
現代のビジネス環境では、効率的な顧客関係管理と情報の迅速な共有が求められています。
AI文字起こしツールのNottaとCRM(顧客関係管理)ソフトのSalesforceを連携させることで、音声の文字起こしから議事録管理までのプロセスがスムーズになります。
この連携により、会議やインタビューの音声データを自動的にテキスト化し、Salesforce上での顧客情報管理と統合することが可能です。
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NottaとSalesforceの連携機能とは?

Salesforceは、企業が顧客情報を一元管理し、営業・マーケティング・カスタマーサポートを効率化するためのツールです。
一方、Nottaは、会議やインタビューの音声をリアルタイムでテキスト化し、要約する機能を備えています。
これら二つのサービスを連携させることで、Nottaで作成した文字起こしデータやAIによる要約をSalesforce上に自動的に転送し、顧客とのやり取りの履歴を充実させ、営業プロセスの効率化を図れます。
Salesforceとは?クラウド顧客管理(CRM)
Salesforceは、1999年に設立されたアメリカの企業で、同名のCRMを提供しています。
ソフトウェアとしてのSalesforceは、企業が顧客との関係を管理し、営業・マーケティング・カスタマーサービスなどの業務を効率化するためのプラットフォームを提供しています。
顧客データの統合管理・AIの活用・カスタマイズ可能なアプリケーションなどの多様な製品群があり、業務効率の向上やスケーラビリティ、充実したサポート体制などがこれらの製品を使用する利点です。
Nottaとは?文字起こしから議事録までAIが自動生成
一方、Nottaは、音声をテキストに変換するAIベースの自動文字起こしツールです。
会議やインタビュー、講義などの音声をリアルタイムで文字に起こし、要約する機能を提供します。
主な機能として、リアルタイム文字起こし・多言語対応・AIによる要約機能・主要なビデオ会議プラットフォームとの統合・データのエクスポートなどがあります。
このようなNottaのメリットは、時間とコストの削減・高精度の文字起こし・セキュリティの確保です。

NottaとSalesforceを連携するメリット
NottaとSalesforceを連携させることで、企業は顧客とのコミュニケーションを一元的に管理できます。
営業担当者やカスタマーサポートは、過去のやり取りを簡単に参照し、よりパーソナライズされたサービスを提供することが可能です。
また、Nottaのリアルタイム文字起こし機能を活用することで、会議やインタビューの内容を即座にテキスト化し、Salesforceに記録できます。
これにより、手動でのメモ取りや後からの文字起こし作業が不要となり、時間を大幅に節約可能です。
さらに、NottaからSalesforceへのデータ送信を自動化して、手動でのデータ入力を減らすことで、ヒューマンエラーを防ぎ、データの整合性を保てます。
しかもNottaのAIによる要約機能を活用すれば、長時間の会話から重要なポイントを抽出してSalesforceに保存することで、営業部門は迅速に情報を把握し、次のアクションを決定する際に役立ちます。
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NottaとSalesforceの連携方法

NottaとSalesforceを連携することで、音声の文字起こしから議事録管理までのプロセスがよりスムーズになります。
双方の連携により、Nottaで音声データを自動的にテキスト化したものを、Salesforceの顧客情報と統合することが可能です。
結果として、情報の一元管理や業務効率の向上が期待できます。
連携手順
Notta詳細画面の右上の「外部サービスに同期」アイコンをクリック(1)
↓
カーソルを「CRMに転送」に合わせる(2)
↓
「Salesforce」をクリック(3)

Salesforceのログインページが表示される→Salesforceのアカウント情報を入力して「ログイン」をクリック

以上で、NottaとSalesforceの連携が完了します。
データ転送手順
Salesforceに転送可能な情報
2025年2月現在、NottaからSalesforceへ転送可能な情報は下記の通りです。
・件名
・日時
・会議持続時間
・AIによる要約
Salesforceへの転送の手順
Nottaの詳細画面右上の「外部サービスに同期」アイコンをクリック(1)
↓
カーソルを「CRMに転送」に合わせる(2)
↓
「Salesforce」をクリック(3)

顧客情報を選択/新規登録→「送信」をクリック
(既存顧客を選択する場合)
「顧客名」に顧客名を入力し、ドロップダウンリストから顧客を選択

(新規顧客を登録する場合)
「顧客名」に顧客名を入力し、メールアドレスを入力

送信後、Salesforceにログイン→Nottaから転送された文章が読めるようになる


連携解除手順
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NottaとSalesforceを連携する場合の注意点

Salesforceの製品(Service Cloud)は、規模と内容によって、以下のプランに分かれています。
そして、Nottaとの連携機能を利用できるのは、Enterprise以上のプランを契約している場合のみです。
プラン | Nottaとの連携 | 価格(税抜、別途取引手数料がかかる) | 備考 |
---|---|---|---|
Starter | × | 3,000円/ユーザー/月(月間/年間契約) | 中小企業向き |
Pro Suite | × | 12,000円/ユーザー/月(年間契約) | 中小企業向き |
Enterprise | 〇 | 19,800円/ユーザー/月(年間契約) | |
Unlimited | 〇 | 39,600円/ユーザー/月(年間契約) | |
Einstein 1 Service | 〇 | 60,000円/ユーザー/月(年間契約) |
一方、Nottaの側にも制限があります。
Nottaには「フリー」「プレミアム」「ビジネス」「エンタープライズ」の4種のプランがありますが、Salesforceとの連携は、「ビジネスプラン」限定の機能です。
プラン | Salesforceと連携 | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
フリー | × | 0円 | |
プレミアム | × | 2,200円/月 | 年間一括払いの場合は価格40%引き |
ビジネス | 〇 | 4,180円/月 | 年間一括払いの場合は価格40%引き |
エンタープライズ | 要相談 | 要相談 | 機能のカスタマイズ可能 |
また、Nottaのアカウントは文字起こしデータに対して「閲覧のみ」「編集可能」「フルアクセス」の3種類の制限がかかっていますが、Salesforceへ転送可能なのは「編集可能」と「フルアクセス」のアカウントのみです。
「閲覧のみ」のアカウントでは、転送できません。
文字起こしデータに対するアクセス | Salesforceへの転送 |
---|---|
「閲覧のみ」のアカウント | × |
「編集可能」のアカウント | 〇 |
「フルアクセス」のアカウント | 〇 |
以上の通り、NottaからSalesforceへの連携機能を利用するには、さまざまな制限があるので、注意を忘れないでください。
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まとめ
NottaとSalesforceを連携させることで、音声の文字起こしから議事録管理までのプロセスがスムーズになります。
この連携により、会議やインタビューの音声データを自動的にテキスト化し、Salesforce上での顧客情報管理と統合することが可能です。
結果として、情報の一元管理や業務効率の向上が期待できます。
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