メガネの製造販売を手掛けるOWNDAYSは、店舗運営を支援するAI社員の導入を開始しました。3種類のAI社員の活用により、業務効率化、顧客満足度向上を目指します。AI社員は画像生成AIを使用して作成したということです。
AI営業管理職「AI-AM（アイアム）／OWNDAYS BRAIN」は、スタッフが疑問を入力するだけで迅速に回答するAIチャットボットです。販売から顧客データ、専門知識まで幅広い情報を持ち、上司への確認やマニュアル閲覧の時間を削減します。
AI接客社員「アイ・ランドルト」は、店舗に設置されたモニターを通じて顧客と対話が可能なAIです。英語や中国語にも対応しており、外国人観光客とのコミュニケーションを円滑にします。今後、輪郭を読み取って適切な商品を提案する機能や、購入履歴に基づいたキャンペーン情報の提供なども予定されています。
AI問診社員「タクミ・ランドルト」は視力測定後に顧客と対話し、蓄積したデータをもとに最適な度数を提案します。アバターのデザインを変更できるため、コラボ商品発売時には「人気キャラクターが視力測定を担当する」などの展開も検討中だということです。
「アイ・ランドルト」と「タクミ・ランドルト」は、川崎ダイス店で運用が開始されており、年内に50店舗体制を目指しています。