AIボイスライター「600-AIUSB」を実機レビュー!口コミ・評判まとめ

サンワダイレクトのAIボイスライター「600-AIUSB」は、スマホで話した内容をPCへ送れる音声入力ツールです。

今回のレビューでは、初期設定、文字起こし、AI校正、AIリライト、翻訳、Word出力など主要機能を実機で試しました。

SNS上の評判・口コミも踏まえ、どんな人におすすめな製品なのかを紹介します。

目次

【結論】AIボイスライター「600-AIUSB」実機レビュー

引用元:サンワサプライ「600-AIUSB」商品ページ

AIボイスライター「600-AIUSB」は、スマホの音声入力をPC作業に使いたい人向けの製品です。

会議や取材を長時間録音して、あとからまとめて文字起こしするAIボイスレコーダーとは用途が異なり、スマホのマイクを使ってPCへテキスト入力するためのツールになります。

実際に使うと、スマホで話した内容が短文なら1〜2秒ほどでPC側に表示され、Wordへのテキスト出力もほぼ待たされませんでした。メール文や記事の下書きなど、短い文章を声で入力する用途なら使いやすいです。

引用元:サンワサプライ「600-AIUSB」商品ページ

文字起こし精度も悪くありません。後述するポッドキャスト音声を流したテストでは、固有名詞もある程度認識しました。AI校正の機能を使うと句読点が入り、AIリライトではフォーマルな文体への変換も可能です。

ただし、スマホからの音声入力は最大5分までです。長く話し続けると録音が止まるため、会議全体を流しっぱなしで文字起こしする用途には合いません。

翻訳やAIリライトも元の文字起こし精度に左右されるので、重要な文章では最後に人の手で直す前提で使うべきです。

サンワダイレクトのAIボイスライター「600-AIUSB」とは

AIボイスライター「600-AIUSB」は、スマホで入力した音声をテキスト化し、PCへ送れるUSBドングル型の音声入力ツールです。音声入力だけでなくAI校正や翻訳、文章作成にも対応しています。

600-AIUSBの基本情報・仕様

600-AIUSBは、サンワダイレクトから販売されているAI音声入力ツールです。価格は税込9,980円で、カラーはシルバー。付属品はUSBドングル(小型レシーバー)とストラップのみです。

引用元:サンワサプライ「600-AIUSB」商品ページ

本体は約10gと軽く、PCに挿したままでも邪魔になりにくいサイズです。ただし、コネクタはUSB-Aのため、USB Type-C端子しかないPCでは変換アダプタが必要になります。

項目詳細
製品名AIボイスライター 600-AIUSB
販売元サンワサプライ株式会社
価格9,980円(税込)
カラーシルバー
サイズ約W1.2×D2.25×H0.42cm
重量約10g
コネクタUSB A
USB規格USB 2.0
容量4GB
付属品USBドングル、ストラップ
保証期間購入日より1年

600-AIUSBでできること

600-AIUSBでは、スマホで話した内容をPC側の専用アプリへ送り、テキストとして扱えます。

Word、Excel、メールソフトなど、キーボード入力できるソフトにも直接送信可能です。入力先のセルやテキストボックスを選んでおけば、音声入力した文章をそのまま流し込めます。

引用元:サンワサプライ「600-AIUSB」商品ページ

PC側のアプリはAI機能を搭載しており、文章の校正、リライト、翻訳に対応しています。PenPower AIアシスタントを使えば、メール作成、記事作成、AIへの質問、書き換え、要約も利用できます。

引用元:サンワサプライ「600-AIUSB」商品ページ

注意点として、スマホからの音声入力は最大5分までです。長時間の会議を流しっぱなしで文字起こしする製品ではなく、短い文章を声で入力してPC作業に使うツールと考えるのが良さそうです。

600-AIUSBを実際に使ってみたレビュー

初期設定から音声入力、AI校正、AIリライト、翻訳、Wordへの出力まで試してみた結果をレビューします。

開封して付属品をチェック

パッケージを開けると、USBドングル本体とストラップが入っていました。

本体はかなり小さく、重量も約10gしかありません。PCに挿したままでも邪魔になりにくいサイズ感です。

見た目は一般的なUSBレシーバーに近く、録音機器というよりPC接続用デバイスという印象を受けました。付属品も最小限で、充電ケーブルやケース類はありません。

PCとスマホを組み合わせて使う前提の製品なので、購入直後から使うにはスマホアプリのインストールが必要です。

初期設定とスマホ連携は10分以内で完了

初期設定は10分以内で完了しました。PCにUSBドングルを挿し、PC用アプリとスマホ用アプリを用意して、QRコードでペアリングする流れです。

簡単に流れを説明します。製品の詳細な説明書はこちらから見ることができます。

STEP
PCにレシーバー(ドングル)を挿す

PCにレシーバーを挿すと、通常は自動的にPCアプリのインストールが開始されます。

自動的に開始されない場合は下のようにエクスプローラーから「PenPower AI VoiceWriter」を直接開き、「AI VoiceWriter.exe」を実行します。

インストールが開始されます。

STEP
スマホアプリとのペアリング

アプリがインストールされると以下の左側の画面が表示されます。「未設定」をクリックすると表示されるQRコードをスマートフォンのカメラで読み取り、スマホアプリをダウンロードして開きます。PC上では「済み」をクリックします。

アプリが開いたらQRコードを読み込むカメラが立ち上がりますので、PC側に表示される二つ目のQRコードをスマホアプリで読み込むとペアリングが完了します。

STEP
PC側にアプリが表示される

PC側にアプリのバーが表示されます。ペンと紙のアイコンをクリックするとワークスペースが開きます。

なお、PCアプリは常に他のアプリケーションのウィンドウの最前面に表示されます。

説明書を見れば大きく迷う内容ではありませんが、PCソフトが自動で入らない場合は「AI VoiceWriter.exe」を探す手間があるので少し迷うかもしれません。

ペアリング自体はスムーズで、一度つながればすぐに音声入力を始められます。

スマホ音声入力からPCへのテキスト出力はスムーズ

スマホアプリ側のアクションはマイクのアイコンをタップするだけです。アイコンが赤くなるとスマホに話すだけで、PCにテキストが送信されます。終了時は再度マイクのアイコンをタップします。

PC側のワークスペースにテキストが表示されます。短文なら1〜2秒ほどのタイムラグで反映され、待たされる感覚はあまりありません。

ただし、長く話し続けるとリアルタイムに少しずつ表示されるというより、一区切りついたあとにまとまって入る場面がありました。下はMiraLabのPodcast「AI未来話」を流している際の録音中の画面です。

スマホからの音声入力は最大5分までなので、録音は途中でOFFになり終了します。

基本的に会議や打ち合わせの会話を流しっぱなしで文字起こしする用途は想定されておらず、短いメモやアイデア、テキストを声で入力するようなケースで使うのが良いのではないでしょうか。

AI校正・AIリライト・翻訳を試した結果

ポッドキャスト音声を流して得られた文字起こしが以下の内容です。音声は5分以上あったため、3回ほどON/OFFを繰り返して入力させています。

文字起こしは全体の文脈を追えるレベルでした。Amazon、Microsoft、NVIDIA、チームみらい、AISIなど固有名詞もある程度認識しています。

AI校正を使った結果が以下です。句読点が入り、話し言葉のままより読みやすい文章になります。

AIリライトでは、文体が大きく書き換えられました。なお、使い方は「AIリライト」アイコンをクリックし、「スタイル」や「対象者」を選択して「OK」をクリックするだけです。

ここではスタイルとして「プロフェッショナルかつフォーマル」、「対象者」として「専門家」を選択しています。

また、翻訳機能も文章としては非常に自然です。

ただし、「AI校正」や「AIリライト」もそうですが、元の文字起こしに誤認識があると、そのまま引き継いて変換されます。重要な文章では、AI処理の前後で人の手直しが必要です。

実際に試した感想を以下にまとめました。

機能実際に試した印象
文字起こし文脈は十分追える。固有名詞もある程度認識した。
AI校正句読点が入り、読みやすい文章に整う。
AIリライト話し言葉を指定した文体(上記例ではフォーマル)な文章へ変えられる。
翻訳自然な英訳になるが、誤認識もそのまま訳される。

Wordへのテキスト出力はほぼタイムラグなし

PC側のワークスペースに表示されたテキストは、Wordへほぼタイムラグなしで送れました。

WordやExcelなど、キーボードで文字入力できるソフトへは基本的に出力できます。

使い方は、入力したい場所にカーソルを置いてからテキストを送るアイコンをクリックするだけです。

Word文書、Excelのセル、メール本文などに声で作った文章を流し込めるため、PCのマイク入力に不満がある人には便利です。

600-AIUSBの良い口コミと評判・悪い口コミと評判

SNS上の口コミは多くありませんが、確認できた口コミを見ると、作業効率化に期待する声がある一方で、既存のPC音声入力やスマホ音声入力との違いを疑問視する声もありました。

前向きな口コミでは、音声入力によって日々の作業を簡略化できそうという口コミがありました。キーボード入力が多い人にとって、スマホで話した内容をPCへ送れる仕組みは、メール文やメモ作成の手間を減らします。

別の口コミでは、音声入力が弱いPCで使う用途に触れられていました。600-AIUSBはPC側のマイクではなくスマホ側で音声を拾うため、PCのマイク品質に不満がある人や、デスクトップPCで手軽に音声入力したい人に合います。

一方で、PCの音声入力で十分ではないかという声もあります。600-AIUSBは税込9,980円の製品なので、WindowsやMacの音声入力、スマホの標準音声入力ですでに満足している人には、価格に見合う差を感じにくい可能性があります。

600-AIUSBを使ってわかったおすすめする人・おすすめしにくい人

実機で試すと、600-AIUSBは短い文章入力では便利に使える一方、長時間の文字起こしや会議録音を期待すると合わない部分もありました。

口コミや実機のレビューからわかった600-AIUSBがおすすめな人と、おすすめしづらい人を分けて紹介します。

600-AIUSBがおすすめな人

600-AIUSBをおすすめ出来るのはこのような人です。

  • メール文や記事下書きを声で素早く入力したい人
  • AI校正やAIリライト込みで文章を整えたい人
  • PCのマイク品質に不満があり、スマホ側のマイクで音声入力したい人
  • WordやExcelへ直接テキストを送りたい人

短文なら反映も速く、メール文や記事の下書き、ちょっとしたメモなら、スマホの音声入力で、キーボードを打つ手間を減らして高速で文章を入力できます。アイデア出しを音声から文字に起こして思考整理にも活用できます。

AI校正やAIリライトも実用的です。話し言葉に句読点を入れたり、フォーマルな文章へ寄せたりできるため、音声入力した文章をそのまま下書きとして使いやすくなります。

Wordへの送信もほぼタイムラグがなく、入力先にカーソルを置けばすぐに流し込めました。

600-AIUSBをおすすめしにくい人

おすすめしにくい人としては以下のような方が挙げられます。

  • 会議全体を長時間録音したい人
  • 録音データを保存して後から文字起こししたい人
  • WindowsやiPhoneの音声入力で足りている人
  • 機密情報や社外秘データを扱う人

600-AIUSBは「録音機」ではなく、「スマホ音声入力をPCに橋渡しする道具」として使う人向けです。

スマホからの音声入力は最大5分までなので、会議や取材を長時間録音してまとめて文字起こしする使い方には向きません。録音データを保存して後から解析するAIボイスレコーダーではなく、短い文章をPCへ送る製品であるため、使用ケースは限定的かもしれません。

普段からChatGPTなどのAIツールを使っている人だと、AI機能そのものの新鮮さは少ない印象でした。最新のAI機能を求めている人にはお勧めしにくいです。

税込9,980円という価格も、スマホ音声入力とAI機能を日常的に使うかどうかで評価が分かれます。

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600-AIUSBに関するよくある質問

600-AIUSBを実際に使っている中で、気になるポイントをFAQ形式でまとめました。購入前に迷いそうな部分を中心に回答しています。

スマホだけで使えますか?

スマホだけでは使えません。

600-AIUSBは、PCにUSBドングルを挿し、スマホアプリとPCアプリを連携して使う製品です。

USB Type-CのPCでも使えますか?

基本はUSB Aポート搭載PC向けです。

USB Type-CポートしかないPCでは変換アダプタが必要です。ただし、変換アダプタを使うと動作しない場合があります。

会議や長時間の文字起こしに使えますか?

会議全体の長時間文字起こしには向きません。

スマホからの音声入力は最大5分までです。録音データを保存して後から文字起こしする製品ではないため、会議録音や取材記録にはAIボイスレコーダーや文字起こし専用サービスを使うべきです。

AI機能は無料で使えますか?

月額料金の追加なしで使用できます。

個人情報や機密情報を入力しても大丈夫ですか?

機密情報や個人情報の入力は避けてください。

AI機能を使う場合、入力内容がクラウドサーバーへアップロードされます。PCアプリ内でのAI機能使用時に、以下の利用規約が表示されます。

社外秘の資料、顧客情報、契約内容、未公開情報などを音声入力する用途には使わない方がよいです。

まとめ

AIボイスライター「600-AIUSB」は、スマホで話した内容をPCへ送り、AI校正やリライト、翻訳まで行える音声入力ツールです。短いメール文、メモ、記事の下書きなどを声で作りたい人には便利に使えます。

一方で、スマホからの音声入力は最大5分までのため、会議や取材を長時間録音して文字起こしする用途には向きません。録音機ではなく、PC作業中の文章入力を補助する製品です。

PCのマイク品質に不満があり、スマホのマイクを使ってPCへ文章を送りたい人に合います。

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