米マイクロソフトは、AI機能を搭載した新しいコンピューター「Copilot+PC」を発表しました。この新シリーズは、クアルコム製の最新半導体を搭載し、新型PCは最大20時間の動画再生が可能であると共に、画像生成や即時翻訳などのAI機能を高速処理できます。
サティア・ナデラCEOは、「Copilot+PC」がAI特化型PCの新カテゴリーであると発表し、これらのPCはアップルの「MacBook Air M3」よりも58％高速処理が可能と説明しました。
「Copilot+PC」は6月18日に発売予定で、価格は999ドル（約156,000円）から。予約は5月20日に開始されます。デルやHPからも対応するPCが発売される予定です。
また、マイクロソフトはOpenAI社の新モデル「GPT-4o」を同社のAIアシスタント「Copilot」に搭載予定で、テキスト、音声、画像のリアルタイム処理がより優れたものになります。
さらに基本ソフトWindows11には、ライブ字幕生成に40カ国語から英語へのリアルタイム翻訳機能や、基本的なスケッチを複雑な画像に変換するAI共同制作プログラムが加わります。そして新しく搭載される機能「Recall」を使うと、一度見たウェブサイトやメールをAIを利用して遡り、表示することが可能です。
