OpenAI、GPT-6.1 Solの「Ultrafast」モードを提供開始 標準比で最大8倍の速度

OpenAI、GPT-6.1 Solの「Ultrafast」モードを提供開始 標準比で最大8倍の速度
出典:https://x.com/OpenAIDevs/status/2108262812489531498

OpenAIは2026年10月8日、同社の開発者向けアカウント「OpenAI Developers」を通じて、GPT-6.1 Sol向けの高速モード「Ultrafast」の提供を開始したと発表しました。APIのほか、CodexおよびChatGPT Workで利用できます。同社は、GPT-6 Astraに近い知能を、Sol Standardと比べて最大8倍の速度で提供できると説明しています。

OpenAIのAPIドキュメントによると、UltrafastはOpenAI APIで最も高速なサービス階層です。GPT-6 AstraとGPT-6.1 Solでは広く利用でき、GPT-5.6 Solについてはプレビューとして提供されています。速度が高いコストに見合う場面での利用が想定されており、同社はデバッグ中の障害対応、アプリを操作するエージェント、1秒を争うライブ体験などを用途として挙げています。

APIでの料金は、GPT-6.1 SolのUltrafastモードで入力100万トークンあたり12ドル、出力100万トークンあたり60ドルです。ドキュメントには、入力、キャッシュ入力、キャッシュ書き込み、出力の各価格をまとめた料金表があると記されています。

CodexとChatGPT Workでは、Pro 500、条件を満たす従量課金型のEnterprise、クレジット制のEduの各プランで利用できます。Enterpriseでは、管理者がアクセスを有効にする必要があります。GPT-6.1 SolのUltrafastは、米国とEUでのデータレジデンシー(データを特定の地域内に保管する仕組み)への対応を含め、サポート対象のすべての地域で使えます。GPT-6 AstraのUltrafastは、米国のデータレジデンシーとグローバル処理のみに対応します。GPT-6.1 Solは、グローバル処理にも対応しています。

GPT-6 AstraとGPT-6.1 SolのUltrafastは、すべてのAPIユーザーが利用できます。レート制限はStandardおよびFastモードとは別に設けられているため、トラフィックを増やす前に自組織の上限を確認するよう案内されています。OpenAIのアカウントチームと連携している場合は、上限引き上げをチームに依頼できます。GPT-6.1 Solの既定の上限は、毎分トークン数(TPM)でBuildが100万、Launchが400万、Growが4000万です。GPT-6 Astraは、Buildが50万、Launchが100万、Growが500万となっています。

利用するには、各response.createイベントでモデルにgpt-6-astraまたはgpt-6.1-sol、service_tierにultrafastを指定します。OpenAIはWebSocketの利用を強く推奨しており、ツール呼び出しが短時間に連続するエージェント型アプリケーションでは特に有効だとしています。永続的な接続がないと、ネットワークの負荷によって遅延の短縮効果が小さくなる場合があるためです。ドキュメントには、同じ接続で複数のやり取りを続ける例が示されています。2回目のリクエストでは、新しい入力と最初の応答のIDをprevious_response_idとして渡します。

HTTPリクエストでも、SDKを通じてUltrafastを利用できます。ただし、ツール呼び出しが多いアプリケーションでは、リクエスト間の負荷を減らすため、WebSocketの永続接続が望ましいとされています。


出典:https://x.com/OpenAIDevs/status/2108262812489531498

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