Illustratorの生成AI機能とは?使い方や料金と商用利用!プロンプトのコツも紹介

Adobe Illustratorに搭載された生成AI機能が注目を集めています。

Illustratorの生成AI機能を使えば、商用利用可能な高品質なベクターグラフィックやパターン、配色案を瞬時に生成できます。

本記事では、Illustratorの生成AI機能の基本的な使い方やプロンプトのコツ、使えない場合の解決策などについて詳しく解説します。

デザインワークフローを大幅に効率化できる便利なツールを、ぜひマスターしてください。

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目次

Illustratorの生成AI機能とは?商用利用可能で安心

Illustratorの生成AI機能は、AIを活用してデザインプロセスをスムーズに進めることができる革新的なツールです。

この機能を使えば、複雑なデザインも簡単に作成可能で、再配色やパターン生成、ベクターイラストの自動生成など、多彩な用途に対応します。

Adobe Fireflyの詳細は以下で解説していますので、ぜひご一読ください。

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Illustratorの料金プラン!7日間の無料お試し実施中

Illustratorは、さまざまなニーズに対応する料金プランを提供しています。

個人利用者向けの月額プランから、企業向けのチームプランまで、用途に応じて選択可能です。

Illustrator単品Creative Cloud
コンプリートプラン
Illustratorの利用
その他Adobe製品の利用
税込月額料金3,280円 / 月7,780円 / 月

Adobe Creative Cloudに加入すると、Illustratorだけでなく他のAdobe製品も利用できるため、デザイン作業全体の効率が大幅に向上します。

現在、どちらのプランも7日間の無料体験を実施中です。

無料体験中でも生成AI機能を含むすべての機能をお試しいただけますので、利用を検討されている方はこの機会にぜひ実際の使い心地を確認してみることをおすすめします。

Illustrator単品の詳細

このプランでは、Illustratorのみを利用できます。

価格は以下の通りです。

  • 月々プラン:月額4,980円(税込)。短期間の利用に適しています。
  • 年間プラン(月々払い):月額3,280円(税込)。1年間の契約で、月々プランよりも割安です。
  • 年間プラン(一括払い):年額34,680円(税込)。月々払いよりもさらにお得です。

このプランには、100GBのクラウドストレージとAdobe Expressのプレミアム機能が含まれています。

Creative Cloudコンプリートプラン

このプランでは、Illustratorに加えて、Photoshop、Premiere Pro、Acrobat Proなど、20以上のAdobeアプリケーションを利用できます。

価格は以下の通りです。

  • 月々プラン:月額12,380円(税込)。短期間の利用に適しています。
  • 年間プラン(月々払い):月額7,780円(税込)。1年間の契約で、月々プランよりも割安です。
  • 年間プラン(一括払い):年額86,880円(税込)。月々払いよりもさらにお得です。

このプランには、100GBのクラウドストレージ、Adobe Expressのプレミアム機能、Adobe Fontsの20,000以上のフォント、Adobe Stockのテンプレートなど、多彩なサービスが含まれています。

複数のAdobeアプリケーションを活用したい場合や、幅広いクリエイティブ作業を行いたい方には、コンプリートプランがおすすめです。

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Illustratorの生成AI全機能の使い方

Illustratorの生成AI機能は、直感的なインターフェースで簡単に操作できます。

各機能の具体的な使い方を見ていきましょう。

生成再配色

生成再配色は、既存のアートワークに対して新しい配色案を自動で提案してくれる機能です。

ブランドカラーに合わせた配色や、特定のムードに合わせた色の組み合わせを簡単に探索できます。

STEP
機能の呼び出し

編集したいデータを開いて、編集>カラーを編集>生成再配色 を選択します。

STEP
色合いの選択、プロンプトの入力

色合いは「サンプルプロンプト」から選ぶか、テキストエリアに新たにプロンプトを入力することで生成されます。

サンプルプロンプトの選択、もしくはプロンプトを入力して「生成」ボタンを押すと、1度に4つの候補が生成されます。

STEP
色の調整

もし生成した色が希望通りにならなかった場合、従来の再配色ツールを利用して微調整することもできます。

生成ベクター

生成ベクターは、テキストプロンプトからベクターグラフィックスを自動生成する機能です。

ロゴ、アイコン、イラストなど、さまざまなベクター素材を簡単に作成できます。

STEP
機能の呼び出し

右上の生成ベクターマークをクリックし、生成ベクターを開きます。

STEP
プロンプトの入力

テキストボックスにプロンプトを入力します。

スタイルやテイストも具体的に指定すると良い結果が得られます。

STEP
生成と編集

「生成」ボタンを押ししばらくすると、ベクター画像が生成されます。

バリエーションが3つほど生成されるので好みのものを選んでください。

もし、希望通りのものがなかった場合は「生成」をもう一度押すと再生成されます。

生成パターン

生成パターンは、シームレスなリピートパターンを自動で作成できる機能です。

テキスタイルデザインやwebサイトの背景、パッケージデザインなど、様々な用途に活用できます。

STEP
機能の呼び出し

オブジェクト>パターン>生成AIパターン を選択します。

STEP
入力方法の選択

テキストプロンプトから新規作成するか、既存のアートワークからパターンを生成します。

今回はプロンプトからパターンを作成してみます。

STEP
パターンの生成と調整

「生成」ボタンを押ししばらくすると、パターンが生成されます。

バリエーションが3つほど生成されるので好みのものを選んでください。

生成塗りつぶし(シェイプ)

生成塗りつぶしは、シェイプやパスに対して、AIが生成した独自の模様や質感を適用できる機能です。

写実的なテクスチャーから抽象的な模様まで、多彩な塗りつぶしパターンを作成できます。

STEP
機能の呼び出し

塗りつぶしたいオブジェクトを選択した状態で、オブジェクト>生成塗りつぶし を選択します。

STEP
塗りつぶしの設定

テキストプロンプトから新規作成するか、既存のアートワークからパターンを生成します。

今回はプロンプトからパターンを作成してみます。

シェイプの強度やディテールを調整したり、カラーなどを事前に設定しておくとより希望通りのシェイプが作成できます。

STEP
生成と編集

「生成」ボタンを押ししばらくすると、生成塗りつぶしが実行されます。

バリエーションが3つほど生成されるので好みのものを選んでください。

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Illustratorで生成AIが使えない場合の対処法

生成AI機能が正常に動作しない場合、以下のような原因が考えられます。

  1. バージョンが生成機能に対応していない
  2. 選択範囲を作っていない
  3. ガイドラインに違反している
  4. 生成クレジットを消費している
  5. Fireflyの利用を制限されている

それぞれを詳しく見てみましょう。

バージョンが生成機能に対応していない

最も多いケースは、使用しているIllustratorのバージョンが対応していないことです。

生成AI機能を利用するには、Illustrator 2024(バージョン28.0)以降が必要です。

「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」からバージョンを確認し、古い場合はCreative Cloudアプリから最新版へのアップデートを行ってください。

選択範囲を作っていない

次によくあるのが、必要な選択範囲が作られていないケースです。

機能によって選択要件が異なり、生成再配色ではオブジェクトの選択が、生成塗りつぶしではシェイプやパスの選択が必須となります。

一方、生成ベクターは選択不要で、生成パターンは新規作成時は選択不要、既存アートからの作成時のみ選択が必要です。

ガイドラインに違反している

3つ目の原因として、入力したプロンプトがAdobeのガイドラインに違反している可能性があります。

暴力的な表現や不適切な内容、著名人の模倣、過度に性的な表現、ヘイトスピーチや差別的な表現などは生成が制限されます。

このような場合は、プロンプトの内容を見直してください。

生成クレジットを消費している

4つ目は生成クレジットの消費です。

提供される生成クレジットには上限があり、使い切ってしまうと機能が利用できなくなります。

サイドパネルで残りのクレジット数を確認することができ、不足している場合は翌月まで待つか、追加購入を検討する必要があります。

Fireflyの利用を制限されている

特に教育機関では、Adobe Enterprise環境でセキュリティポリシーにより、Firefly機能へのアクセスがブロックされていることがあります。

この場合、IT管理者がAdmin Consoleで組織全体のFirefly機能を無効化している可能性が高く、学生や教職員の個人アカウントでもFireflyを利用することができません。

もしアクセス制限を受けている場合は、ネットワーク管理者に利用制限の有無を確認し、必要に応じてFireflyの利用申請を行ってください。

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まとめ

Illustratorの生成AI機能は、デザインワークフローを大きく効率化できる画期的なツールです。

生成再配色、生成ベクター、生成パターン、生成塗りつぶしという4つの機能を活用することで、これまで時間のかかっていたデザイン作業を大幅に短縮できます。

基本的な使い方を押さえ、プロンプトの工夫を重ねることで、より質の高いデザインワークを効率的に進めることができるでしょう。

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