ElevenLabsとは?使い方と料金や日本語対応について!商用利用や再翻訳も紹介

ElevenLabs(イレブンラボ)は、AIを活用した最先端の音声合成プラットフォームです。

日本語を含む多言語対応も可能、自然な抑揚のある音声を生成できることが特徴で、テキストの読み上げから音声変換、再翻訳まで幅広い使い方ができ、商用利用にも対応しています。

本記事では、ElevenLabsの基本的な使い方から料金プランまで詳しく解説します。

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目次

ElevenLabs(イレブンラボ)は日本語にも対応しているの?概要と特徴

AIによる音声合成技術を提供するElevenLabsは、2022年に設立された比較的新しいプラットフォームですが、その革新的な技術と使いやすさから急速に注目を集めています。

最近ではEleven Musicという音楽生成サービスも展開しており、多角的な生成サービスとなりつつあります。

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このセクションではElevenLabsに絞って、その特徴をご紹介します。

選べる音声データの種類が豊富

ElevenLabsでは、年齢や性別、話し方の特徴が異なる数多くの音声モデルが用意されています。

現在、70以上の言語に対応しており、5,000種類以上の多様なプリセット音声から選択可能です。ナレーション用の落ち着いた声からキャラクター性の強い声まで、用途に応じて最適な音声を選べます。

音声生成が高速

テキストを入力してから音声が生成されるまでのスピードが非常に速く、長文でも数秒で処理が完了します。

リアルタイムでの確認や修正が容易なため、効率的な作業が可能です。

動画内の音声を手軽に差し替え

既存の動画から音声のみを抽出し、新しい音声に置き換えられます。

例えば、英語の動画を日本語音声に変更したり、ナレーションの声質を変更したりする作業が簡単に行えるのです。

高精度なノイズ除去機能でクリアな音質を実現

独自のAI技術により、録音時のノイズや雑音を効果的に除去し、クリアで聞き取りやすい音声を生成します。

プロフェッショナルな品質が求められる商用コンテンツにも対応できるような高音質が実現可能です。

自然なイントネーションと抑揚を自動調整

テキストの文脈を理解し、適切なイントネーションや抑揚を自動的に付加します。

質問文では語尾が上がり、文末では自然に声が下がるなど、人間らしい話し方を再現します。

日本語を含む70以上の言語に対応し多言語利用に最適

英語だけでなく、日本語、中国語、フランス語など、70以上の言語に対応しています。

各言語に最適化された音声モデルにより、自然な発音とアクセントを実現し、グローバルなコンテンツ制作に活用が可能です。

高精度かつ多言語対応の音声文字起こしも可能

ElevenLabsのScribeは、高精度な自動音声認識(ASR)モデルで、音声や動画をテキスト化し、話者識別・単語レベルのタイムスタンプ・笑いなどの音響イベントのタグ付けを含む構造化された文字起こしを出力します。

99言語に対応し、従来ASRが苦手とする言語でも高い精度を発揮する点を強みとし、API経由でアプリケーションへ統合可能です。

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ElevenLabsの最新アップデート動向

ElevenLabsは従来のテキスト読み上げサービスから、音声を中心とした総合AIプラットフォームへと大きく発展しました。

ここでは、特に利用者に影響のある代表的なアップデートをまとめて紹介します。

ElevenLabs Agentsと11.ai:音声エージェント基盤としての進化

「ElevenLabs Agents」は、開発者が高度な音声対話AIを構築・展開できるプラットフォームです。

従来のConversational AIを再定義し、LLM(GPT-5, Claude 4.5 Sonnet, Gemini 2.5 Flashなどから選択可能)、ElevenLabsの低遅延TTS、そして知識ベース(RAG)をノーコードで統合可能です。

これにより、企業のカスタマーサポートや予約受付など、文脈を理解した自然な対話エージェントを短時間で作成できます。

また、これらと対になる「11.ai」も発表されました。11.aiはユーザー個人のライフスタイルに寄り添う「パーソナルAI音声アシスタント」です。

最大の特徴は、外部サービスとの強力な連携機能にあります。Gmail、Googleカレンダー、Notion、Perplexityなどと接続することで、音声対話のみで「メールの要約」「スケジュールの確認」「メモの作成」といった具体的なアクションが実行可能です。

単なるおしゃべり相手ではなく、生活や業務をサポートする実用的なエージェントとして機能します。

Scribe v2 Realtime:高精度リアルタイム文字起こし

Scribe v2 Realtimeは、150ms未満の低レイテンシーで動作する自動音声認識(ASR)モデルです。日本語を含む90以上の言語に対応し、会議の同時字幕やライブ配信のリアルタイム字幕など、速度と精度が求められるシーンで性能を発揮します。

従来モデルよりノイズ耐性や文脈理解が向上しており、テキストの補完を行うコンディショニング機能や、専門用語を登録できるカスタム辞書にも対応しています。リアルタイム用途に最適化されたASRとして、実運用レベルの品質に到達しています。

Image & Video/Dubbing Studio:音声×映像の一体型制作機能

2025年11月25日に発表された「Image & Video」機能は、ElevenLabsを単なる音声プラットフォームから「マルチモーダルなコンテンツ制作スタジオ」へと進化させました。

最大の特徴は、業界最高峰の生成AIモデルを一つのインターフェースに集約している点です。画像生成にはNano Banana、Flux.2、Kling O1 Image、GPT Image 1.5などを採用し、動画生成にはVeo 3.1、Sora 2、Kling 2.6などの各分野をリードするトップモデルが統合されています。

ユーザーは個別に契約することなく、テキストプロンプトからこれらのモデルを呼び出し、画像生成から動画化(Image-to-Video)、そしてElevenLabsの得意とする効果音(SFX)や音声の付与までをワンストップで完結できます。

さらに「Dubbing Studio」と組み合わせることで、作成した動画のグローバル展開も容易になります。

翻訳音声の生成はもちろん、オリジナルの話者の声を維持したまま他言語を喋らせる機能や、発話タイミングの微調整、そして映像側の口の動きを音声に合わせるリップシンク機能までを搭載。映像素材の生成から多言語ローカライズまで、映像制作の全工程をブラウザ上で完結させるワークフローを実現します。

Iconic Marketplace:著名人ボイスの正規ライセンス提供

Iconic Marketplaceは、ElevenLabsが公式ライセンスを取得した著名人の声を利用できるマーケットプレイスです。

従来問題となりやすかった“声の権利”がクリアになり、ライセンスを申請・許諾の上で、企業やクリエイターが法的に安全な形で著名人ボイスを使える点が大きな強みです。

出典:ElevenLabs

ナレーション、広告、エンタメコンテンツなど、正規ライセンスが求められる制作案件において安心して使えるボイスモデルとして注目されています。

ElevenLabs Japan G.K.の設立と日本向け展開

ElevenLabsは日本法人「ElevenLabs Japan G.K.」を設立し、日本市場向けの展開を加速しています。日本語音声モデルの改善、国内企業との提携、サポート体制の強化など、日本語ユーザーに最適化された環境づくりが進められています。

これにより、日本語のイントネーションや文脈理解が改善し、ビジネス用途からクリエイティブ制作まで、国内ユーザーが利用しやすい形での機能充実が期待されています。

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ElevenLabsの料金プランと商用利用について

ElevenLabsは、個人利用から企業利用まで、ニーズに応じて選べる複数の料金プランを提供しています。

以下で各プランの詳細と商用利用の条件を見ていきましょう。

ElevenLabsの料金プラン比較表

ElevenLabsには無料のフリープランの他、個人向け有料プランのスターター、クリエイター、プロと、ビジネス向けのスケール、ビジネス、エンタープライズが用意されています。

以下に料金と付与されるクレジット数をまとめました(2025年12月時点)。

プラン名価格(月額)クレジット数
フリー無料10,000クレジット/月
(約10分のオーディオ)
スターター$530,000クレジット/月
(約30分のオーディオ)
クリエイター$22100,000クレジット/月
(約2時間のオーディオ)
プロ$99500,000クレジット/月
(約10時間のオーディオ)
スケール$3302,000,000クレジット/月
(約40時間のオーディオ)
ビジネス$1,32011,000,000クレジット/月
(約180時間のオーディオ)
エンタープライズ要相談必要なだけ付与

無料プランと有料プランの違い!商用利用は有料が必須

無料プランは、商用ライセンスが含まれておらず営利目的での使用はできません。

無料プランには商用ライセンスは含まれておらず、いかなる商用目的でもご利用いただけません。無料プラン、またはアカウントにサインインせずに本サービスを利用して作成したコンテンツを公開する場合は、タイトルに「elevenlabs.io」または「11.ai」を含めることで、ElevenLabsへの帰属を明記してください。

出典:ElevenLabsヘルプ

また、無料プランでは月間1,000クレジットが付与されます。無料、有料プランに限らず、Flash/Turboモデルは1文字=0.5クレジット、その他モデルは1文字=1クレジットに相当します(エンタープライズを除く)。

クローンボイスという音声AI技術を活用して生成できる音声クローンの機能は無料プランでは利用できず、生成された音声には必ずクレジット表記が必要となります。

一方、有料プランでは全ての用途で商用利用が可能です。

すべての有料プランには、ベータ版サービスをご利用でない限り、商用ライセンスが含まれています。

出典:ElevenLabsヘルプ

月間の文字数制限は大幅に拡大され、ビジネスプランであれば最大2,200万字まで利用できます(Flash/Turboモデル使用)。

さらに、カスタム音声の作成やクローンボイスの生成にも対応しており、待ち時間なしで即時に音声を生成可能です。

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ElevenLabsの始め方

ElevenLabsの利用を開始するには、以下のステップで簡単に登録できます。

ブラウザ版の登録方法

アカウント作成の手順を解説します。

STEP

アカウント登録

ElevenLabs公式サイトにアクセスし、「無料で始める」をクリックします。

STEP

アカウントを作成

表示された画面にメールアドレスとパスワードを入力、もしくはGoogleアカウントでの登録も可能です。

メール認証の場合は、登録後に届いたメール内のリンクをクリックして認証を完了させてください。

STEP

初回の質問への回答

サインインが正しく行われると、以下のような質問が表示されます。入力して次に進んでください。スキップも可能です。

STEP

ダッシュボードへアクセス

自動的にダッシュボードに移動します。

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スマホアプリの登録方法

ElevenLabsではスマホでも使用できます。

STEP

アプリをインストールし、アカウント登録をする

Elevenlabs公式アプリiOSAndroidをインストールし、右上のアイコンをタップしアカウント登録をします。

STEP

初回質問への回答

サインインが正しく行われると、「誕生日」と「Elevenlabsをどこで知ったか」を質問されます。

「Elevenlabsをどこで知ったか」はスキップも可能です。

STEP

ホーム画面が表示される

質問の回答が終わると自動的にホーム画面が表示されます。

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ElevenLabsの使い方

ElevenLabsには多彩な機能が搭載されています。

ここでは、代表的な5つの機能について、具体的な使い方をPC版を基準に解説します。スマホ版は画面構成が異なるため、操作の流れが変わる点にご注意ください。

Text to speech(テキスト読み上げ)

テキストを自然な音声に変換する基本的な機能です。

小説の朗読やナレーション作成、YouTubeの音声ナレーションなど、様々な用途で活用できます。

STEP

メニューの選択

左のメニューから「Text to Speech」を選択します。

STEP

音声設定

テキスト入力画面の左下から、読み上げる際の音声を選択します。

STEP

その他設定

Settings」から声の安定性(0-1の間で調整)や音声の明瞭さ(0-1の間で調整)などを設定します。

新しいバージョン(v3)では、声の安定性のみ選択可能です。

STEP

テキスト入力と生成

テキストボックスに読み上げたい文章を入力し、「Generate speech」ボタンをクリック。

STEP

音声の確認と保存

生成された音声を再生して確認してください。

ダウンロードボタンからMP3形式でダウンロードも可能です。

STEP

mp4形式のビデオ作成

mp4形式のビデオを生成できるようになりました。「share」ボタンから字幕付きのビデオが生成されます。

Voice Changer(ボイスチェンジャー)

既存の音声を別の声に変換できる機能です。

例えば、自分の声を別の声質に変更したり、男性の声を女性の声に変換したりできます。

STEP

元音声のアップロード

左のメニューから「Voice Changer」を選択し、変換したい音声をアップロードもしくは音声を録音します。

STEP

変換設定

変換後の声を選択し、音声の特性を調整します。

STEP

変換実行

Generate Speech」ボタンをクリックし、変換を実行します。

変換された音声を確認し、問題なければダウンロードしてください。

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Sound Effects(テキストからサウンド効果を生成)

テキストで指定し自然な効果音を生成できます。

STEP

「Sound Effects」を選択

左メニューから「Sound Effects」を選択します。定義済みの効果音カテゴリーから効果音を選択します。

STEP

生成する効果音を入力する

上部に表示されているサンプルを選択するか、テキスト入力でどんな効果音を生成したいかを説明します。

入力が終わったら「Generate」を選択し音声を生成します。

STEP

ダウンロードする効果音を選択

テキストに見合った効果音の候補が表示されます。ひとつずつ確認し、気に入ったものをダウンロードしましょう。

Instant Voice Clone(音声クローン)

アップロードした音声を分析し、その特徴を持つAI音声を作成できる機能です。

自分の声をクローンしてナレーション作成に使用したり、キャラクターボイスを作成したりできます。

この機能は有料のスタータープラン以上の契約が必要です。

STEP

サンプル音声の準備

左メニュー「Voices」から「Instant Voice Clone」を選択します。

STEP

元になる音声をアップロード

クローンしたい音声をアップロードし「Next」をクリックします。

STEP

音声情報を入力

言語や性別、言葉のアクセントなど、音声情報を入力します。

入力できたら「Save voice」を選択しましょう。

STEP

Text to Speechで利用可能

生成したクローン音声は、Text to Speechで利用できるようになります。

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Voice Isolator(クリアな音声を抽出)

音声ファイルから人の声だけを抽出し、背景ノイズやBGMを除去する機能です。

屋外での録音や、音質が悪い録音データからクリアな音声を取り出すのに役立ちます。

STEP

「Voice Isolator」を選択

左メニューから「Voice Isolator」を選択し、音声をアップロードするか録音をします。

STEP

生成開始

ファイルのアップロードが完了したら、「Isolate voice」を選択します。

STEP

ダウンロード

再生ボタンで音声を確認し、 問題なければダウンロードボタンから音声をダウンロードします。

スマホアプリの使い方(Text to Speech)

スマホアプリでのText to Speechの使い方を解説します。

STEP

テキストを入力し、設定する

生成したいテキストを入力し、出力する音声やスピードなどを設定します。

ブラウザ版と同じアカウントを使用すれば、Instant Voice Clone(音声クローン)で生成した音声を使用することもできます。

設定が完了したら「Generate」をクリックして生成しましょう。

STEP

ダウンロード

生成した音声を確認してダウンロードしましょう。

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ElevenLabsで再翻訳する方法

ElevenLabsの多言語対応機能を活用することで、ある言語から別の言語に翻訳し、さらに別の言語へ再翻訳することが可能です。

例えば日本語→英語→中国語の順で翻訳し、ニュアンスの変化を確認したりできます。

STEP

Dubbingメニューを開く

左のメニューから「Dubbing」を選択し「Create new dub」を選択します。

STEP

一次翻訳を生成

元のデータをアップロードし、一次翻訳で生成したい情報を入力します。

音声データだけではなくYouTubeやTikTokのリンクを入力し、吹き替え動画を作成することも可能です。ただし無料プラン、有料スタータープランは生成した動画に透かしが入ります。

設定が完了したら「吹き替えを作成」を選択しましょう。

STEP

生成データをダウンロード

生成された音声を再生して確認しダウンロードしましょう。

STEP

二次翻訳の生成

Create a Dub」から一次翻訳のデータをアップロードし、二次翻訳のデータを生成します。

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まとめ

これからの音声コンテンツ制作において、ElevenLabsはより強力なツールへ進化しています。

音声だけでなく、映像制作や文字起こし、双方向の会話システムなど、活用できる領域が広がり、制作フロー全体をサポートできるようになりました。日本向けの展開も進んでおり、使いやすいツールとなっています。

活用シーンとしては、YouTubeなどの動画ナレーション、eラーニングコンテンツの音声制作、ポッドキャストや音声コンテンツの作成、多言語コンテンツの制作、ゲーム開発での音声・効果音制作など多彩です。

ElevenLabsは無料プランから試せる手軽さと、プロフェッショナルな品質を両立しているため、個人での使用から企業での活用まで、幅広いニーズに対応できます。

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