ChatGPTのGPTsの機能が無料ユーザーにも開放され、一部制限付きでGPTストアにアクセスできるようになりました。
GPTsとは、ChatGPTのカスタムバージョンのことで、ユーザーが特定のタスクやトピックに合わせてカスタマイズしたGPTです。これまでは有料課金ユーザーしか利用できませんでした。
OpenAIによれば、無料ユーザーのGPTs利用においてはおもに3つの制限があります。
1つ目は、独自のGPTsを作成することはできない点です。無料ユーザーはGPTストアにある一部のGPTsを利用できますが、GPTをカスタマイズできる「GPT Builder」は有料ユーザーのみが使用できる機能となっています。
2つ目は、画像生成機能を搭載したGPTsを利用できない点です。画像生成に関連するGPTsには、OpenAIの画像生成AIである「DALL-E」が使用されていますが、こちらも無料ユーザーには利用できません。
3つ目は、レート制限です。GPTsの利用においてもGPT-4oのレート制限はGPTs、ChatGPTともに共通のため、テキストレート制限に達すると制限がリセットされるまでGPTsを利用できなくなります。とくにデータ分析、ファイルアップロード、ウェブブラウジングを含むGPTsの高度な機能は、より厳しいレート制限の対象となるということです。