X、自然言語で広告運用を操作できる「Ads MCP」を提供

X、自然言語で広告運用を操作できる「Ads MCP」を提供
出典:https://x.com/XBusiness/status/2090892103077278141

Xは、広告APIのゲートウェイに組み込んだリモートMCP(Model Context Protocol)サーバー「Ads MCP」を提供しています。接続先は「https://ads-api.x.com/mcp」です。MCPは大規模言語モデル(LLM)を外部ツールに接続するためのオープン標準で、対応するクライアントは個別のAds API連携コードを作成せずに、X広告向けの23種類のツールを利用できます。

Ads MCPは、Grok、Claude Code、MCP SDKで構築した独自エージェントなどから接続できます。利用者は自然言語で指示し、エージェントが広告アカウントやキャンペーンの情報取得、分析、キャンペーンの作成・管理に必要なツールを組み合わせて実行します。例えば、アカウント情報、資金調達手段、キャンペーン、広告セットに相当するラインアイテム、ターゲティングという順で処理を進められるとしています。

用意された機能には、広告アカウント、キャンペーン、ラインアイテム、プロモート済み投稿、ターゲティング条件、アカウント投稿などの一覧・取得があります。分析機能としてアカウント統計やキャンペーンのリーチ推定値を取得でき、ターゲティングでは興味関心と地域を検索できます。書き込み系では、キャンペーンやラインアイテムの作成・更新・有効化、ターゲティング条件の追加・削除、nullcast形式の広告投稿作成、既存投稿のプロモーションに対応します。

認証には利用者自身のOAuth 2.0トークンを用いるため、エージェントが参照できるのは、その利用者にアクセス権がある広告アカウントに限られます。また、キャンペーンとラインアイテムは常に停止状態で作成され、明示的に有効化するまで広告費は発生しない設計です。読み取りと分析には「ads.read」、広告やクリエイティブの作成・変更には「ads.write」の権限が必要です。トークン更新用の「offline.access」も付与するよう案内しており、これを含めない場合、トークンはおよそ2時間で期限切れとなり更新できません。

利用に当たっては、X Developer Consoleでアプリを作成または再利用し、読み書き権限を有効化したうえで、Ads Projectへのアクセスを設定します。利用者自身も少なくとも1つの広告アカウントへのアクセス権を持つ必要があります。XはGrok Build、Grokのウェブ版、Claude Code向けに接続手順を示しています。複数のクライアントで同時に使う場合、同じアプリと利用者の組み合わせでは1つのOAuth認可のみが有効となり、別のクライアントでログインすると先のトークンは無効化されるため、クライアントごとにアプリを用意する運用を案内しています。


出典:X Ads MCP – X

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