Figure AI、OpenAIとの提携を解消し自社AIモデルを採用へ

出典:Figure

ヒューマノイドロボットを開発するFigure AIは、OpenAIとの協力契約を終了し、完全に自社開発したAIモデルを採用すると発表しました。

CEOのブレット・アドコック氏は、ロボットのAI技術において画期的なブレイクスルーを達成したと述べています。

アドコック氏によると、Figure AIは現在、ロボットのエンドツーエンドのAI技術を独自に開発しており、今後30日以内に「これまで誰も見たことがない技術を披露する」と明言しました。

同社は、商業市場と家庭市場を主要ターゲットとし、ヒューマノイドロボットの実用化を進めているとしています。

既にドイツの自動車大手BMWと契約を締結していますが、これに加えて新たに「米国で最大級の企業の一つ」との契約を結んだと発表しています。しかし契約先の企業名は明かされていません。

新規契約の締結により、大規模なロボット出荷が可能になり、コスト削減やAIデータ収集が加速するとアドコック氏は説明しています。

同社の目標は、今後4年間で10万台のヒューマノイドロボットを出荷することです。すでに商業クライアント向けにFigure 02の出荷を開始しており、次世代モデルのFigure 03も開発中としています。

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