ElevenLabs(イレブンラボ)で自分の声を使って収益化する方法

自分の声でAI音声を作成できるサービス「ElevenLabs(イレブンラボ)」では、作成した音声を収益化できます。

本記事では、ElevenLabsで自分の声を使って収益化する2つの方法と、具体的な収益化のステップ、収益の仕組み、安全性について詳しく解説します。

AI音声で収益を得たい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ElevenLabs(イレブンラボ)とは

ElevenLabs(イレブンラボ)は、AI技術を活用して高品質な音声合成を実現するプラットフォームです。

ElevenLabsの音声クローンでは、アップロードした音声サンプルから自然な声を生成できます。声質や抑揚の特徴を捉えて、人間レベルのクオリティを再現します。

ElevenLabsの詳細については、以下の記事で解説しています。

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ElevenLabsとは?使い方と料金や日本語対応について!商用利用や再翻訳も紹介 ElevenLabs(イレブンラボ)は、AIを活用した最先端の音声合成プラットフォームです。 日本語を含む多言語にも対応しており、自然な抑揚のある音声を生成できることが特徴です。 テキストの読み上げから音声変換、再翻訳まで幅広い使い方ができ、商用利用にも対応しています。 本記事では、ElevenLabsの基本的な使い方から料金プランまで詳しく解説します。

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ElevenLabs(イレブンラボ)では自分の声を使って収益化できる

「自分の声で収益を得る」のはなじみのない話かもしれません。しかし、ElevenLabsで自分の音声を有料サブスクライバーに共有すると、収益化につなげられるようになります。

ElevenLabsを使った音声による収益化の方法は、主に以下の2つです。

  • ElevenLabsの音声ライブラリで音声を公開する
  • Iconic Marketplaceを通じて企業とライセンス契約を結び、音声を提供する

音声ライブラリは、自分で登録を行うセルフサービス型の仕組みです。音声ライブラリで公開した音声が他の利用者に使用されることで、使用実績に応じて収益を得られます。

Iconic Marketplaceへの登録は、ElevenLabsのチームの審査によって判断されます。Iconic Marketplaceに掲載すると、音声を商業利用するためのリクエストを受けられる可能性があります。

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ElevenLabsの音声ライブラリで自分の声を使って収益化する方法

音声ライブラリを通じた収益化は、個別の営業や契約なしで始められるセルフサービス型の仕組みです。

具体的な手順を3つのステップにわけて解説します。

ステップ①:Professional Voice Cloneを作成

ElevenLabsでは、以下の2種類の音声クローンが作成できます。2026年5月時点では、Professional Voice Cloneのみ音声ライブラリへの登録・収益化が可能です。

音声クローンの種類
  • Professional Voice Clone … 長時間の音声サンプルから作成
  • Instant Voice Clone … 1〜2分程度の短い音声サンプルから作成可能

Professional Voice Cloneを作成するためには、有料プランの「クリエイター」以上の契約が必要なため注意してください。なお、音声アップロード後にプランをダウングレードしても、公開済みの音声は有効なまま収益化が継続します。ただし、スターターやフリーへ戻した場合は、自分でProfessional Voice Cloneを生成に使えなくなる点に注意しましょう。

録音データはノイズや反響が少なく、1人の声だけが入ったクリアな音声を用意しましょう。Professional Voice Cloneでは、最低でも30分、より正確なクローン作成のために2時間以上の音声を用意することが推奨されています。

音声が録音できたら、Professional Voice Cloningの画面から音声ファイルをアップロードします。

出典:Professional Voice Cloning

アップロードが完了し、ノイズ除去の音声処理や音声認証を行うと、Professional Voice Cloneが作成されます。音声認証ではアップロード音声が自分の声であることを示すため、音声サンプルと同様のトーン・発音によって認証を行います。

ステップ②:音声ライブラリで音声を共有

Professional Voice Cloneが完成したら、ElevenLabsの音声ライブラリで共有設定を行います。作成したProfessional Voice Cloneの「Voice Sharing」設定を開きましょう。「Sharing」と「Publish to the Voice Library」を有効にすると、公開の設定に進めます

出典:Voice Library

このときに、公開用の名前や説明文の内容も入力します。また検索で見つけやすくするために、言語・アクセント・性別・年齢・用途・トーン・スタイルをラベルとして指定する仕組みがあります。

公開の設定が完了したらElevenLabsチームの審査に進み、問題がなければそのまま音声が公開されます。

ステップ③:利用実績に応じて報酬を受け取る

音声ライブラリで公開した音声が他のユーザーに使用されると、利用実績に応じて報酬が発生します。なお、無料プランのユーザーが音声を利用した場合、その利用分は報酬対象になりません

Both Free Users and Paid Users will be able to use the User Voice Model, however in no case will Rewards be provided for use of your User Voice Model by a Free User.

【参考訳】無料ユーザーと有料ユーザーの両方がユーザーボイスモデルを使用できますが、無料ユーザーがユーザーボイスモデルを使用した場合、いかなる場合も報酬は提供されません。

出典:ElevenLabs Voice Library Addendum

音声ライブラリに登録した音声は、ElevenReaderアプリElevenAgents上でも提供・使用されることがあります。これらの音声提供はElevenLabs社が行うため、必ず採用されるわけではありませんが、収益源を増やす手段の一つです。

ElevenReaderアプリはElevenLabsが提供する読み上げアプリであり、アプリ内で音声が使用されることで報酬が得られます。ElevenAgentsは、ユーザーと会話できるAIエージェントを作るための仕組みです。ElevenAgentsの有料ユーザーに音声を使用されることでも収益が発生します。

このように発生した報酬のうち、未払い報酬が「最低支払額」を超えると通常は週次で支払いが行われます。「最低支払額」は多くの場合10ドルですが、国によって異なることがあります。

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ElevenLabsを通じたライセンス契約によって収益化する方法

Iconic Marketplaceは、公人・俳優・IP権利者など、知名度や権利を持つ人向けの審査制マーケットプレイスです。一般のクリエイターは音声ライブラリでの公開が現実的な収益化ルートになります。

声を利用する企業は、カタログから音声を選びます。企業からの利用依頼を承認すると、両者間でライセンス契約が作成され、音声の作成・納品に進む流れです。ライセンス契約では、プロジェクトの用途や使用条件、利用できる地域、利用期間などが個別に定められます。

なお、Iconic Marketplaceは自由に登録できる仕組みではありません。Iconic Marketplaceに掲載するかどうかは、ElevenLabsチームの審査によって決定されます。Iconic Marketplaceへの掲載を希望する場合は、応募フォームから申し込みましょう。

一般的な利用者の場合、音声ライブラリで音声を公開して報酬を得る方法が現実的です。

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ElevenLabsで自分の声を使って収益化したらいくら稼げる?

ElevenLabsの音声ライブラリに音声を登録することで、一般の利用者でも収益化のチャンスが得られます。

収益の仕組みについて確認していきましょう。

報酬額は利用状況や共有条件によって決まる

音声ライブラリで得られる収益は、1,000文字あたり約0.03ドルが目安です。ただしこれはあくまで目安であり、実際の収益は利用状況・ユーザー層・Notice Period・需要によって変動します。具体的な金額は主に以下の要素を踏まえて計算されます。

  • 音声を利用したユーザーのプラン
  • 音声によって生成された文字数
  • 音声登録時に選んだNotice Period(音声削除~音声利用不可になるまでの期間)

音声データ提出時に報酬見込みが表示される場合もありますが、収益を保証するものではありません。また、無料ユーザーによる利用には報酬が発生しない点も注意しましょう。

報酬の受け取り方

音声ライブラリの報酬は、決済サービスであるStripe Connectを通じて支払われます。報酬を受け取るために、ElevenLabsのアカウントでStripe Connectとの連携を完了させましょう。ElevenLabsのプロフィール画面からStripe Connectの設定を行えます。

出典:Payouts

また、報酬を受け取るためには有料プラン(スターター以上)を契約している必要があります。

出典:ElevenLabsの価格

音声ライブラリ公開に必要なProfessional Voice Cloneの作成は「クリエイター」以上に含まれますが、音声アップロード後にダウングレードできます。つまり、音声公開時に「クリエイター」を契約した後は、報酬受け取りのために「スターター」に変更しておくと効率的です。

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ElevenLabsで自分の声を使って収益化する場合の安全性

声の収益化において、最も気になるのは安全性の問題でしょう。

ElevenLabsでは、声の権利を守るためのさまざまな保護機能が実装されています。

自分の声を他の人が勝手に共有することはできない

ElevenLabsの音声ライブラリでは、他人の声や、他人の声を改変した音声を共有することは認められていません

Professional Voice Cloneを作成する際は、音声認証が行われる仕組みです。これにより、音声をアップロードしたユーザーが、音声サンプルを提供している本人であることを検証できます。ただし検証にも限界があるため、必要な権利・許可についての責任はProfessional Voice Cloneの作成者にあります。

また、ユーザーの許可なく声を商用化しないこともElevenLabsの規約で宣言されています。

(前略)we will not commercialize your voice on a standalone basis without your permission to do so.

【参考訳】お客様の許可なく、お客様の声を単独で商業利用することはありません。

出典:ElevenLabs Terms of Service (non-EEA)

自分の声の使われ方を制御できる

音声ライブラリに登録する音声を制御する仕組みとして、Notice PeriodLive Moderationがあります。

音声ライブラリでは、いつでも音声を削除可能です。ただし、音声を利用中のユーザーが困らないように音声削除後も、Notice Periodに定めた期間は音声を利用できます。Notice Periodを30日に設定すれば、音声ライブラリから音声を削除した日から30日間は、音声を利用可能な状態に保てます。

なお、一度音声ライブラリで共有すると、Notice Periodは短縮できないため、公開前に慎重に設定する必要があります。

Live Moderationは、共有した音声が特定のカテゴリで使用されることを防止します。共有した音声モデルを使って、性的・暴力的な内容のテキストを読み上げられたくない場合に役立ちます。Live Moderationは声の保護機能ではありますが、完全に防止することは保証されていない点は注意してください。

公開前に自分の声をどの程度オープンに使ってもらうかを慎重に決め、適切なNotice PeriodやLive Moderationを設定しましょう。

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ElevenLabsを使った収益化・副業アイデア3選

ElevenLabsの音声ライブラリを活用することで、自分の声を使って収益化を狙えます。

ただし、収益化のためには声の設計や説明文・ラベルの設定が重要です。利用目的を想定して、利用されやすい音声を公開するためのアイデアを紹介します。

動画ナレーション制作を受託する

動画制作では顔出し・声出しをせずにコンテンツを作りたいケースがあります。そういった動画制作者には、聞き取りやすい声はニーズが高いです。

動画ナレーションでは聞き取りやすい声が好まれるため、はっきりと発音することが重要です。内容が聞き取れつつも、テンポよいスピードで話すことを意識しましょう。

また、動画用音声として見つけてもらうために、自分の声が向いている動画の種類を伝えることが重要です。「ビジネス系の解説向き」「ニュース読み上げを想定」「落ち着いた男性ナレーション」「明るい女性ナレーション」など、用途が伝わる説明文やラベルを設定するとよいでしょう。

オーディオブック・教材音声を制作する

小説やエッセイ、学習教材、睡眠導入コンテンツなどでは、長時間聞いても疲れにくい声が求められます。音声を録音する際は、落ち着いたトーン、やわらかい話し方を意識しましょう。

また、オーディオブック・朗読用の文章を想定して録音データを用意するとよいでしょう。具体的には、登場人物のセリフや心理描写など、朗読ならではの音声を用意すると、利用イメージが伝わりやすくなります。

音声ライブラリの説明文にも、「睡眠導入」「物語朗読」「教材読み上げ」「穏やかなナレーション」など、使われる場面を具体的に書くとよいでしょう。

広告・ショート動画用の音声を作成する

TikTok、Instagramリール、YouTubeショートなどは、短時間で印象に残る音声が重視されます。

明るくテンポのよい声や商品紹介に向いた声、親しみやすい声、キャラクター性のある声などは、短尺コンテンツの制作と相性がよいです。SNSに掲載する短尺動画では、聞き取りやすさを保ちつつ、録音の際も発声や話し方のユニークさを意識するとよいでしょう。

また、短尺動画のナレーション構成にはトレンドがあるため、TikTokやInstagramなどをチェックしましょう。トレンドに合ったトーンやワードをもとに録音データを用意できると強みになります。音声ライブラリの説明文も、トレンドを意識した内容にすることで見つけてもらいやすくなります。

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まとめ

ElevenLabsでは、音声ライブラリでの共有やライセンス契約を通じて、自分の声を収益化できます。

声の権利を守るための保護機能はありますが、Notice PeriodやLive Moderationの限界を理解したうえで利用しましょう。

まずは音声ライブラリでの公開から始めて、継続的な収益を目指してみてはいかがでしょうか。

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