画像生成AIツールの「Stable Diffusion」で知られるStability AIが、「Stable Assistant」というチャットボットを公開しました。ベースにはStable Diffusion (version 3) およびStable LM (version 2 12B)を使用しており、会話を通じて画像を生成するインターフェースを提供します。
以下はStable Assistantの実際の画面です。ChatGPTなどと類似したチャットインターフェースで、プロンプトを入力すると約10秒ほどで画像が生成されます。
現在はベータ版のため、テキストからの画像生成のみに対応しており、その他の機能は制限されています。アップロードする画像に基づく指示を出したり、画像をもとに動画を生成したりできる機能は今後追加予定とのことです。
同社は従来おもに基盤モデルの提供に焦点を当ててきましたが、Stable Assistantのリリースによって、直接ユーザーと対話するインタラクティブなサービスが加わったと言えるでしょう。
これまで最新モデルである「Stable Diffusion3」を試すためにはAPIを利用する必要があり、開発環境に馴染みのない方にとっては障壁がありましたが、より多くのユーザーがアクセス可能となりました。
サブスクリプション形式の複数のプラン(月額9ドル~)が用意されており、3日間の無料トライアルを活用できます。