
低価格でスピーキング練習を始めやすいAI英会話アプリとして「SpeakL」が注目されていますが、実際の評判が気になっている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、SpeakLを実際に使って感じた良かった点・気になった点をレビューし、おすすめできる人・おすすめできない人の特徴を解説します。また、口コミや料金体系もまとめたので、SpeakLが自分に合うAI英会話アプリか判断したい人は、ぜひ参考にしてください。
SpeakLのレビュー結論!コストを抑えてスキマ時間にアウトプット量を増やしたい人向け

SpeakLは費用を抑えながら、AI講師との英会話量を増やしたい人に向いているアプリです。
実際にアプリ版を使ってみると、レベル診断や教材選択を行わずに、すぐに英会話を開始できる手軽さが印象的でした。
AI講師の発言には英語字幕が表示され、分からない場合は日本語に翻訳できます。自分が伝えたい内容も日本語から英語へ翻訳できるため、英会話に慣れていない人でも会話が止まりにくいようになっています。
一方で、英語を基礎から学ぶことを重視したアプリではないため、文法や語彙、リスニングなどを順序良く学習したい人には向いていない可能性があります。カリキュラムに沿って学習したい人には、スピークやスピークバディなど、AIが学習の進め方も提案するタイプの英語アプリも検討してみましょう。
結論として、SpeakLは文法や単語をすでにある程度学んでおり、次のステップとして英語を話す機会を増やしたい人におすすめです。覚えた表現を実際の会話で使うための練習相手として活用すると、メリットを感じやすいでしょう。
SpeakLとは?サービスの概要と特徴

SpeakLは、AI講師を相手に英会話練習や発音トレーニングができるAI英会話アプリです。
80種類以上のAI講師がキャラクターとして設定されている点が特徴的で、AI講師は29カ国145職種を自由に組み合わせて設定できます。自分に合った業種や国の特徴を持ったAIと会話できるため、仕事や海外旅行など具体的な場面を想定した練習にも適しています。
AI講師とのフリートークやロールプレイだけでなくChatGPTを活用した添削機能や翻訳機能、発音練習の機能もあります。英会話の前に自信のない言い回しは添削機能でチェックしたり、英会話の後に苦手な発音を練習するなど、英会話学習の補助的な位置づけとして利用できます。
そのためSpeakLは、基礎から英語を学習していくというよりも、リアルな英会話をすぐに練習したい人向けのアプリといえます。
他の英会話アプリとは、以下のような違いがあります。
| 項目 | SpeakL | Speak | スピークバディ |
|---|---|---|---|
| 料金 | ・エコノミー: 650円/月 ・スタンダード: 980円/月 ・プレミアム: 1,480円/月 | ・プレミアム 3,800円/月 19,800円/年 ・プレミアムプラス 5,800円/月 29,800円/年 | ・3,980円/月 ・28,400円/年 |
| トピック | 仕事、生活、哲学など1,000以上のトピック | 旅行、基礎ビジネス、おもてなし英語、キャンパス英語、訪日客との英会話など | 日常、旅行、ビジネスなど1,000以上のシーン |
| 添削・評価機能 | ChatGPTを活用した英文添削。文法上の誤りや、より自然な表現を確認できる。 | リアルタイムフィードバックや、復習コンテンツの提案 | 発音や英作文のフィードバック。レベルチェックは「日本の英語教育」向け指標(CEFR-J)に準拠。 |
| 初心者におすすめなポイント | テキスト入力や日本語訳が使える | インプット、アウトプット、会話実践の3段階 | 初心者から上級者向けまでレベルにあったカリキュラム |


SpeakLを実際に使った感想と良かった点

アプリ版のSpeakLを使ってみたので、良かった点をレビューします。
アプリ起動後、すぐにAI講師と英会話を開始できる
SpeakLを実際に使ってみて印象的だったのは、アプリを起動してすぐに英会話を開始できることです。アプリを起動するとすぐにAI講師が表示され、「START」ボタンをタップすると英会話が始まります。

英会話アプリの中には、レベル診断や教材選択、コース設定などを済ませないと学習を始められないものもありますが、SpeakLはすぐにスタートできます。隙間時間に英会話を練習したい人にぴったりのアプリだと思いました。
利用者のターンではテキスト入力が可能
SpeakLを使ってみて便利だと感じたのは、利用者側の発話を音声だけでなくテキストでも入力できる点です。AI講師が話したあと、利用者は「SPEAK」をタップして発話するか、「WRITE」をタップしてテキストを入力するか選択できます。

英会話アプリは、マイクを使って話す練習をするイメージがありますが、実際には「今は声を出せない」「まず英文を考えてから会話したい」という場面もあります。そのようなときに簡単にテキスト入力ができる点は、学習のハードルを下げる大きなメリットだと感じました。
特に英会話に慣れていない場合、いきなり英語を口に出そうとすると、文法や単語が思い浮かばず会話が止まってしまうことがあります。SpeakLでは、言いたい内容をテキストで整理してから送信することもできるため、AI講師との会話で英作文の練習もできます。「いきなり英語を話すのにまだ抵抗感がある」という人にも使いやすくなっています。
英語が分からない場合もすぐに翻訳できる
英会話でやりとりが続かない大きな理由の一つに、「相手が英語で何を言っているか分からない」ことがあります。
SpeakLでは、AI講師が話した内容は英語字幕で表示され、リスニングに自信がない人でも会話を続けられるように工夫されています。さらに翻訳アイコンをタップすることで、英語字幕を日本語に翻訳することもできるため、会話が完全に止まってしまうことがありませんでした。


また、利用者がAI講師に話す内容も日本語から英語に翻訳できます。「WRITE」をタップすると、テキストボックスが表示されます。このテキストボックスに日本語でメッセージを入力し「Translate」をタップすると、英語に翻訳した結果が表示されます。


このようにAI講師が話した内容だけでなく、自分が伝えたい内容も翻訳できることで、英語表現が思い浮かばないときでも、会話を続けやすくなっています。英語でのアウトプット量を増やし、スピーキング力を伸ばしたい人に向いている機能だと思いました。

低価格でアウトプット量を増やしやすい
SpeakLは他のAI英会話アプリと比べても、月額料金を抑えて利用しやすいです。
SpeakLは最も安いプランで月額650円から利用できます。SpeakLの料金プランはターン数(会話の往復数)によって分かれていますが、一番少ないプランでも月間で600ターン(600往復)利用できるため、1日20ターンほどの練習量です。目安として、著者が体験したところ、5分程度の短い英会話練習であれば、15ターン前後を消費しました。
初心者にとっては、毎日5分程度の英会話であれば負担も少なく続けやすいと感じました。

さらに、1,200ターン(月額980円)と2,000ターン(1,480円)のプランも用意されています。自分の練習量に応じて課金できるため、会話量の少ない初心者のうちは安いプランを使い、会話量が増えてきたタイミングでプランを変更することで、価格を抑えながら英会話の練習量を増やせます。
SpeakLを使ってみて気になった点

実際にSpeakLを使ってみて気になった点もあったので、まとめました。
AI講師の設定が変更できないことがある
SpeakLを使っていると、AI講師を変更するアイコンが表示されないことがあり、不便に感じました。
通常は、「Custom AI」の下に表示されるAI講師のアイコンをタップすることで講師を変更します。しかし、AI講師のアイコンが表示されず、講師の変更ができないことが時々ありました。アプリを再起動することで正常に表示されますが、何回か再起動しないと表示されないこともあり、すぐにAI英会話をしたいときにはわずらわしく感じました。

アプリ使用時に必ず発生するわけではありませんが、操作の安定性を重視する人は注意しておきたいポイントです。
英語を体系的に学ぶ用途には向いていない
SpeakLは、AI講師との会話やフリートークを通じて、英語を話す量を増やす用途には向いています。一方で、文法や単語、リスニング、リーディングなど、英語を基礎から体系的に学びたい人には他の英会話アプリの方が向いていると感じました。
たとえば、文法については「基本会話練習」モードで基本的な文法をチェックできますが、文章問題などを出題して、知識を定着させるような機能はありません。英単語も聞き流しモードはありますが、一問一答や穴埋め問題の形式は用意されていません。単語学習も含めて1つのアプリで済ませたい人には、物足りないかもしれません。

語彙や文法に不安があり、まずは初心者カリキュラムに沿って少しずつレベルアップしたい人は、他のアプリとの併用も検討しましょう。

SpeakLの評判・口コミまとめ

SpeakLの口コミについてまとめました。
| アプリストア | 評価 | 口コミ数 |
|---|---|---|
| App Store | 4.0 | 9件 |
| Google Play | 4.1 | 18件 |
よい口コミとしては、低価格で多くの英会話練習ができる点や、AIによる発音・文法チェックを評価する声が目立ちます。低価格でありながら、発音や文法のフィードバックを受けながらリアルな会話ができることが、利用者から支持されている理由と考えられます。
たくさん話せます
★★★★★たくさん話せるし、話した内容の文法、発音をその都度チェックしてくれます。
引用:App Store
少しまともにしゃべれた時は、きちんと褒めてくれるので、モチベーションが上がります。
安心、安価、使いやすい。
★★★★★たまに音声が届かなくなりますが、使いやすいです。そして安価で安心。話した発音や文章を添削してくれたり、苦手なジャンル(過去形、過去完了、未来形)などの使い方も勉強できます。スピーキング重視でしたらこちらで十分です。AIですが、ちゃんと会話できていて感心しました。
引用:App Store
一方で気になる口コミとして、「アプリ版ではAI講師が一人しか使えず、変更できなかった」という声がありました。Web版では講師を変更できても、アプリ版では設定が表示されないケースがあるようです。アプリ版の課金を検討している場合は、AI講師の変更が正常にできるか試しておくと安心です。
AI講師が変更できない
★☆☆☆☆ウェブ版だと講師が変更できるのですが、アプリだと規定の講師一人しか使用できません。また復習しようと思って、会話内容をもう一回見たいと思っても見ることができません。私のアプリだけでしょうか?iPhone 11です。うまく使えませんでした。改善をお願いします。このままだと1か月で退会します。
引用:App Store
SpeakLの料金体系

2026年7月に筆者がiOSアプリで確認した時点では、無料でも1日5ターンまでは練習できました。それ以上の会話量が必要な場合は有料プランの契約が必要です。
SpeakLの料金で特徴的なのは、プランごとに「ターン数」が決まっている点です。AIとの会話1往復で1ターンが消費されます。各プランの料金とターン数は以下の通りです。
| 項目 | エコノミー | スタンダード | プレミアム |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 650円 | 980円 | 1,480円 |
| ターン数/月 | 600ターン | 1,200ターン | 2,000ターン |
| 会話量の目安 ※本記事の独自基準 | 5分だけ短く練習 (約15ターン/日×30日=450ターン) | 10分ほど練習 (約30ターン/日×30日=900ターン) | 30分しっかり練習 (約60ターン/日×30日=1,800ターン) |
料金プランは、1日にどのくらい英会話を練習するかをもとに検討するとよいでしょう。目安として、著者が体験したところ5分程度の短い英会話練習であれば、15ターン前後が消費されました。挨拶、自己紹介、簡単な質問への回答、短いフリートークであれば、この範囲に収まりやすいです。
一方で30分しっかり会話する場合は、約60ターンほど消費する可能性があります。長時間会話できるほど英会話に慣れている場合、1往復あたりの会話量も増える想定ですが、短文で何度もやり取りすると消費するターンはさらに多くなります。
SpeakLをおすすめできる人の特徴

SpeakLを使ってみた感想と口コミをもとに、SpeakLをおすすめできる人の特徴を整理しました。
- 通勤中や家事の合間など、短い時間で英会話を練習したい人
- 聞き取りや話したいことを英訳する自信がない英会話の初心者
- コストを抑えてアウトプット量を増やしたい人
SpeakLは、アプリを開いてすぐにAI講師との会話を開始でき、講師の予約や教材選択に時間がかかりません。音声を出しにくい場所ではテキスト入力も使え、利用環境に合わせて学習方法を選べる柔軟性が、スキマ時間での学習にピッタリです。
また、AI講師の発言は字幕で確認でき、分からない場合は日本語へ翻訳できます。自分が伝えたい日本語も英語へ翻訳できるため、単語や表現が出てこなくても会話を続けられます。
口コミでも「安価で使いやすい」「添削しながら多く話せる」と評価されており、料金と練習量のバランスを重視する人にも向いているでしょう。
SpeakLをおすすめできない人の特徴

SpeakLは低価格でAI英会話の練習量を増やしやすい一方、利用目的や重視するポイントによっては合わない可能性があります。
- AI講師の設定をスムーズに切り替えることを重視する人
- 文法や単語を基礎から体系的に学びたい人
利用した際、AI講師を変更するためのアイコンが表示されず、変更できないことがありました。アプリを再起動すると改善する場合があるものの、操作が不安定なことにストレスを感じる人は、他のアプリの方がよいかもしれません。
また、文法や単語を基礎から体系的に学びたい人も、他の英語学習向けアプリの方が向いているケースがあります。基本会話練習や単語の聞き流し機能はありますが、記憶に定着させることを目的とした出題機能はありません。決められた順番に沿ってレベルアップしたい人には、他のカリキュラム型アプリも検討するとよいでしょう。

SpeakLのよくある質問

SpeakLでAI講師と英会話を練習するにあたり、気になるポイントをまとめました。
SpeakLは無料で使えますか?
2026年7月時点に著者が試したところ、毎日5ターンまでは無料で付与されました。
英会話を5ターン以上続けたい場合はサブスクリプションの購入が必要です。
ターンの追加購入や次の月への繰り越しはできますか?
ターンは翌月へ繰り越しされず、追加購入する仕組みもありません。
ただし、より上位のプラン(エコノミーからスタンダードなど)に変更すると、差額分のみの決済で回数が増加し、それまで消費されたターンもリセットされます。
SpeakLのWeb版とアプリ版は何が違いますか?
決済方法が異なります。
Web版はクレジットカード決済、アプリ版はStore決済のみです。
以前はアプリ版ではAI音声認識が使えないようでしたが、2026年7月時点でiOS向けアプリ版を利用した際はAI音声認識が利用できました。
複数の端末で利用できますか?
Web版は複数端末から利用可能です。
アプリ版は1つのアカウントにログインできる端末は1台のみです。(Apple IDやGoogleアカウントを使用)
まとめ
SpeakLはAI講師を相手に会話できるため、間違いや沈黙を気にしすぎず自分のペースで練習できます。会話した内容の英語字幕、翻訳機能、テキスト入力など、会話を続けるための補助機能が豊富な点も特徴的です。
一方で、SpeakLはあくまでもスピーキング練習を補助するアプリです。英語を基礎から体系的に学ぶ教材というより、他の英語学習サービスとの併用も検討するとよいでしょう。
結論として、SpeakLは「まずは低価格で英語を話す習慣を作りたい」「スキマ時間を活用してスピーキングの練習量を増やしたい」という人におすすめです。料金やターン数を確認したうえで、自分の学習ペースに合うプランから試してみましょう。
