
米Anthropicは2026年7月2日、高性能AIモデル「Claude Fable 5」の提供を再開したと発表しました。米商務省がFable 5とMythos 5に対する輸出規制を解除したとの通知を受け、同社は7月1日にアクセス復旧の方針を示していました。今回の再開に合わせ、米国政府との協議を踏まえてサイバーセキュリティ関連の安全対策を更新しています。
We’ve received notice that the Department of Commerce has lifted export controls on Claude Fable 5 and Mythos 5.
— Anthropic (@AnthropicAI) June 30, 2026
We'll begin restoring access tomorrow, and will share an update soon.
We’re grateful to our users for their patience, and to everyone who worked with us on…
Anthropicによると、新たな安全対策による影響は限定的で、コーディング作業の大部分は従来通り利用できる見通しです。一方、導入直後は従来のFable向け対策よりも、無害な依頼を誤ってフラグする割合がやや高くなる可能性があります。リクエストがフラグされた際は、ユーザーにその旨が明示され、代わりにOpus 4.8が回答を生成します。同社は今後数週間で判定を調整し、誤検知の低減を進める方針です。
生物学と化学に関する分類器は、Fable 5の初回提供時から変更していません。Anthropicは、これらの判定が依然として広範であり、基本的な生物学に近い質問でもOpus 4.8への切り替えが起こる場合があると説明しました。改善は近く導入する予定です。Claude Codeで誤判定があった場合は「/feedback」コマンド、Claude.aiとCoworkでは評価ボタンから報告を受け付け、利用者のフィードバックを分類器の改善に活用します。
Fable 5は、利用枠を含む有料プランで7月7日まで利用できます。対象はPro、Max、Team、組織側で有効化されたシート型Enterpriseプランのプレミアムシートです。期間中は各ユーザーの週次利用上限の最大50%まで、追加料金なしでFable 5を使用できます。ただし、利用枠は他のClaudeモデルと共有され、Fable 5は通常のモデルより速く枠を消費します。
上限に達した場合は、使用量クレジットを使ってFable 5を継続するか、別のモデルへ切り替える必要があります。プロモーションは太平洋時間の7月7日午後11時59分59秒までで、終了後はFable 5を使うために使用量クレジットが必要になります。Web版Claude、モバイル、Desktop、Cowork、Claude Code、Claude Design、Microsoft 365向けClaude、Teams、Claude Tagで提供されます。
