
タスク管理を効率化する手段として、AIを活用したツールやアプリがますます注目されています。
初心者が使いやすい無料ツールから、プロフェッショナルなビジネスシーンで役立つ高機能な有料ツールまで、さまざまな選択肢が揃っています。
本記事では、タスク管理AIの効果的な選び方、厳選したおすすめツール11選、さらに無料版と有料版の違いについて徹底解説します。
ぜひ、このガイドを参考にして、最適なツールを見つけてください。
タスク管理ができるAIツール・アプリの選び方

AIタスク管理ツールを選ぶ際には、自分の業務スタイルや利用環境に合わせて適切なツールを選ぶことが重要です。
以下では、具体的な選び方のポイントを詳しく解説します。
AIツールの環境構築が不要なものを選ぶ
初心者がAIツールを導入する際には、環境構築が不要なものを選ぶのがおすすめです。
例えば「Notion」や「ClickUp」はブラウザ上で動作するため、インストールや設定が不要で、アカウント作成後すぐに利用を開始できます。タスクをドラッグ&ドロップだけで整理できるなど、特別なスキルがなくても直感的に操作できる点が魅力です。
また、「Todoist」は個人タスク管理に適したツールで、自然言語入力を活用し、AIがタスクの締切といった日時を認識できます。「明日の午後5時にレポートを仕上げる。優先度はp1。」と入力すると、優先度の高いタスクとして適切にスケジュール化されます。
初めてAIツールを試してみたい方や、短期間でタスク管理を始めたい方には、ツールが簡単に使い始められるかは重要なポイントです。
業務スタイルに適したAIツールを選ぶ
業務内容によっても最適なツールは異なります。
例えば、クリエイティブ業務といったビジュアルに重点を置く作業には、アイデアを整理しやすいツールが適しています。プロジェクトの進行を視覚的に確認できる機能や、ドラッグ&ドロップでアイデアを簡単に移動できるツールを選びましょう。
営業やマーケティングでは、顧客情報やキャンペーン計画を効率的に管理できるツールが求められます。特に、リード管理機能や進捗状況を一目で把握できるダッシュボード機能があると便利です。また、チームで情報を共有できる機能も欠かせません。
ITや開発チームは、タスクの詳細な追跡や、スプリント管理が求められる場合があります。例えば、タスクを階層的に管理できる機能や、バグ追跡のための専用ビューを備えたツールが役立ちます。効率的なタスクの割り振りと優先順位付けが可能なものを選ぶとよいでしょう。
さらに、チームで利用する場合は、コラボレーション機能やタスクの共有機能が充実しているツールが必要です。
例えば「Asana」は、タスクごとに責任者を割り当て、進捗状況を一目で把握できます。さらに、タイムライン機能を使えば、チーム全体のスケジュールを可視化し、業務の遅延を防ぐことができます。
「Trello」は、カンバン方式も採用した視覚的なタスク管理ツールで、プロジェクトの進捗状況を直感的に確認できます。チームメンバー間でのタスクの受け渡しや、プロセス全体の流れをスムーズにするのに適しています。
このような業務ごとに必要な機能を踏まえて、ツールを選ぶことで、業務の効率化が期待できます。
AIを活用した優先順位付け機能をチェックする
効率的にタスクを進めるには、AIによる優先順位付け機能も重要です。
例えば、「ClickUp」では、タスクの内容をAIが自動で分析し、優先順位を提案してくれます。他にも「Todoist」は、自然言語で入力するだけで、AIがタスクの期限や重要度を自動的に設定します。
このような機能は、忙しい日々の中でも効率的にタスクを整理し、優先すべき業務に集中するのに役立ちます。
以下の表で、どのAIツールを選ぶべきか、AIによる優先順位付け機能に着目して整理しました。
| 項目 | 着目する点 | メリット |
|---|---|---|
| 柔軟性 | AIが提案した優先順位を手動で調整できるか | 特殊な状況にも対応でき、使いやすさが向上 |
| カスタマイズ性 | 業務内容やチームのニーズに合わせて、優先順位付けのルールを設定できるか | 重要度を重視するか、締切を重視するかなど、チーム内で統一できる |
| 学習能力 | 過去の作業履歴を分析して、次回以降のタスク提案に反映できるか | 長く使うほど効率化が進む |
| 統合性 | 他の業務ツール(カレンダー、メッセージングアプリなど)と連携できるか | タスク情報を一元管理でき、さらに便利 |
AIの優先順位付け機能をうまく活用することで、タスク管理における悩みを解消し、よりスマートに仕事を進められる環境を整えることができます。
利用人数とAI機能を含む総コストで選ぶ
AIタスク管理ツールをチームで利用する場合、利用人数に対してサービスの総コストを踏まえて比較検討することが重要です。
無料ツールは初期費用をかけずに始められるため、個人利用や少人数での簡単なタスク管理には向いています。基本的なタスク作成、進捗管理、コメント共有などであれば、無料プランでも十分に役立つケースがあります。
一方で、チームで本格的に運用する場合は、無料プランの制限が業務効率を下げる可能性があります。たとえば、利用できるメンバー数、データの保存容量、外部ツール連携、権限管理などに制限があると、管理者の確認作業やメンバー間の連絡が増えやすくなります。
そのため、単純に料金を比較するのではなく、「チーム全体でどれだけ作業時間を減らせるか」を基準に考えましょう。AI機能によって週次レポート作成、タスクの振り分け、会議後のアクション整理にかかる時間を削減できるなら、有料プランの費用以上の効果が期待できます。
セキュリティやプライバシーに配慮したツールを選ぶ
AI搭載のタスク管理ツールを選ぶ際には、セキュリティとプライバシー保護への配慮も重要です。
特に業務で利用する場合には、機密情報や顧客データを扱うケースが多いです。そのため、適切なセキュリティ対策が講じられていないツールを選ぶと、データ漏洩や不正アクセスといったリスクに繋がる可能性があることに注意しましょう。
具体的な例として、「ChatGPT」を搭載したツールを挙げることができます。ChatGPTは、データの取り扱いについてのポリシーを明示しており、入力データを学習に使用しないようにオプトアウトすることが可能です。
AIタスク管理ツールを選ぶ際には、オプトアウト機能の有無や設定方法を確認し、自社のポリシーに合致したツールを選択するようにしましょう。

タスク管理ができるAIツールの無料と有料の違い

AIを活用したタスク管理ツールには、無料版と有料版があり、それぞれに異なる特徴があります。
どちらを選ぶかは、利用目的や予算、そして必要な機能に応じて決めましょう。
ここでは、無料版と有料版のメリットや制限、さらに具体的な使い分けについて詳しく解説していきます。
無料AIツールの特徴
無料AIタスク管理ツールの最大の利点は、初期コストがかからない点です。特に初心者や個人利用の場合、無料版で十分にタスク管理を始められる点が魅力です。
無料ツールの多くは基本的なタスクの作成、進捗管理、簡単な優先順位付けなどを提供しており、日常的なタスク管理では無料ツールでも十分なケースがあります。
しかし無料で使えるものにはAI機能の回数制限が設けられていることがあり、使用頻度が高い場合にはすぐに制限に達して、不便に感じるかもしれません。チームでの利用や大規模なデータ管理をする場合も、無料版では機能が不十分なケースが多いです。
有料AIツールの特徴
有料AIタスク管理ツールの大きな特徴は、無料版よりもAI機能や管理機能を幅広く利用できる点です。
タスクの自動作成、優先順位の提案、スケジュール調整など、日々の管理業務を効率化する機能が充実しています。また、AI機能の利用回数や保存できるデータ量、連携できる外部サービスの数なども、無料プランより上限が高く設定されている傾向があります。チームや組織向けの機能も、有料版のみで提供されているケースが多いです。
一方で料金がかかるため、必要な機能を確認せずに契約するとコストに見合わないリスクもあります。まずは無料プランや無料トライアルで操作性や機能を確認し、利用頻度やチームの規模に合ったプランを選ぶことが大切です。
無料版がオススメな人
AIタスク管理ツールは、無料版でも基本的なタスク作成や進捗管理は十分に利用できます。そのため、まずは無料版で操作感や管理しやすさを確認し、必要に応じて有料版へ切り替える流れがおすすめです。
まずタスク管理ツールを試したい人、個人のToDoを整理したい人、少人数で簡単にタスクを共有したい人には、無料版がおすすめです。たとえば、Notionでメモとタスクをまとめる、Trelloで作業状況をカード形式で管理する、Todoistで日常のタスクを整理するといった使い方であれば、無料版でも十分に活用できるでしょう。
一方で、複数人でプロジェクトを進めるチーム、進捗確認や報告作業に時間がかかっている組織で利用する場合は有料版の方がよいでしょう。無料版の制限によって業務効率が下がるような利用方法の場合、有料版に切り替えることをおすすめします。
具体的には、登録できるメンバー数が足りない、ガントチャートやダッシュボードの表示が使えない、進捗確認やレポート作成に時間がかかっている、AI機能の利用回数が足りないと感じる場合は、有料版を検討しましょう。
【比較表】タスク管理AIツール11選を徹底比較

AI搭載タスク管理ツールについて、利用できるAI機能や特徴、無料で使えるかなどを整理しました。自分の目的にあうツールがあるかチェックしてみてください。
| サービス | 画像 | 料金プラン | 公式サイト | AI機能 | 無料で使えるAI機能 | 無料でできること |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Notion Labs, Inc. Notion AI | フリー:無料 プラス:1,650円/メンバー/月 ビジネス:3,150円/メンバー/月 エンタープライ:要問合せ | 公式サイト | Notion Agentでページ作成などの情報整理を支援 AI Meeting Notesで会議の文字起こし、要約、アクション項目を整理 Enterprise SearchでNotion内外の情報を横断検索 Research Modeで調査やレポート作成を支援 | 個人のメモ、タスク、データベース管理 サブタスク、依存関係、カスタムプロパティを含むデータベース管理 Notionページ、フォームのWeb公開 | ||
| Asana, Inc. Asana | Personal:無料 Starter:1,200円/メンバー/月 Advanced:2,700円/メンバー/月 Enterprise:要問合せ | 公式サイト | AI スタジオでAIワークフローを作成 AI チームメイトにコンテンツ作成やデータ分析などの作業を割り当て Asana Dashで優先順位やブロッカーを可視化 | タスクや個人ToDoの管理 Slack、Google Drive、Zoomなど100以上のサービスとの連携 | ||
| Doist Inc. Todoist | Beginner:無料 プロ:894円/メンバー/月 ビジネス:1,280円/メンバー/月 | 公式サイト | Rambleで話した内容をAIがタスク化 Task Assistでタスク提案、サブタスク分解などタスク管理を支援 Email Assistでメールを起点にしたタスク管理を支援 | 一部機能(Ramble)が回数制限付きで利用可 | 個人プロジェクトの管理(リスト/ボード表示) Rambleの利用 メール、カレンダー連携 | |
| Nulab Inc. Backlog | フリー:無料 スターター:2,700円/月 スタンダード:16,000円 /月 プレミアム:27,000円/月 プラチナ:75,000円/月 | 公式サイト | Backlog AIアシスタントが、課題やドキュメントの要約、 進捗の可視化など、プロジェクト管理を支援 | 1プロジェクト、ユーザー10名までの利用 Subversion/Gitとの連携 ファイル共有 | ||
| 株式会社 NextSpark するたす | 月額:980円 年額:2,700円 | 公式サイト | タスク名とコンディションを入力するとAIがタスクを5分でできるレベルに分解 | なし(初回7日間は無料体験) | ||
| ClickUp, Inc. ClickUp | フリー:無料 UNLIMITED:$10/月 BUSINESS:$19/月 ENTERPRIS:要問合せ Brain AIアドオン:$9/月 Everything AIアドオン:$28/月 | 公式サイト | 基本のAI機能Brain AIがClickUp内のタスク、Docs、コメント、チャットをもとに、質問回答・要約・文章作成・検索を支援 複数ステップのタスクを実行するSuper Agentsや条件に応じた自動処理を行うAI Automationsが利用可能 | タスク管理 スプリント管理 カンバンボード、カレンダービューの表示 ドキュメント共有 アプリ内ビデオ録画 | ||
| Atlassian Corp Ltd Trello | Free:無料 Standard:$5/月 Premium:$10/月 Enterprise:$17.5/月 | 公式サイト | メール、Slack、Microsoft Teamsなど外部ツールからタスクを抽出してカード化するなど、AIがタスク管理を支援 | メール・チャットからのクイックキャプチャが利用可能 | カード(タスク)管理 ワークスペースごとに最大10枚のボード メール、Slack、Teamsからのタスク取り込み(クイックキャプチャ) アクティビティログ | |
| Micronity Inc. mfloow | ライト:要問合せ スタンダード:要問合せ エンタープライズ:要問合せ | 公式サイト | AIが既存の手順書や業務フローから、テンプレートを自動生成 | なし | ||
| Taskade Inc. Taskade | Free:無料 Pro:$20/月 Business:$50/月 Max:$200/月 Enterprise:$500/月 | 公式サイト | タスク管理だけでなく、AIエージェント・業務アプリ作成・自動化まで対応 | アプリ作成1回だけ可能 | AIによる業務アプリ作成の試用(1回分のみ無料) | |
| 株式会社 Curious Edge Commu | フリー:無料 スタンダード:980/月 ビジネス:2,200円/月 プレミアム:10,500円/月 | 公式サイト | AIチャットボットが今日やるべきタスクや期限が近いチケットを通知 | ユーザー5名までがAIチャットボットを利用可能 ストレージ容量100MB | ||
| Wrike, Inc. Wrike | Free:無料 Team:$10/メンバー/月 Business:$25/メンバー/月 Pinnacle:要問合せ Apex:要問合せ | 公式サイト | AI Essentialsで文章作成、コメント要約、フォーム生成、ルール生成を支援 AI Eliteで高度なAI機能として、質問回答・作業要約・チャート作成を支援するWrike Copilotやタスクの仕分け、自動割り当てを実行するAI Agentsが利用可能 | AI Essentialsが利用可能 | 基本的なタスク管理 ボードビュー、テーブルビューの表示 |
多くのタスク管理ツールでは、無料プランではAI機能が十分に利用できませんが、有料プランのトライアルが用意されているツールも多いです。有料プランを契約する前に、まずは短期間の無料トライアルで必要な機能が使えるか確認することをおすすめします。
タスク管理AIツールのおすすめ11選

AIを活用したタスク管理ツールは、業務効率化や日常生活の整理に大きな力を発揮します。
それぞれのツールには独自の特徴があり、個人やチームのニーズに応じた選択が可能です。
ここでは、特におすすめのAI搭載タスク管理ツールを詳しく紹介します。
AIが情報を整理してタスク化「Notion AI」

Notionでは、タスクに担当者、期限、ステータス、優先度などを設定し、リスト、ボード、カレンダー、タイムラインなどの形式で表示できます。単なるメモ帳ではなく、議事録、社内Wiki、プロジェクト管理、ToDo管理をまとめて扱える点が特徴です。
Notion AIは、Notionで管理するドキュメント、データベース、タスク、プロジェクト、社内ナレッジなどを横断的に参照し、情報の整理・検索をAIが代行します。Notion エージェントを使うと、Notion内の情報だけでなく、Web上の情報や接続済みアプリと連携して複雑なタスクを実行してくれます。
他にもAIを活用した複数の機能が提供されており、AI ミーティングノートでは会議内容の文字起こしと要約、エンタープライズサーチではSlack、Microsoft Teams、GitHubなどの接続されたツールを含めた検索、リサーチモードではNotion内外の情報をもとに詳細なレポート作成を支援します。
2026年7月時点で、Notion上ではChatGPT、Claude、Gemini、Grokといった主要なAIモデルが利用可能です。作業内容に応じてモデルを切り替えられ、自動で適切なモデルを選択するAutoモードもあります。
Notion AIを本格的に利用するためには、有料プランのうち、ビジネスプラン(メンバーあたり3,150円/月)かエンタープライズプラン(料金は要問合せ)の契約が必要です。無料のフリープランやプラスプラン(メンバーあたり1,650円/月)ではNotion AIの体験版しか利用できないため注意してください。
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多機能なタスク管理を求めるなら「Asana」

Asanaは、複数人で進めるプロジェクトや部門横断の業務管理に向いたワークマネジメントツールです。タスク管理が可能で、ダッシュボードで進捗を可視化したり、優先度・予算・承認状況などを管理するためのカスタムフィールドが使用できます。
AsanaではAIを活用した機能として、主にAIスタジオ、AIチームメイト、Asana Dashの3つの機能があります。
AIスタジオは、管理しているプロジェクトの作業について、AIを組み込んだワークフローを作成できます。たとえば、依頼内容をもとにタスクの優先度を判定する、担当者を振り分ける、ステータス更新を作成する、といった繰り返し発生する作業を自動化する形で活用できます。

AIチームメイトは共同作業型のAIエージェントで、プロジェクトの文脈を踏まえてコンテンツの作成やアイデア出し、データ分析、リスク検知などを行い、プロジェクトをサポートします。

Asana Dashは「AI Chief of Staff」と説明されており、プロジェクトを適切に進行することにフォーカスした機能です。タスク、期限、チームの活動などを分析して、優先すべき作業、ブロッカー、確認が必要な事項を提示します。

Asanaには、無料で使える個人利用向けのPersonalプランと、有料のチーム向けプランとしてStarter(ユーザーあたり1,200円/月)、Advanced(ユーザーあたり2,700円/月)、Enterprise(料金要問合せ)があります。AIスタジオは、Starter以上の有料プランで提供されています。
なお、AIスタジオの利用はクレジット制です。Starterでは月50,000クレジット、Advancedでは月75,000クレジット、Enterpriseでは月200,000クレジットが付与されます。
AIチームメイトはStarter以上でアドオンとして利用する形で、利用料金は非公開です。Asana Dashも同様に、料金については問い合わせが必要です。
ビジネスだけでなく日常的なタスク管理まで「Todoist」

Todoistは、仕事のタスクだけでなく、家事や勉強、習慣づくりなど、日常的なToDoをまとめて管理できるタスク管理ツールです。プロジェクト、優先度、ラベル設定なども可能で、個人利用からチーム利用まで幅広く対応できます。
AI機能として、音声入力型AIのRambleが利用できます。Rambleは、話した内容をAIがリアルタイムで聞き取り、構造化されたタスクとして自動で登録します。たとえば、Rambleに話した内容から、タスク名だけでなく、締切、優先度、タスクの説明などを抽出し、タスクとして登録します。

その他のAI機能として、目標から逆算して必要なタスクを提案したり、複雑なタスクをサブタスクに分解したりして、Todoist上でのタスク管理をサポートするTask Assistや、メールの内容をタスク化し登録するEmail Assistも提供されています。
Todoistには無料のBeginnerプランと、有料のプロプラン(ユーザーあたり672円/月)、ビジネスプラン(ユーザーあたり960円/月)があります。Rambleはどのプランでも利用できますが、Beginnerプランでは使用回数の制限があります。Task Assist、Email Assistはプロプランとビジネスプランで提供されています。
チームの進捗把握・レポーティングをAIが支援「Backlog」

Backlogは、課題管理、プロジェクト管理、Wiki、ファイル共有などを一つにまとめた、チーム向けのプロジェクト・タスク管理ツールです。担当者、期限、優先度、カテゴリー、マイルストーンなどを設定して課題を管理でき、開発プロジェクトだけでなく、マーケティング、営業、総務など幅広い業務に活用できます。
Backlog AIアシスタントは、Backlogに蓄積された課題、コメント、Wiki、ドキュメントなどを読み取り、チャット形式でプロジェクト管理を支援します。たとえば、「プロジェクトの進捗状況を教えて」と質問すると、ステータスごとの課題数、完了率、遅延している課題など、必要な情報をAIが判断して回答します。

Backlog AIアシスタントは、長期間にわたって残っている課題について、背景、経緯、決定事項を整理したり、プロジェクトのリスクや停滞しているタスクを抽出したりすることも可能です。また、参照した課題やプロジェクトの情報をもとに、AIアシスタントに新しい課題や更新内容を提案させることもできます。
Backlog AIアシスタントを利用するためには、Backlogの有料プランのうち、プレミアムプラン(27,000円/月)かプラチナプラン(75,000円/月)の契約が必要です。
Backlog AIアシスタントは、利用することでクレジットが消費されます。プレミアムプランでは2,000クレジット/月、プラチナプランには5,000クレジット/月が付与され、使い切った場合は追加のクレジットパックを購入できます。
AIがタスクを5分サイズに分解「するたす」

するたすは、大きすぎて着手しにくいタスクを、AIが小さな行動ステップに分解してくれるタスク管理アプリです。
タスク名とコンディションを入力するだけで、AIが「5分サイズ」まで自動分解します。たとえば「企画書を書く」のような抽象的なタスクでも、「タイトル案を3つ書く」「競合を3社調べる」といった、今すぐ始めやすい粒度に落とし込める点が特徴です。
タスクを分解するロジックとして、チャンク化理論、メンタル・コントラストなど、心理学や行動科学の知見が取り入れられている点が特徴的です。
するたすは無料のトライアル期間が7日間あります。解約しない場合、自動で有料の「するたすプレミアム」への加入となります。料金プランは月額980円、年額2,700円の2プランが用意されています。
なお、現在はiOS版のみでの提供です。Androidのリリース時期は未定とされています。
ワークスペースを一元化できる「ClickUp」

ClickUpは、タスク、ドキュメント、チャット、ダッシュボード、カレンダーなどを一つのワークスペースで管理できるオールインワン型の業務管理ツールです。
ClickUpの基本的なAI機能としてBrain AIが用意されています。Brain AIは、タスクやドキュメント、コメントなどClickUp内の情報をもとに、文章作成や要約、プロジェクト更新を支援する機能が中心です。たとえば、タスクの説明文を作る、進捗を要約する、ClickUp内の情報を検索するといった操作をサポートします。

その上、より複雑な処理をおこなうAIエージェントも提供されています。
Brain AIを土台にしたAIエージェント機能であるSuper Agentsでは、複数のステップから構成されるワークフローを実行できます。また、Autopilot Agentsは、「新しいタスクが作成されたら内容を確認する」のように、ワークスペース内の変化に応じて処理を実行するAIエージェントです。
ClickUpでAIを利用するためには、有料プランの契約に加えてアドオンとしてBrain AI(ユーザーあたり9ドル/月)かEverything AI(ユーザーあたり28ドル/月)を購入する必要があります。また、Super Agentsなどの一部の高度なAI機能では、AI Super Creditsを消費する必要があります。
Brain AIは、ClickUpの基本AIアドオンでAIチャットやプロジェクト要約・更新、ClickUp内の情報検索などの基本機能をカバーしています。また、Brain AIには1,500 AI Super Credits/月も含まれます。
Everything AIは、Brain AIより広い範囲のAI機能を使える上位アドオンで、Super Agentsの利用拡張やAutopilot Agentsが可能になります。Everything AIには、5,000 AI Super Credits/月が含まれます。
初心者でも使いやすい「Trello」

Trelloは、カードとボードを使ってタスクを視覚的に管理できるツールです。タスクをカードとして登録し、「未着手」「進行中」「完了」などのリスト間で移動させながら管理できるため、初めてタスク管理ツールを使う人でも作業状況を直感的に把握しやすい点が特徴です。
Trelloでは、タスク管理を効率化するためにAI機能が利用できます。AIがメールの内容からタスクを抽出しカード化したり、期限を抽出してアクションアイテムをチェックリスト化することでタスク管理を支援します。AI機能もシンプルな内容となっており、タスク管理が初心者でも扱いやすいツールです。

Trelloには無料プランの他に、有料プランのStandard(5ドル/月)、Premium(10ドル/月)、Enterprise(17.5ドル/月)があります。プランによってAIの利用範囲が異なります。無料プランではAI機能は利用できず、Standard以上でAIクイックキャプチャ、Premium以上でカードの説明やコメントの生成が可能です。
AIで業務フローの標準化・定着を支援「mfloow」

mfloowは、タスク管理だけでなく、業務フローの可視化、標準化、自動化、定着までを支援する業務改善プラットフォームです。
既存のマニュアルやタスクリストを読み込ませることで、AIが業務フローのテンプレートを生成します。マニュアルがない場合も、業務名、目的、開始タイミング、担当者、完了条件という5つの質問に回答することで、AIが業務を整理し、必要なタスクとスケジュールを含むフローテンプレートが簡単に作成できます。

業務フローの生成だけでなく、作業報告についてもAIが支援します。AI日報という機能では、その日に更新したタスクのステータス、工数、コメント、チェックリストなどを参照し、日報の文章を自動生成します。
mfloowには、ライト、スタンダード、エンタープライズの3プランがあります。ただし、公式サイトでは具体的な月額料金や初期費用を公開していません。利用する管理者数や必要な機能、導入規模などに応じた個別見積もりとなるため、利用を検討している場合はまず問い合わせてみましょう。
タスク計画から自動化までAIがサポート「Taskade」

Taskadeは、タスク管理、プロジェクト管理、ドキュメント作成、AIエージェント、自動化を一つのワークスペースで扱えるAIタスク管理ツールです。Taskade Genesisによって、文章による指示をもとに、業務アプリ、AIエージェント、自動化ワークフローなどを作成できる点が特徴です。
リサーチ、データ分析、コンテンツ作成など、特定のタスクを自動で行うAIエージェントや、複数のAIエージェントが連携して複雑な業務を進めるAIチーム、バックグラウンドで常時タスクを自動で実行するAIオートメーションなどの機能も利用できます。
AIエージェントやAIオートメーションは、他の利用者が作成したテンプレートも公開されているため、よくあるタスクはすぐにTaskade上で再現できる点も大きなメリットです。

TaskadeのFreeプランはユーザー3名まで、Proプラン($20/月)はユーザー10名まで、Businessプラン($50/月)は人数無制限で利用できます。チーム向けのMaxプラン($200/月)、組織向けのEnterpriseプラン($500/月)も用意されています。
なお、TaskadeでAI機能を利用するためにはAIクレジットが必要です。
Freeプランの場合、Taskade Genesisによるアプリ構築が1回だけ試せます(3,000クレジット分)。AIクレジットはProプランで50,000クレジット/月、Businessプランで150,000クレジット/月、Maxプランで400,000クレジット/月、Enterpriseプランで1,100,000クレジット/月が提供されます。
AIチャットボットが進捗確認を代行「Commu」

Commuは、AIチャットボットを活用した日本発のプロジェクト管理サービスです。
Commuでは、タスクをチケット化してスケジュール管理します。チャットボットがその日のタスクや期限の近いチケットなどを通知し、プロジェクトをサポートすると説明されています。1日のはじめに今日やるべきタスクを知らせてくれるため、メンバーが自分でチケットを探す手間を減らしやすくなります。
Commuの特徴はAIの機能がチャットボットに集約されている点です。チャットボットが日々のタスク確認やチケット更新を促すことで、プロジェクトマネージャーが管理する負担を減らす効果が期待できます。
Commuの料金プランは、フリー(無料)、スタンダード(980円/月)、ビジネス(2,200円/月)、プレミアム(10,500円/月)の4種類で、すべてのプランでAIチャットボットが利用できます。プランの違いは主にユーザー数とストレージ容量です。無料プランでは5人まで利用可能なため、6人以上の場合は、有料プランが必要となります。
大規模チームの業務・リソース管理に強い「Wrike」

Wrikeは、プロジェクトや部門をまたいだ業務状況の可視化、チーム連携、リソース配分を支援するプラットフォームとして使用できます。AIエージェントやCopilotを組み込むことが可能で、大規模チーム向けの業務管理基盤として活用できます。
AI機能はAI EssentialsとAI Eliteの大きく2種類に分かれています。
AI Essentialsには、文章作成・編集、コメント要約、自然言語によるフォーム生成・ルール生成、AI ハイライトなどが含まれます。

一方、AI Eliteには、Wrike Copilot、ウィジェット生成、AI Agents、ホワイトボードアシスタントなど、より高度なAI機能が含まれます。
Wrike Copilotは、プロジェクト内の情報に対して質問し、作業状況を回答したり、コメントスレッドを要約したり、Wrikeデータをもとにチャートやリンクを作成したりするAIアシスタントです。Wrike AI Agentsは、管理者がプロジェクト全体を管理するための機能で、タスクの仕分け、自動割り当てなどをバックグラウンドで処理します。
Wrikeの料金プランにはFree(無料)、Team(ユーザーあたり10ドル/月)、Business(ユーザーあたり25ドル/月)、Pinnacle(要問い合わせ)、Apex(要問い合わせ)の5種類があります。AI Essentialsは全プランで利用できますが、より高度なAI EliteはBusinessプラン以上での提供となります。
まとめ
AIを活用したタスク管理ツールは、個人からチームまで幅広い用途に対応し、生産性向上に役立ちます。
無料プランは手軽に始められる一方、有料プランはAIを活用した優先順位付けや自動化機能、プロジェクト管理を強化します。
たとえば、NotionやClickUpは柔軟性が高く、Trelloは直感的な操作が魅力です。また、Todoistは日常的な管理に便利で、Asanaは大規模なプロジェクトにも対応します。
用途や予算に応じて最適なツールを選び、効率的なタスク管理を実現しましょう。
