X、AIツールからX APIを利用できる「X MCP」を提供

出典:MCP Servers – X

Xは、Grok BuildやCursor、Claude Desktop、VS CodeなどのMCP対応AIツールから、X APIと開発者向けドキュメントを利用できる「X MCP」を提供しています。MCPは、AIモデルが外部のデータやツールへ接続するための共通仕様で、XはAPI操作用とドキュメント検索用の2種類のホスト型サーバーを公開しました。

API操作用の「X MCP」は、「https://api.x.com/mcp」で提供されます。AIは投稿の取得に加え、いいね、リポスト、引用を行ったユーザーの確認、全アーカイブを対象とした投稿検索、ユーザー検索、ニュース検索、トレンド取得などを実行できます。利用者の権限を使う認証方式では、ブックマークの追加・削除やフォルダ管理、Articlesの下書き作成・公開にも対応します。

もう一方の「Docs MCP」は、「https://docs.x.com/mcp」で利用できます。X APIのドキュメント、コード例、APIリファレンス、認証ガイドなどを検索し、指定したページの内容を取得する機能を備えます。両サーバーを同時に接続すれば、AIが仕様を確認しながら実際のAPI操作を行う構成も可能になります。

X MCPでは、読み取り専用ならApp-only BearerトークンをAuthorizationヘッダーに設定して直接接続できます。一方、利用者として操作する機能にはOAuth 2.0のユーザー認証が必要です。この場合、オープンソースの「xurl mcp」ブリッジをローカルで起動し、XアプリのCLIENT_IDとCLIENT_SECRETを設定します。初回のみブラウザでOAuthログインを完了させれば、トークンはキャッシュされ、その後は自動更新される仕組みです。

ただし、完全に設定不要というわけではありません。フル機能を利用するには、X Developer PortalでOAuth 2.0を有効化したアプリを作成し、リダイレクトURIの登録や認証情報の設定を行う必要があります。初回認証中はMCPクライアントとの接続開始が待機するため、Xは起動タイムアウトを300秒以上に設定するよう案内しています。

Xは、各AIツール向けの設定例も公開しました。AIエージェントがリアルタイム性の高い投稿、ニュース、トレンドを取得し、必要に応じてブックマークや記事作成まで実行できる環境が整うことで、Xを情報源や業務フローに組み込む開発は進めやすくなりそうです。


出典:MCP Servers – X

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