
SecureMemoCloudはクラウド型のAI議事録ツールで、Nisika株式会社が提供するSecureMemoのクラウド版のサービスです。
音声の録音から議事録の作成まで、一度に完結するシンプルな操作性が特長です。
無料プランからビジネス向けプランまで幅広い価格帯が用意されており、業務の効率化に大いに役立ちます。
この記事では、SecureMemoCloudの使い方や料金、オンプレ型のSecureMemoとの違いも解説します。
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SecureMemoCloudとは?機能や特徴

SecureMemoCloudは、AI技術を駆使して文字起こしや議事録作成を効率化する、クラウド型ツールです。
雑音が多い実際の会議環境でも高精度な文字起こしを実現し、さらに生成AIによる自動要約機能で議事録を仕上げるため、業務の効率化と情報共有を強力にサポートします。
96.2%の高精度な音声認識AI「shirushi」を搭載
SecureMemoCloudは、96.2%の高精度を実現した音声認識AI「shirushi」を搭載しています。
「shirushi」の高い認識精度は、最新のAI技術を駆使し、OpenAIのWhisperを基盤とする音声認識技術に独自のチューニングを加えることで実現しました。
そのため、雑音が多い環境でも正確な文字起こしを実行して、会議や打ち合わせの音声データを正確にテキスト化することが、可能なのです。
生成AIの要約機能による自動議事録作成
SecureMemoCloudでは生成AIによる要約機能により、会議全体の概要を示す「全体要約」と、トピックごとに詳細な情報を抽出する「トピック別要約」など、2種類の議事録の生成が可能です。
このようなアプローチを実現できる背景には、高精度な音声認識AI「shirushi」による正確な文字起こしがあります。
雑音や不明瞭な発言が混ざる実際の会議音声も、高い認識精度でテキスト化されるため、AI要約機能が扱う元データの品質が非常に高いのです。
さらに、このAI要約機能は、文字起こしされた膨大なデータを基に、文脈やキーワードや各発言の重要度を詳細に解析します。
そのため、従来の要約手法では捉えきれなかった会議の流れや各議題の細部にわたる情報を損なうことなく、抽出・整理することが可能です。
その結果、全体の概要だけでなく、個々の議題に対する具体的な情報も十分に保持された、読みやすく実用的な議事録が自動的に生成されます。
多言語対応と翻訳機能
SecureMemoCloudは約100言語に対応した音声文字起こし機能を備えているため、グローバルな環境でも言語の壁を感じません。
複数の国籍を持つ従業員が共同で作業する外資系企業、国際的な学術会議などでも、十分役目を果たしてくれます。
SecureMemoとSecureMemoCloudの違い
SecureMemoはオンプレミス環境、すなわち自社内でサーバーやネットワーク機器を設置・管理し、すべてのITシステムを自社で運用する形態での利用を前提としています。
そのため、完全オフライン環境での利用が可能で、高いセキュリティとカスタマイズ性が求められる場面に適しています。
一方、SecureMemoCloudはクラウド環境で使用するので、インターネット環境があればどこからでもアクセス可能です。
そのため、手軽さと迅速な導入が求められる現代のビジネスシーンに最適です。
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SecureMemoCloudの料金プラン!無料でも利用可能

SecureMemoCloudには、用途に合わせた多彩な料金プランが用意されています。まず無料プランから気軽に始めてみましょう。
料金プランの概要と特徴
料金プランの概要を、以下の表に示します。
プラン | 価格 | アカウント | 文字起こし | AI議事録作成料金 | データー共有 | カスタマーサポート | データーをAIの学習に利用 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アカウント数 | 超過時料金 | 可能時間 | 超過時料金/月 | ||||||
フリープラン | 0円/月 | 1名 | ー | 1時間/月 | 超過不可 | 0円 | ー | ー | 〇 |
パーソナルプラン | 1,080円/月 | 1名 | ー | 3時間/月 | 900円/時間 | 300円/音声1時間 | ー | メール/オンライン面談 | 〇 |
チームプラン | 19,500円/月(年払い) 29,000円/月(月払い) | 10名 | 500円/アカウント | 25時間/月 | 780円/時間(年払い) 1,160円/時間(月払い) | 300円/音声1時間 | 〇 | メール/オンライン面談 | 学習しない |
ビジネスプラン | 99,000円/月(年払い) 149,000円/月(月払い) | 100名 | 500円/アカウント | 200時間/月 | 495円/時間(年払い) 745円/時間(月払い) | 300円/音声1時間 | 〇 | メール/オンライン面談 | 学習しない |
フリープラン
フリープランは、初めてサービスを利用するユーザーや、一度試してみたい方に最適なプランです。
フリープランでは、月間1時間の音声文字起こしが無料で利用でき、主要な機能を実際に体験することが可能です。
無料で提供される基本機能には、音声認識や生成AIによる議事録の自動作成、さらには多言語対応やテキスト編集といった、業務効率化に必要な機能が含まれています。
利用者は、実際の会議やインタビューの音声データをもとにサービスの精度や使い勝手を理解でき、月1時間という制限の中で、どの程度業務にフィットするかを見極められます。
このプランは、頻繁に大量の文字起こしが必要な方よりも、まずはサービス全体の品質や操作性を試してみたい個人ユーザーや、小規模な業務で偶発的に音声データを扱う方に特におすすめです。
フリープランを通じて高精度な音声認識や自動議事録作成機能、そしてシンプルで直感的な操作性を実感できれば、今後の業務改善や効率化に向けた大きな一歩が始まるでしょう。
パーソナルプラン
パーソナルプランは、個人ユーザーが定期的に高精度な音声文字起こしと自動議事録作成機能を利用するためのプランです。
月額1,080円というリーズナブルな価格で、1つのアカウントが提供され、月間3時間分の音声文字起こしが含まれています。
パーソナルプランを利用すると、会議・インタビュー・講演などの音声データの正確なテキスト化が可能です。
それに続いて生成AIによって議事録が作成されます。
月間の文字起こし時間を超過した場合には、1時間あたり900円の追加料金が発生します。
しかし通常の個人利用の範囲であれば、おそらく月間3時間でも大丈夫でしょう。
パーソナルプランは、フリーランス・個人事業主・在宅勤務中のビジネスパーソンなど、日常的に会議やインタビューの記録を必要とする方に適しています。
はじめてサービスを体験するユーザーにとっても、パーソナルプランは低コストでありながら、高精度な文字起こしと自動議事録作成機能の効果を実感できる、理想的な選択肢です。
チームプラン
チームプランは、小規模な部門やプロジェクト単位で利用するのに、最適なプランです。
チームプランでは、10名分のアカウントを利用することが可能です。文字起こし時間は月間25時間です。
会議や商談などで収録された音声データを、高精度な文字起こしと自動議事録作成機能により迅速にテキスト化し、部門全体で情報共有をしたり、議事内容を確認したりできます。
さらに、年払いの場合は月額料金が19,500円(年契約)とお得な設定になっています。
1時間当たり780円(年契約)の料金を払えば、超過分の文字起こしも可能になるため、繁忙期や会議が多い時期にも柔軟に対応できます。
チームプランは、日常的に複数の会議や打ち合わせを実施し、全体で情報の共有や議事録を管理する必要のある小企業や部署に、おすすめのプランと言えるでしょう。
ビジネスプラン
ビジネスプランは、複数部署での利用や大規模な会議運営に最適化されたプランです。
ビジネスプランでは、100名のアカウントを利用でき、月間200時間分の音声文字起こしが可能なため、日常業務で多数の会議や打ち合わせが発生する組織でも、安心して活用できます。
月額料金は、年契約の場合は99,000円/月、月払いの場合は149,000円/月です。
文字起こしの超過時料金は、年契約であれば1時間あたり495円、月払いの場合は745円と、リーズナブルです。
こうした特徴からビジネスプランは、日常的に複数の会議を開催する中規模以上の企業や、プロジェクトごとに大量の音声データを扱う組織、各部署間で迅速な情報共有が必要な企業などに、特におすすめのプランです。
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SecureMemoCloudの始め方

メールアドレス、パスワード等の必要事項を入力して、「ユーザー登録>」をクリックする。

登録したメールアドレスに連絡が送られるので、指定されたリンクをクリックする。
「アカウント情報を追加入力」画面が表示されるので、必要事項があれば入力し、「登録して使用開始」をクリックする。

ホーム画面が表示される。作業開始可能。

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SecureMemoCloudの使い方

SecureMemoCloudの操作はシンプルで、音声ファイルのアップロードから議事録作成まで、段階的に進められます。
音声ファイルから文字起こしをする方法
公式サイトの「サインイン」をクリックする。

メールアドレスとパスワードを入力して、「ログイン」をクリックする。

ホーム画面が表示されるので、「ファイルから文字起こし」を選択してクリックする。

「ファイルの投稿」画面が表示されるので、必要な箇所を修正する。
下の「選択」ボタンをクリックして、アップロードする音声ファイルを選ぶ。
入力が終わったら、一番下の「投稿する」ボタンをクリックする。

ファイルが読み込まれて、音声の認識が始まる。
作業中はファイルリストの右端「ステータス」欄に「音声認識中」と表示。
数分後、音声認識が終了すると「完了」にかわる。

それと同時に、入力に使ったメールアドレスに音声変換が完了した旨を知らせるメールが送付される。
ファイル名をクリックすると、認識結果が表示される。

以上で、文字起こしは完了です。
文字起こし結果を編集・要約して議事録を作成する方法
1個のファイルから議事録が作成できるのは2回までです。
文字起こし結果を表示して、画面右下の「AI」ボタンをクリックする。

「議事録テンプレートの選択してください」という画面が表示されるので、テンプレートを選んで「実行する」をクリックする。

ステータスが「完了」になったら「議事録表示」をクリックすると、結果が表示される。

「編集する」タブをクリックすることで、システムが生成した議事録の編集が可能になる。
終了時には下の「保存」をクリックすると、データが保存される。

完成した議事録は、右上のアイコンをクリックすると、ダウンロードが可能です。
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まとめ
SecureMemoCloudは、高精度な音声認識と生成AIによる要約機能、多言語対応など、多彩な機能を備えたAI議事録ツールです。
無料プランから始めて、自分のニーズに合ったプランを選択することで、業務効率化に役立ちます。
Nishika株式会社の技術力が詰まったこのツールを、ぜひ活用してみてください。
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