人事レポートに使えるような客観的で整然とした文体でお願いします。
主観や感情表現は避け、事実ベースで記述してください。

#トーン
簡潔かつ丁寧な表現を希望します。
誰が読んでも状況を正確に理解できるよう、曖昧な言葉は避けてください。

#オーディエンス
直属の上司や人事責任者など、面談内容を業務改善や育成支援に活かしたい関係者が対象です。

#応答
以下の構成でMarkdown形式に整えてください。
- 面談日時／社員名
- 業務状況（概要）
- 課題・懸念事項
- 本人の要望・提案
- 対応方針（必要に応じてToDo形式）

対象業務や利用目的に応じてプロンプトを具体化すると、AIが的確に意図をくみ取りやすくなります。

より実用性の高い要約が生成されるでしょう。

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