2024年6月2日、「シャープ」「KDDI」、ビッグデータの分析などを手がける「データセクション」、米国のハードウェアベンダー「Super Micro Computer（Supermicro）」の4社は、アジア最大級のAIデータセンターの構築に向けた協議を開始することに、合意しました。
AIの急速な進化に伴い、AI処理を支えるデータセンターの需要が高まっていまが、最先端演算装置の調達・高効率冷却システムの整備・電力や場所の確保が課題です。これらの課題に対処するため各企業のリソースを活用し、迅速な対応を図ります。
本合意に基づいて、シャープ・KDDI・データセクションの3社は合弁会社を設立し、シャープの堺工場跡地にアジア最大規模のAIデータセンターを構築、早期に稼働を開始することを目指します。
合弁会社の出資比率などはまだ決まっていませんが、KDDIはネットワーク構築・運用、データセクションは運営支援を担当する予定です。またデータセクションの提携先であるSupermicroは、アメリカの半導体メーカーNVIDIAから画像処理などに使われる最先端の半導体とAIサーバーを調達する計画です。
