AI技術が急速に進化する中、AIスキルの習得がますます重要になっています。
スキルアップAIは、AIや機械学習に関する高度な専門知識を提供し、実務に役立つスキルを学べる講座を提供しています。
この記事では、スキルアップAIの評判や口コミを紹介しつつ、料金・受講期間・無料トライアルの詳細についても詳しく解説します。
AIのスキルを効率的に身に付けたい方にとって、参考になる内容です。
スキルアップAIとは?概要や料金とスケジュール
スキルアップAIは、AIやデータサイエンスに特化した教育プラットフォームで、実務で役立つスキルを体系的に学べるカリキュラムが特徴です。
受講生のライフスタイルに合わせてオンラインで柔軟に学習が進められるのもポイントです。
スキルアップAIの講座は、2024年10月現在、合計67の講座があります。
これら67講座のうち9講座は、経済産業省や厚生労働省の給付金を利用することのできる「Reスキル講座」です。
給付金のない講座の場合
給付金のない一般の講座には、以下の通りAI・機械学習・データサイエンスに特化した58講座があります。
項目 | 内容 |
---|---|
概要 | AI・機械学習・データサイエンスの講座合計58講座(2024年10月現在) ほとんどはeラーニングかライブ配信によるオンライン講座 対面講座は1件のみ |
受講期間 | 動画は1年間視聴可能 チャットによる質問サービスが付属する場合は、3か月程度受け付け(講座による) |
勉強時間 | 講座による |
通常料金 | 無料(2講座)~30万円程度(税込) |
スキルアップAIの一般講座の大半はeラーニング形式の講座ですが、一部オンラインを活用したライブ配信を予定しています。
「AI特許講座」では、対面形式の講義も計画されています。
講義用の動画の長さは、内容によってさまざまですが、すべて1年間視聴可能です。
講座の中にはチャットによる質問が可能なものもあります。
チャットができる期間は多くの場合、招待を受けてけから3か月間ですが、講座によっては2か月だったり4か月だったり、場合によっては6か月だったりします。
料金はおおよそ2万円から30万円程度まで幅があります。ただし「DS検定リテラシーレベル対応データサイエンティスト基礎講座」と「ゼロから学ぶ Amazon Web Service (AWS) 入門講座」の2講座は、無料で受講できます。
それぞれの講座の詳細は、下記を参照してください。
給付金の対象となる講座
スキルアップAIの講座の中には、経済産業省の「Reスキル講座」に指定されているものが9講座含まれています。
「Reスキル講座」は、主にデジタル人材の育成を目的としており、個々の学習者が新たなスキルを効率的に習得できる内容になっています。
これらの講座は厚生労働省の「教育訓練給付金」の対象にもなっており、一定の条件を満たして修了すると、受講料の一部の補助が受けられます。
スキルアップAIの講座の中で「Reスキル講座」に認定されているのは、以下の9コースです。
項目 | 内容 |
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給付金が適用される講座 (2024年10月現在) | 0から学ぶ「機械学習エンジニア」コース Python未経験からはじめる「機械学習エンジニア」コース Python経験者向け「機械学習エンジニア」コース Python経験者向け「クラウドAIエンジニア」コース 機械学習エンジニアが学ぶ「ディープラーニング基礎」コース Python未経験からはじめる「気象データアナリスト」コース 基礎から学べる気象データアナリスト実践講座 Python未経験からはじめるプロンプトエンジニアコース Python経験者向けプロンプトエンジニアコース |
受講期間 | 12か月・18か月(スキルアップAIのオリジナル講座を組み合わせて受講) |
勉強時間 | 目安として50~80時間(講座による) |
通常料金 | 30万~80万円程度(税込) |
給付金利用時 | 要件を満たすことで受講費用の50~80%が返還される (ただし2024年9月までに受講開始した場合は最大70%) |
スキルアップAIでの給付金付きの講座の受講期間は、12か月と18か月のものに分かれ、スキルアップAIの既存の講座をいくつか組み合わせてひとつのコースになっています。
スキルアップAIの一般講座の多くでは無料トライアルが公開されていますが、給付金付きの講座には、残念ながら用意されていません。
給付金付きの講座に申し込もうかどうか迷っている場合は、ライブ配信で開催される無料説明会に出席してみましょう。
給付金対象講座の詳細は、下記を参照してください。
スキルアップAIには無料トライアルがあるので安心
スキルアップAIでは、多くのコースで「無料トライアル」として、講座の最初の部分を公開しています。
そのため実際の講座内容を体験してから、申し込みを検討することも可能です。
少数(2講座)ですが、完全に無料で受講できるコースもあります。
「DS検定リテラシーレベル対応データサイエンティスト基礎講座」と「ゼロから学ぶ Amazon Web Service (AWS) 入門講座」の2講座です。
初めてAIを学ぶ方や、内容が自分に合っているか不安な方にとっては、無料トライアルや無料講座は大変有益です。
まず無料トライアルを試して、スキルアップAIの魅力を実感してみましょう。
スキルアップAIを受講するメリット
スキルアップAIの講座は、基礎から応用まで幅広くカバーしています。
以下のようなメリットがあるため、初心者も経験者も即戦力として活躍できる、実践的なスキルを身につけられます。
専門的なカリキュラムの充実
スキルアップAIは数学・Python・ディープラーニング・ビジネスの分野で60種類以上の多様な講座を提供しています。
それぞれの講座は実践的な演習を通じて、理論だけでなく実務に役立つスキルも習得できると、受講者に好評です。
柔軟な学習形式
スキルアップAIには、オンラインのコースが60以上揃っています。
そのため学習者は、実力やライフスタイルに合わせて講座を選択でき、効率的にスキルを習得できます。
ごくわずかですが、対面授業も開催されています。
資格取得の支援
AIエンジニア資格など、キャリアアップに有利な資格取得を目指せるカリキュラムが充実しており、実践的なスキルとともに資格を得ることが可能です。
特に「現場で使えるディープラーニング基礎講座」は、日本ディープラーニング協会(JDLA)認定プログラムとして高い合格率を誇り、多くの受講者がE資格を取得しています。
受講者は、実務に直結する内容を学べる点を評価しています。
E資格については以下の記事で解説しています。
スキルアップAIを受講するデメリット
スキルアップAIの講座受講には多くの利点がありますが、一部の受講者にとっては、以下のようなデメリットも存在します。
受講の際にはこれらの要素を考慮して、自分実力や学習スタイルに合った選択が必要です。
専門知識の前提
一部のコースは、ある程度のプログラミングや数学の基礎知識が求められるため、初心者にとっては難易度が高いと感じることがあります。
AIや機械学習の専門知識を身につけるには、一定の時間と労力が必要です。
特に仕事や他の活動と並行して学ぶ場合、学習時間の確保が難しく感じるかもしれません。
オンライン授業の制約
オンライン講座では、独学に近い環境になりがちで、受講者同士の情報交換や講師への質問が難しいと感じる人もいます。
スキルアップAIではチャットグループを設けているものの、対面授業に比べてコミュニケーションの質が劣るという意見もあります。
スキルアップAIを実際に受講した人の口コミ・評判
スキルアップAIの受講生からは、以下のような評判が寄せられています。
ここではX(旧Twitter)の中から、良い評判と悪い評判をいくつか抜粋して紹介します。
良い口コミと評判
スキルアップAIの良い評判をXから抜き出すと、下記の通りです。
スキルアップAIの講座の評判は、概して良好なようです。
あまり悪い評判は、見かけることはありませんでした。
E資格にスキルアップAIのおかげで合格
この方は、スキルアップAI講座などを利用して、2023年2月のE検定に合格しました。
スキルアップAIのPyton講座が気に入った
この方は、スキルアップAIのPython講座が非常に気に入ったため、時間をかけて全部見てしまおうとしています。
スキルアップAIの動画講座は役に立つ
この方は、スキルアップAIのDS動画を1.5倍速で1日かけて見終わりました。
その結果、バラバラだった知識がつながって、AIをひとつの体系として捉えることが可能になったようです。
スキルアップAIの基礎講座のおかげで理解度が上がった
この方は、試験に備えてスキルアップAIの基礎講座で必死になって勉強しており、少し出口が見えてきたようです。
スキルアップAIのおかげでG検定に合格
この方は、スキルアップAIのアプリなどを利用して、2024年(おそらく第2回)のG検定に合格しました。
悪い口コミと評判
一方、スキルアップAIの講座に対して不満を感じている受講者は、決して多くありません。
しかし、皆無ではないのも事実です。
スキルアップAIの無料講座の問題数が充分ではない
この方は、スキルアップの無料講座等を利用して勉強中ですが、十分な数の演習問題をこなせないことに不安を感じています。
まとめ
スキルアップAIは、AIやデータサイエンスを専門的に学べるプラットフォームとして、多くのメリットを提供しています。
特に、多くの講座に付属している無料トライアルを利用することで、内容が自分に合っているかどうかを知って、キャリアアップに向けたスキル習得を目指せるのが、大きな強みです。
しかし、学習時間や前提となる専門知識など、事前に理解しておくべき課題も存在します。