
Anthropicでプロダクト責任者を務めていたCat Wu(キャット・ウー)氏が、OpenAIへ移籍することを明らかにしました。Wu氏は自身のX(旧Twitter)への投稿で、OpenAIで「Core Products」のプロダクトマネジメントを率いると報告しています。投稿の日付は2026年11月5日で、「Some news」という書き出しから始まり、新たな役職を感嘆符付きで知らせる内容でした。
Some news: I’m joining OpenAI to lead product management for Core Products! I have a lot of respect for OpenAI for showing the world that scaling works, for bringing AI to over a billion people, and for believing great products are core to the mission. I’m excited to work with @thsottiaux, an incredible PM team, and everyone across OpenAI. Together, we’ll build agents that have your back and your team’s, and keep you in control, so you get more time for the people and work you love. Lots to learn, and lots to build. Please keep your feedback coming!
— cat (@_catwu) November 5, 2026
Wu氏は2026年11月3日付のXの投稿で、Anthropicからの退社を発表していました。退社の報告から2日後に、次の活動の場としてOpenAIが示されたことになります。ただ、Xでの投稿文では、Core Productsがどの範囲の製品群を指すのかは説明されていません。移籍の正式な開始時期も、投稿からは分かりません。

投稿の中でWu氏は、OpenAIへの敬意を表明しています。理由として挙げたのは三つです。一つ目は、規模を拡大すれば性能が伸びるというスケーリングが有効だと世界に示してきた点、二つ目は10億人以上の人々にAIを届けてきた点、三つ目は優れたプロダクトが使命の中核にあると考えている点です。スケーリングとは、モデルの規模や計算量を増やして性能を高めていく考え方を指します。
取り組む内容についてWu氏は、利用者本人とそのチームの味方になるエージェントをつくりたいと説明しています。エージェントとは、利用者に代わって作業を進めるAIの仕組みを指す言葉です。Wu氏はあわせて、利用者が主導権を手放さずにいられることも重視する姿勢を示しました。こうしたエージェントによって、大切な人々や好きな仕事に充てる時間を増やしたいという考えです。
投稿は「学ぶことも、つくるべきものも多い」と続け、フィードバックを引き続き寄せてほしいと呼びかけて締めくくられています。ここで挙げられた評価や意気込みは、いずれもWu氏自身の見方を述べたものです。Xの投稿にはOpenAI側のコメントは含まれていません。
