音楽生成AIの「Suno」が、あらゆる音の素材をサンプリングして楽曲を制作できる機能を近日中に公開すると発表しました。Sunoの公式Xでは、じょうろを叩いて鳴らした音から生成された、ロックスタイルの楽曲のデモが公開されています。
Sunoはユーザーがジャンルや曲調、演奏する楽器などをプロンプトとして打ち込むだけで、初心者でも簡単に最長4分の楽曲を生成することができるツールです。
Sunoの楽曲制作画面にプロンプトを入力すると、2曲の楽曲が生成されます。ベースとなるAIモデルを選択することができ、最新モデルである「v3.5」は有料ユーザーのみに公開されています。
さらに「Custom Mode」をオンにすると、歌詞や楽曲スタイルを指定することもできます。
Sunoのアカウントは無料でも利用できますが、生成した楽曲を商用利用(YouTubeでの収益化や音楽ストリーミングサービスへのアップロード等を含む)する場合は、有料プランへの登録が必要です。
新機能の詳細やリリース時期は明らかにされていませんが、21日には1億2500万ドルの資金調達も発表しており、今後のアップデートが期待されます。