【2026年最新】AI翻訳ツールおすすめ7選!無料・アプリも比較

AI翻訳ツールを比較して、自分の用途に合うツールを選びたい人に向けて、おすすめのAI翻訳ツールを紹介します。

無料で使えるAI翻訳に加え、スマホで使いやすいアプリから専門文書・法人利用に向くツールまで、翻訳精度・対応形式・料金・セキュリティの違いを整理しました。

また、生成AIによる翻訳と従来型の機械翻訳の違いや、用途に合うツールを選ぶポイントも解説します。

目次

AI翻訳ツールとは?生成AI翻訳と従来型機械翻訳の違い

AI翻訳ツールを選ぶには、AI翻訳ツールでできることや従来のツールとの違いを知ることが大事です。まずは以下の内容を確認して、導入準備を進めましょう。

AI翻訳ツールでできること

AI翻訳ツールでは、日本語や英語などで書かれた文章を別の言語へ翻訳できます。単語や短文だけでなく、メール・Webサイト・論文・契約書・商品資料など、複数の種類の文書を翻訳可能なツールも多いです。

ツールによっては、テキストを入力するだけでなく、PDF・Word・PowerPoint・Excelなどのファイルをアップロードして翻訳できます。スマートフォン向けのAI翻訳アプリも登場しており、音声を使った会話翻訳や、カメラで撮影したメニュー・案内表示の翻訳が可能なアプリもあります。

生成AIを搭載した一部のツールでは、翻訳後の文章を自然な表現に言い換えたり、読み手や用途にあわせて文体を調整したりできます。必要な機能が利用できるかは、各ツールの仕様を確認しましょう。

生成AIによる翻訳と従来型の機械翻訳の違い

従来型の機械翻訳とは、入力された文章を指定した言語へ自動的に変換する仕組みの総称です。原文を入力すると、基本的にはすぐに翻訳が行われ、翻訳後の文章が表示されます。短文や定型文、大量の文章をすばやく処理しやすく、同じ文章に対して比較的一貫した訳文を得やすいです。

一方で、生成AI翻訳はLLM(大規模言語モデル)を使い、文章の前後関係や指示内容を踏まえて翻訳後の文章を生成する仕組みです。原文に同じ表現が使われていても、文脈を踏まえて適切な表現に調整される点が特徴的です。ツールによっては内容の要約や用語の解説なども行うケースがあります。

ただし、生成AIは自然な文章を作ることを優先するあまり、原文にない説明を補ったり、一部の意味を言い換えすぎたりする場合があります。従来型の機械翻訳も誤訳は起こりますが、原文と翻訳後の文章の対応がわかりやすいため、生成AI翻訳よりも誤訳部分を特定しやすいです。

項目従来型の機械翻訳生成AI翻訳
特徴原文に対応する表現へ変換する文脈や指示を踏まえて訳文を生成する
翻訳の一貫性同じ文章なら訳文が安定しやすい指示や会話履歴によって訳文が変わることがある
忠実さ原文に沿った翻訳に向いている自然さ優先で意訳が加わりやすい
注意点専門用語を誤って解釈することがある内容の追加・省略が起こりやすい

なお、現在のAI翻訳ツールには両方の技術を組み合わせたものもあり、従来型の機械翻訳か生成AI翻訳かを完全に分けられないケースもあります。どちらを使う場合でも、重要な契約書や専門文書では原文との照合や人間による最終確認が必要です。

AI翻訳ツールの選び方|比較すべきポイント

AI翻訳ツールを選ぶときは、翻訳精度だけでなく、対応している言語・ファイル形式・利用にかかる料金・セキュリティまで確認することが重要です。利用目的や翻訳する文章の種類に合った機能を確認し、自分に適したAI翻訳ツールを選びましょう。

翻訳精度や翻訳の自然さを確認する

AI翻訳ツールを選ぶときは、単に日本語へ変換できるかだけでなく、原文の意味を正確に反映できているかを確認しましょう。読み手にとって自然な文章になっているかも重要なポイントです。

翻訳精度は、対応言語や文章の分野、文の長さによって変わります。日常会話では自然な翻訳ができるツールでも、契約書・論文・技術資料といった特殊な文書では専門用語を誤訳したり、重要な条件を省略したりする可能性があります

AI翻訳ツールを評価する際には、機密情報や個人情報を除いた代表的なサンプル文を、複数のツールで翻訳してみましょう。専門用語・主語と目的語・数字・否定表現・固有名詞が正しく処理されているかを比較し、文章の読みやすさだけでなく原文への忠実さも確認することが重要です。

ビジネス文書では、敬語や文体を調整できる機能や、用語集・辞書を登録できる機能も役立ちます。翻訳する文書に合わせたオプション機能が提供されているか、その機能を利用するのにどれくらい料金がかかるかも踏まえてAI翻訳ツールを選定するとよいでしょう。

引用:Languise

対応言語と翻訳したい文章の種類で選ぶ

AI翻訳ツールは、サービスによって対応言語や得意な言語が異なります。英語と日本語の翻訳に強いツールでも、中国語・韓国語・マイナー言語では翻訳精度が安定しない場合があります。まずは翻訳したい言語に対応しているかを確認し、必要に応じて双方向の翻訳が可能かをチェックしましょう。

また、翻訳する文章の種類を踏まえて、どのような入力方法が必要かも考慮しておきましょう。旅行中の利用であれば、テキスト入力よりも音声入力や画像入力を使った翻訳が便利です。一方でメール・契約書・社内資料など、ビジネスの場で利用する場合は、長文のテキスト入力やファイルのアップロードに対応している必要があります。

とくに業務で利用する場合、PDF・Word・PowerPoint・Excelなど、どのファイル形式に対応しているかをチェックしておきましょう。また、ファイル形式の対応だけでなく、翻訳した後に表・画像・段落・レイアウトをどの程度保持できるかも重要です。翻訳ができていても、翻訳後の修正作業が多いと業務効率が下がるため注意しましょう。

【比較表】AI翻訳ツール7選を比較!アプリ対応や入力形式を整理

おすすめのAI翻訳ツールについて、ツールを選ぶ際にポイントとなる項目を比較しました。

スクロールできます
サービス画像料金プラン公式サイトおすすめ用途無料利用対応環境入力方法強み注意点
Imprint
Languise
Free
Basic…¥1,200/月
Pro…¥3,600/月
Pro Max…¥7,500/月
公式サイト論文・契約書などの専門文書翻訳可能
※1日の回数制限あり
Web版のみテキスト入力
PDF
Word
PowerPoint
Excel
レイアウトを維持して翻訳
AIチャットボットに質問・指示できる
対応ファイルは4種類のみ
DeepL
DeepL
Individual…¥1,380/月
Team…¥4,500/月
Business…¥9,000/月
Enterprise…個別の料金設定
公式サイト自然で読みやすい文章
ビジネス文書
Gmail上での翻訳
可能iOS
Android
Windows
macOS
テキスト入力
PDF
Word
PowerPoint
Excel
HTML
SRT字幕
画像(β版)
自然な訳文を得やすい
ブラウザ拡張機能でGmail連携
無料版は形式・文字数に制限
Google
Google 翻訳
無料公式サイト多言語の翻訳
Webページの簡単な翻訳
可能iOS
Android
テキスト入力
手書き
画像
音声
Webページ(URL)
200以上の言語に対応
アカウント登録不要
専門用語は誤訳のリスクあり
OpenAI
ChatGPT
無料版…$0
Go…$8/月(地域により価格差)
Plus…$20/月
Pro…$100・$200/月の2プラン
(上位ほど利用上限が高い)
Business…$20〜25/ユーザー/月
(2名〜)
エンタープライズ…カスタム価格
公式サイト内容を踏まえた要約・文体調整・内容解説可能iOS
Android
Windows
macOS
テキスト入力
画像
PDF
Word
PowerPoint
Excel
対話形式で内容についての修正・指示が可能指示の仕方で訳文の忠実度が変わる
Microsoft
Microsoft Translator
個人向け…無料
API(F0)…月200万文字まで無料
API(S1)…従量課金制
大規模・個別契約…要問い合わせ
公式サイトMicrosoft 365の翻訳機能と併用可能Web版
iOS
Android
テキスト入力
画像
音声
Word・Excelなどの標準機能として利用可能アプリごとに翻訳機能の操作方法が異なる
株式会社みらい翻訳
みらい翻訳Plus
Free…0円
Starter…月額550円/ユーザー
(年払い495円)
Standard…月額2,970円/ユーザー
(年払い2,475円)
Premium…月額5,940円/ユーザー
(年払い4,950円)
公式サイト機微情報を含む文書翻訳可能
※1日の文字数制限あり
Web
Chrome拡張機能
(Starter以上)
テキスト入力
PDF
Word
PowerPoint
Excel
データを二次利用しない方針
翻訳後にデータを自動削除(ISO27001取得)
高度なセキュリティ機能はFLaTのみ
NAVER
Papago
無料公式サイトアジア圏での旅行・日常会話可能iOS
Android
テキスト入力
手書き
画像
音声
韓国語を含むアジア言語の翻訳が得意対応言語が少なめ
(要事前確認)
※2026年7月時点の情報です。料金は契約経路・請求周期・税区分・地域通貨によって異なる場合があります。

それぞれ、アプリの提供状況や対応している入力方法が異なるため、翻訳が必要な状況でそのツールが使えるかチェックしましょう。そのうえで、各ツールのおすすめ用途や強みを参考に、自分に合ったAI翻訳ツールを探してみてください。

おすすめAI翻訳ツール7選!無料で利用可能なアプリも紹介

おすすめするAI翻訳ツールについて、それぞれの特徴を整理しました。専門性の高さや利用シーンに応じて、幅広いタイプのツールを紹介します。

Languise

引用:Languise

Languiseは、論文・特許・契約書・技術資料など、専門性の高い文書を翻訳したい人におすすめのAI翻訳ツールです。翻訳用辞書に専門用語と訳語を登録できるため、用語を統一しやすく、誤訳の低減が期待できます。

また、PDF・Word・PowerPoint・Excelファイルをそのままアップロード可能です。PowerPointやExcelファイルは翻訳によって字数が変わるため、レイアウトが崩れがちです。Languiseではレイアウトを維持しながら翻訳が行えます。図表と本文の対応関係が崩れにくく、資料内容を把握しやすい点が利点です。

引用:Languiseデモ

翻訳した文章について、わかりにくい専門用語や記述をAIチャットボットに質問できます。そのため、海外の論文や英語資料を「日本語に訳すだけでなく、内容まで理解したい」人におすすめです。

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Languiseとは?使い方や料金を解説!翻訳・校正・要約のAIツールはこれ一つ 翻訳、校正、要約を一つのツールで行えるAI搭載サービス「Languise」が注目を集めています。 100以上の言語に対応し、PDFやWordなど様々な形式のファイルを処理できる高機能ツールです。 独自の文書処理技術とChatGPTエンジンを組み合わせることで、高精度な処理を実現してくれる上に、セキュリティ面でも安心な、次世代の言語処理ツールをご紹介します。

\ 無料トライアル実施中 /

DeepL

引用:DeepL

DeepLは、翻訳後も自然で読みやすい文章になることを重視する人におすすめのAI翻訳ツールです。

テキストを入力して翻訳できるほか、文書ファイルをアップロードし、ファイル全体を翻訳する機能もあります。DeepLはWord・PowerPoint・PDFの翻訳に全プランで対応しています。Excel・SRT字幕ファイルは上位プラン限定、HTMLはStarter以上のプランで利用可能です。PNG・JPGの画像翻訳はベータ版として提供されています。

DeepL Writeは、文章の文法や表現を整えたり、読み手にあわせて文体やトーンを調整したりする推敲機能です。DeepLのブラウザ拡張機能を導入すると、Gmail上で翻訳や文章の推敲(DeepL Write)を行えます。利用範囲は契約プランによって異なり、Write Proの利用には別途契約またはバンドルプランへの加入が必要です。

引用:DeepL

注意点として、無料版では翻訳できる文字数や文書ファイル数などに制限があります。また、契約書や論文では、原文の条件や専門用語が正確に反映されているとは限りません。翻訳後の文章品質を重視する人、メールの翻訳をスムーズに行いたい人に向いています。

\ 自然な訳文を試してみる /

Google 翻訳

引用:Google 翻訳

Google 翻訳は、多様な入力による翻訳機能を無料で使いたい人におすすめです。対応言語が多く、Web版はアカウント登録なしでも使えるため、AI翻訳を初めて試す人も利用しやすいです。

Google 翻訳は、Webブラウザからアクセスすることでかんたんにテキスト翻訳が使えます。また、スマートフォンアプリを使うと、音声入力・カメラを使った画像入力も利用できます。カメラを文字へ向けるだけで画面上に訳文を表示できるため、文章を手入力する必要がありません。

引用:Google 翻訳
引用:Google 翻訳

対応言語を事前にダウンロードしておけば、テキスト翻訳とカメラ翻訳はインターネットに接続できない環境でも利用できるとされています。ただし音声を使った会話翻訳はオフラインでは利用できません。通信状況に不安がある海外旅行では、ダウンロード済みの言語でのテキスト・カメラ翻訳を中心に活用するとよいでしょう。

\ 登録不要ですぐ使える /

ChatGPT

引用:ChatGPT

ChatGPTは翻訳だけでなく、AIを活用した文体の調整・要約・内容の解説までまとめて行いたい人におすすめです。「取引先向けの丁寧な英語に翻訳する」「専門用語は英語のまま残す」「直訳と自然な意訳を両方表示する」など、文章を調整する条件を細かく指定できます。

一般的なAI翻訳ツールとの違いとして、一度翻訳した後も会話形式で修正を続けられる点があります。たとえば、「もう少し簡潔に翻訳して」「この訳語を使った理由を説明して」といった形で、翻訳した文章に対して追加の依頼ができます。英文のニュアンス確認・論文の概要把握など、翻訳結果に対してさらにAIを使いたい場面で便利です。

ただし、ChatGPTは翻訳専用ツールではないため、与える指示によって原文への忠実度や翻訳の一貫性が変わってしまう点に注意しましょう。数字・固有名詞・否定表現・契約条件といった重要な内容は、原文との照合が必要です。

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\ 会話形式で微調整できる /

Microsoft Translator

引用:Microsoft

Microsoft Translatorは、Microsoft 365を使って資料作成やメール対応をしている人と相性がよいサービスです。

Microsoft Translatorは、単体の翻訳アプリとしてだけでなく、Microsoft製品の中の翻訳機能としても利用されています。Word・Excel・PowerPoint・Outlookなどでも、そのまま翻訳機能を使えます。

普段からMicrosoft製品の標準機能で翻訳している場合、Microsoft Translatorなら別ツール導入の手間を減らせるでしょう。

ブラウザ版とアプリ版が提供されており、参加者が会話コードを入力すれば異なる端末から同じ会話に参加できます。リアルタイムで翻訳結果を確認できるため、外国語を使う打ち合わせなど、複数人で意思疎通を図りたい場面にも活用できます。

引用:Microsoft

\ 複数人の会話も翻訳できる /

みらい翻訳

引用:みらい翻訳

みらい翻訳は、ビジネス文書の翻訳でセキュリティを重視する人におすすめの日本発AI翻訳サービスです。TOEIC960点レベルの翻訳精度を掲げており、NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)やNTTと連携して開発した言語処理技術を強みとしています。

みらい翻訳の大きな特徴は、セキュリティを重視している点です。「みらい翻訳Plus」は、入力データを二次利用しない方針で、翻訳後にデータが自動的に削除されるとされています。ISO/IEC 27001(ISMS)認証も取得しており、個人から小規模チームまで利用しやすいサービスです。

より高いセキュリティ要件に対応する場合は、法人向けの上位サービス「みらい翻訳FLaT」が用意されています。FLaTはISO/IEC 27001に加えてISO/IEC 27017も取得しており、IPアドレス認証や2段階認証にも対応しているとされています。

みらい翻訳Plus・FLaTともに、機密情報やビジネス文書を扱う組織にとって選択肢になるAI翻訳ツールです。

\ セキュリティ重視の翻訳なら /

Papago

引用:Papago

Papagoは、韓国のNAVERが提供するAI翻訳サービスで、韓国語を含むアジア言語の翻訳に使いやすいです。

Papagoは対応言語を14言語に絞り、テキスト・画像・音声・会話・手書き・オフライン翻訳など、旅行や語学学習で使いやすい機能をまとめています。特に、日本語・韓国語・英語・中国語を使う場面で、SNSの投稿・チャット・メニュー・案内表示などを手軽に確認したいシーンに向いています。

スマートフォンアプリでは、カメラで撮影した画像内の文字を翻訳できます。マイクに話しかけて音声を翻訳したり、2人が交互に話す1対1の会話翻訳も利用可能です。翻訳結果は音声でも再生されるため、相手に訳文を聞かせたいときや、外国語の発音を確認したいときにも便利です。

より高い利用上限やビジネス向け機能が必要な場合は、無料のPapagoとは別サービスの有料版「Papago Plus」も用意されています。

\ 韓国語・アジア言語に強い /

AI翻訳ツール選定で失敗しないための注意点

AI翻訳ツールは便利ですが、誤訳・訳抜け・専門用語の不統一・入力データの二次利用といったリスクがあります。適切にAI翻訳ツールを活用するために、注意点も確認しましょう。

AI翻訳は誤訳や訳抜けが起こることがある

AI翻訳は短時間で大量の文章を処理できる一方、誤訳や訳抜けが起こり得ます。前後の文脈を誤って判断したり、主語を取り違えたり、否定表現や条件文の意味を反対に訳したりする可能性があります。

特に注意したいのは、数字・日付・単位・固有名詞・契約条件などの具体的な表現です。訳文が自然に読めても、原文の意味を正確に反映しているとは限りません。たとえばOpenAIは、生成された内容は常に正確とは限らないため、重要な用途では人による確認が必要だと案内しています。

重要な作業では人による確認を行ってください。ChatGPT は不正確または古い情報を出力する場合があります。これは、学習データのパターンに基づいて回答を生成するという仕組みにより、最新情報を反映していなかったり、不正確な内容が含まれていたりする可能性があるためです。

出典:OpenAI

AI翻訳を利用する際は、翻訳前後の段落数を比べたり、数字や否定表現を原文と照合したりする確認が必要です。契約や意思決定に関わる文章では、重要部分を別のツールでも翻訳し、人間による確認も必ず行いましょう。

専門用語は人の確認が必要になる

契約書・論文・医療資料・ITマニュアルなどの専門的な文書では、専門用語の訳し方が文書の意味を大きく左右します。同じ単語でも、業界や文章の分野によって適切な訳語が異なるためです。

多くのAI翻訳ツールは一般的な内容の文章に対応できますが、企業独自の製品名・略語・社内用語・新しい技術用語を正しく翻訳できるとは限りません。特定分野の語彙を扱う場合は、専門の翻訳ツールや用語集の利用も検討しましょう

ただし、業界慣習を踏まえた翻訳など、用語集の利用だけではカバーできない範囲もあります。そのため、重要文書では、該当分野に詳しい担当者や翻訳者が専門用語の統一・定義・文脈上の妥当性を確認する必要があります。

機密情報を入力する前にデータ取扱条件を確認する

無料のAI翻訳ツールは手軽に利用できますが、社外秘資料・顧客情報・未公開の契約書などをそのまま入力するのは避けるべきです。サービスによっては、入力データが一定期間保存されたり、サービス改善やAIモデルの学習に利用されたりする可能性があるためです。料金の有無だけで安全性を判断せず、入力データの学習利用や保存期間などのデータ取扱条件を確認しましょう。

とくに、無料版と有料版でデータの取り扱いが異なるケースに注意しましょう。たとえばDeepLの無料サービスでは、サービスにアップロードした情報はアルゴリズムのトレーニング・改善のために一定期間処理される可能性があります。そのため、機密情報や個人情報を含む内容の入力は有料のDeepL Pro契約時のみ許可されています。

Please note that you may not use the Free Services for processing content containing confidential or personal data of any kind. In this context, personal data means any information relating to an identified or identifiable natural person. The provision of content containing confidential and/or personal data is only allowed within a DeepL Pro subscription.

【参考訳】無料サービスでは、機密情報または個人データを含むコンテンツの処理はできませんのでご注意ください。ここでいう個人データとは、特定された、または特定可能な自然人に関するあらゆる情報を指します。機密情報および/または個人データを含むコンテンツの提供は、DeepL Proサブスクリプションでのみ許可されています。

出典:DeepL Free Services – Terms of Use

無料ツールの場合は、機密情報や個人情報の入力をサービス側が禁止しているケースもあります。機微な情報を入力する際には、利用規約やデータポリシーを確認しましょう。

法人利用では管理機能も確認

法人でAI翻訳ツールを導入するときは、翻訳精度や料金に加えて、組織全体でツールを安全に管理できる機能があるかもチェックしましょう。個人向けアカウントを各社員が自由に作成すると、退職者のアカウントにデータが残ったり、誰がどの情報を入力したか把握できなかったりするリスクがあります。

法人向けの管理機能には、アカウントの追加・削除・アクセス権限設定・利用履歴や監査ログ・データ保持期間の設定などがある場合が多いです。

たとえばLanguise Enterpriseでは、管理画面からアカウントを追加・削除でき、利用回数や辞書をチーム内で共有できます。アクセス権限・監査ログ・データ保持期間など、それ以外の管理機能はサービスごとに確認してください。

まとめ

AI翻訳ツールは、ツールによって向いている用途が異なります。専門文書・論文・特許を翻訳し、内容を深く理解したい場合はLanguiseが向いています。自然で読みやすい訳文やGmailとの連携を重視するならDeepL、無料で手軽に翻訳するならGoogle 翻訳がおすすめです。

AI翻訳ツールを選ぶ際は翻訳精度だけでなく、対応している言語・ファイル形式・レイアウト保持・無料プランの制限などの確認も重要です。とくに、契約書・論文・特許・社内資料を扱う場合は、セキュリティも考慮しましょう。

高度な機能を使うためには有料プランの契約が必要なケースが多いですが、まずは無料範囲内で試すのがおすすめです。機密情報や個人情報を含まないサンプル文を使い、翻訳品質や操作性を確認してみましょう。

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