
Claude for Chromeとは、AIがブラウザ操作を自動で実行できるChromeの拡張機能であり、情報の調査やフォーム入力、タブ比較などを自動化することができます。
タスクを定期実行することもでき、業務の効率化にもつながります。ただし、強力なツールであるがゆえのリスクもあります。
この記事では、Claude for Chromeの使い方や料金、向いているタスクや注意点について解説します。
Claude for Chrome(Claude in Chrome)とは?

Claude for Chrome(Claude in Chrome)とは、Chromeのサイドパネルで動くAIを搭載した拡張機能です。
まずはこの拡張機能の概要について解説します。
Claude for Chromeでできること
この拡張機能は、単なるWebページの要約ツールではなく、ブラウザ上でユーザーの代わりに実際の操作を行うエージェントとして機能します。
Claudeは現在開いているタブの内容を、テキスト情報だけでなくドキュメントオブジェクトモデル(DOM)やスクリーンショットとして視覚的に理解し、文脈に応じたボタンのクリックやフォームへのテキスト入力など、ブラウザ操作を自律的に実行可能です。
特に強力なのがマルチタブ機能で、複数のタブを同時に開きながら情報の比較やデータの転送を行ったり、あるタブで検索した結果を別のタブの業務システムに入力したりといった横断的なワークフローをこなせます。
また、繰り返し発生するブラウザ操作を「ワークフロー」として記録・学習させることで、定期的なデータ収集や定型業務を自動化することも可能です。
操作にあたっては、ユーザーが承認するまで実行を待機するモードや、一定の権限内で自律的に動くモードを選択でき、セキュリティと利便性のバランスが考慮されています。
Computer Use/Claude Desktop/Claude Codeと何が違うか
Computer Useは、ClaudeがAPIを通じてマウスやキーボードを操作し、デスクトップ画面全体を制御する基盤技術そのものを指します。一方でClaude for Chromeは、その操作範囲を「Webブラウザの中」に限定し、一般ユーザーが手軽に利用できるようにパッケージ化されたブラウザ拡張機能です。
Claude DesktopはClaudeのデスクトップアプリであり、ローカルの拡張機能やコネクタを通じて作業文脈を広げる位置づけで、Desktop側からブラウザ作業を開始しClaude in Chromeに引き継がせる導線も用意されています。

また、Claude Codeはターミナルで動くコマンドラインツールで、実装や修正などの開発作業を端末中心で進めるためのものです。Claude Codeでビルドし、Chrome拡張でブラウザ上の検証とデバッグを行うワークフローで役立ちます。

利用条件と導入前チェック
Claude for Chromeを利用するには、2026年1月時点では、Claude Pro、Max、TeamまたはEnterpriseといった有料プランへの加入が必須条件となっています。
モデル面ではProプランはHaiku 4.5に制限され、MaxとTeamとEnterpriseは用途に合わせてモデル選択ができます。

対応ブラウザは、現在Google Chrome(デスクトップ)で提供されており、他のChromiumベースのブラウザやモバイルデバイスはサポートされていません。
なお、現在はベータ版として提供されています。
導入前チェックとして、ブラウザ操作型AIの最大リスクはプロンプトインジェクションなので、まず安全ガイドを前提知識として共有し、機密画面を開いた状態で拡張を起動しない運用にします。

権限設定では、事前に計画を承認してから動かすモードと、許可なしで動かす高リスクモードがあるため、基本は前者で開始し、必要なサイトだけ段階的に許可する形が推奨されます。
組織で導入する際は、管理者が拡張の有効化やサイトの許可リストと拒否リストを組織単位で制御できるので、組織導入は小さな許可リストから始めるのが安全です。
Claude for Chromeの中心的な機能

次に、Claude for Chromeで使用できる中心的な機能をご紹介します。
マルチタブ機能
Claude for Chromeは複数のタブを同時に扱え、Claude用のタブグループにタブを入れると、その範囲を横断して読み取りや作業を進められます。
これにより、タブを行き来して情報を集めてから操作する手間が減り、比較や照合のような横断作業が速くなります。

サイトナビゲーション
ClaudeはSlack、Googleカレンダー、Gmail、Googleドキュメント、GitHubなどの人気プラットフォームの操作方法を組み込みで理解しています。そのため、簡単なコマンドであれば、詳細な手順を説明しなくても動作します。

なお、サイト固有の機能は継続的に拡張されています。
バックグラウンドワークフロー
複雑な複数ステップを必要とする長い手順のワークフローでも、Chromeが開いている限りタブを切り替えて別作業をしていても処理を継続できます。

さらに通知機能を有効にすることで、Claudeが許可を必要とする場合やタスクを完了した際にアラートを受け取れます。
これにより、Claudeがバックグラウンドでタスクを処理している間、ユーザーは他の作業に集中できます。
この機能は長時間かかる調査作業やデータ収集タスクに特に有効です。
視覚的なコンテキストの共有
画像をアップロードしたり、画面の特定領域のスクリーンショットをキャプチャしたりすることで、視覚情報をClaudeと直接共有できます。

言葉で位置を説明するより速く、レイアウトが複雑な画面や細かい差分確認で特に有効とされています。
画像のアップロード
Claudeに画像を渡してアップロード先を指示すると、経費報告書、フォームの添付ファイル、写真のアップロードなど、さまざまな操作を代行できます。
この機能により、画像ファイルを手動で選択してフォームに添付する手間が省け、書類提出や画像管理のワークフローが自動化されます。
ショートカット
うまくいった効果的なプロンプトはショートカットとして保存でき、毎回同じプロンプトを書かずに再利用できます。

加えて、ワークフローを記録して手順そのものを覚えさせ、保存したものをショートカットとして呼び出すことも可能です。
また、ショートカットをスケジュールすることもできます。
コンテキスト提案
今開いているサイトに応じて、役立つプロンプト提案やヒントを提示する機能があります。この機能により、各ウェブサイトで何ができるかを探索する手間が減り、より効率的にClaudeを活用できるようになります。

サイトごとに最適化された提案により、ユーザーは迷うことなくタスクを開始できるでしょう。
Claude AIとは?拡張機能導入前の注意点

Claudeを使ったChrome拡張機能を調べると、Claude AIというものが見つかります。これは、この記事でご紹介しているClaude for Chromeとは別物になります。

ここでは、公式の拡張機能を見分ける方法をはじめ、Claude for Chromeを導入する前の注意点についてご紹介します。
公式拡張機能の見分け方
公式の拡張機能を見分けるには、まず配布元はChrome Web Storeであることを確認し、拡張機能ページの提供者がAnthropicであることを見ます。

次に開発元情報で、開発者名や公式サイトがclaude.comになっているか、連絡先メールや所在地が明記されているかを確認します。


また、詳細のバージョンと更新を見て、最近まで継続的に更新されていることをチェックすることも重要です。

さらにプライバシー欄で、どのデータ種別を扱うと開示されているかと、開発者のプライバシーポリシーへの導線があるかを確認しましょう。

権限とプライバシーの考え方
Claude in Chromeは、許可した範囲でページの閲覧理解だけでなくクリックや入力などの操作を行うため、権限設定がそのまま行動範囲になります。
権限モードは、実行前に計画を提示して承認を求めるモードと、基本的に許可を挟まずに動く高リスクのモードがあり、後者はプロンプトインジェクションの危険が増えると明記されています。
Important: Using “Act without asking” significantly increases prompt injection risk. Malicious actors may be able to trick Claude into unintended actions even with our safeguards.
出典:Claude in Chrome Permissions Guide
サイトごとの許可では、1つの操作のみを許可する方法と常に許可する方法があり、常に許可する場合はそのサイト上で複数の操作を続けられる一方、意図しない操作が起きうるため、信頼できるサイトに限定することが重要です。
またプライバシー面では、サイドパネルを開くとアクティブタブのスクリーンショットで内容を理解するとされ、画面に見えている個人情報や機密情報も見える前提で扱う必要があります。
なお、Chrome Web Storeのプライバシー欄では、個人識別情報や閲覧履歴、サイト内容などを扱う可能性が示されるため、組織のデータ取り扱い基準と照合して導入可否を判断するようにしましょう。
安全に使う前提:プロンプトインジェクション・ブロック対象・個人情報の扱い
Webブラウザ上で動作するAIエージェント特有のリスクとして、閲覧先のWebサイトに仕込まれた隠しテキスト等がAIに予期せぬ命令を強制するプロンプトインジェクションへの警戒が必要です。
この対策として、Anthropicは悪意ある指示を拒否するような学習、未信頼コンテンツを検知する分類器、きめ細やかな権限設定などを実装しています。
また、金融サービスおよび銀行サイト、投資および取引プラットフォーム、アダルトコンテンツ、暗号資産取引所、海賊版サイトなどの高リスク領域のサイトにはアクセスできないようにブロックされています。
さらに個人情報の扱いでは、画面に表示される情報が理解対象になるため、機密画面を開いた状態で拡張を起動しないことや、銀行や医療など敏感なアカウントに紐づかない別ブラウザプロファイルで試すことが推奨されています。
Claudeのサイドパネルを開くと、Claudeはアクティブなブラウザタブのスクリーンショットを撮影し、ウェブページのコンテンツを理解します。つまり、Claudeは画面に表示されているあらゆる情報(個人データ、機密文書、あなたまたは他人の個人情報など)を閲覧できることになります。
Claude を使用する際は、特に機密情報を含むサイトでは、表示される内容にご注意ください。機密情報や文書を閲覧中は拡張機能を開かないでください。
出典:Using Claude in Chrome Safely
組織で扱う場合には許可リストとブロックリストや組織全体の有効と無効の切り替えといった、追加の安全管理が設定可能です。
Claude for Chromeの使い方

続いて、Claude for Chromeの使い方について解説します。
インストールから初期設定まで
まずは拡張機能をインストールするところから始めましょう。インストールから初期設定までの流れは以下の通りです。
Chromeの拡張機能一覧を開き、Claudeを選択します。


サイドバーでClaudeが開くので、「ログイン」をクリックして、Claudeアカウントでログインしましょう。

ログインが完了すると、注意事項や使い方が表示されます。

上部のモデル名をクリックすると、使用するモデルを選択できます。

なお、ProプランではHaiku 4.5のみが使用可能です。
メッセージウィンドウにあるプルダウンから権限モードを選択できます。

基本的には安全のため、「実行前に確認」を選ぶことをおすすめします。
設定ができたら、信頼できるサイトを使って動作確認をしてみましょう。
今回は、閲覧しているページの要約をするタスクを実行しました。

権限モードを「実行前に確認」にしている場合、実行するプランの確認が表示され、承認することでプランが実行されます。

しばらくすると、実行結果が出力されます。

基本操作を頼むコツと例
頼み方のコツは、目的、出力形式、対象範囲、制約条件の4点を最初に固定することです。
要約の際は、出力形式を指定すると安定した結果が得やすくなります。以下の画像では、プロンプトとして「このページを要約してください。ただし、結論から3文で書き、その後に根拠になっている段落の見出し名も添えてください。」と入力しました。

複数のタブを比較する場合は、比較軸を先に列挙すると効率的です。以下の画像ではプロンプトとして「2つのタブの違いを、性能や特徴・料金面から比較してください。」と入力しました。

また、転記やフォーム入力は、入力元のどの値をどの欄に入れるかをマッピングで渡し、送信はせず下書きで止めるようにすると安全です。
誤操作を防ぐ運用
権限モードを「実行前に確認」にすることで、Claudeが最初に計画を作り、実行前にユーザーが承認してから動くようにできます。計画にはアクセスするサイトと手順の方針が明示されるので、想定外のサイトが入っていないかを確認してから承認します。
Claude for Chromeはブラウザを直接操作できることから、誤操作によるリスクを減らすために実行前に確認することをおすすめします。
なお、承認後は計画の範囲内で自律的に進みますが、購入、アカウント作成、ファイルダウンロードなどの不可逆に近い操作は追加確認が入ります。
また、計画が雑なときは「変更を加える」で差し戻し、対象ページの範囲や停止条件を追記して再提案させる運用が有効です。
慣れるまではサイトごとに常に許可を乱用せず、まず単発許可で動きを観察するのが安全です。
ワークフロー記録で繰り返し作業を型化する
ワークフロー記録では一度手順を実演して記録すると、その流れを繰り返せるようになります。
ワークフローを記録するには拡張パネルの記録アイコンから開始します。

なお、記録の際は画面操作と音声が必要であるため、マイクを有効化する必要があります。

スケジュール済みタスクで定期実行する
定期的に実行するタスクはショートカットとして登録し、スケジュールを設定して定期的に自動実行できます。
スケジュール済みタスクを登録するには、/を入力して「ショートカット」をクリックします。

プロンプトなどを入力してショートカットを設定し、「スケジュール」を有効化することでタスクを定期実行することが可能です。

有用な使い方として、レポート用途では特定ページの更新点を抽出して要約し、差分だけを箇条書きにするタスクにすると実用的です。
また、想定ページが開けるか、重要なフォームや導線が壊れていないかなどの確認を定期化し、結果だけ通知で受け取るチェック用途としても役立ちます。
開発・検証向け:コンソールログ/Claude Code連携の使いどころ
ブラウザのコンソール出力を読み取り、エラーやネットワークリクエスト、DOM状態を手がかりにデバッグを支援できます。
また、Claude Codeと連携ができ、ターミナルでビルドし、ブラウザで動作確認と修正を往復する流れを一つのワークフローにできます。
実務の使いどころとしては、ローカル環境でフォーム検証を自動で試す、ページ読み込み時のコンソールエラーを収集する、既ログイン状態のWebアプリで手動APIなしに検証するなどといった場面が挙げられます。
なお、ログイン画面やCAPTCHAなどのブロッカーに当たったら停止して人が対応し、続行させる設計なので、検証フローに人の介入点を明示しておくと安全に回せます。
Claudeを使ったブラウザ操作の使いどころ

続いて、Claude in Chromeを使ってブラウザ操作を使う上で有用な場面についてご紹介します。
得意な作業:任せると速い具体例
Claude in Chromeが得意なのは、同じ手順を何度も繰り返す整理や集計、照合といった作業です。
例えば分析ダッシュボードから数値を拾って要点をまとめる、複数タブの製品ページの仕様を正規化して比較表にする、といった作業が公式のユースケースとして挙げられています。

また、タブグループ内の複数タブを横断して参照しつつ、タブを切り替えても作業を継続できるため、情報収集と整形の往復が速くなります。
他にも、ログイン後の画面で、フォーム入力や画面遷移、ボタン操作のような具体的なサイト内操作を任せられる点も強みです。
繰り返し作業はショートカット化し、安定したら定期実行に回すことで、人手の作業時間をさらに削ることが可能です。
苦手・止まりやすいポイントと回避策
ブラウザ操作は、手でやるより遅く感じる場面があり、長いリストや多段の手順では途中で止まることがあると公式に案内されています。
・Speed: Claude in Chrome can be slower than manual execution for many tasks. Allow Claude to complete tedious, repetitive work while you multi-task
・Incomplete Processing: Claude may stop mid-task when working through long lists or multi-step workflows. Add verification to your requests: “Process all 47 emails” or “After every 20 items, confirm before continuing.”
出典:Simplify your browsing experience with Claude in Chrome
この回避策としては、最初から処理対象の件数や完了条件を明示し、一定件数ごとに確認してから続行させるなど検証ポイントを入れることです。
また、ログインや認証のように画面が切り替わりやすい箇所では、Claudeはユーザーの権限とログイン状態で動く前提なので、必要なら人がログインを済ませてから作業を再開させる運用が現実的です。
権限面では、そのサイトに許可を出していないとClaudeがサイトを閲覧できないので、サイト許可の有無をまず確認しましょう。
さらにサイト制限としては高リスク領域がデフォルトでブロックされ、アクセスできない場合はブロックカテゴリか管理者設定の可能性があるため、トラブルシュートの導線で切り分けます。
チーム利用の運用観点
TeamとEnterpriseでは管理者向けの管理コントロールが用意され、拡張機能を組織で有効化するか、どのサイトにアクセス可能かを制御できます。
基本は許可サイトを絞った許可リストから開始し、必要に応じて段階的に拡張する方針が公式に推奨されています。
Allowlist: Specify which sites Claude is permitted to access by adding them to the allowlist. We recommend starting with a restrictive allowlist, especially during initial rollout.
出典:Claude in Chrome Admin Controls
また、禁止作業は、デフォルトでブロックされる高リスクカテゴリを前提にしつつ、組織独自にブロックリストを追加して二重に守る設計にしましょう。
権限モードは「実行前に確認」を標準にして、最初に提示される計画に想定外のサイトや操作が含まれないかを確認してから実行させる形が安全です。
組織内で展開する場合は、少人数で試してフィードバックを集めながら許可範囲を広げる流れが推奨されます。
Claude for Chromeの利用にかかる料金

最後に、Claude for Chromeを利用する際にかかる料金をご紹介します。
個人向けプランと組織向けプランの違い
Claude Proなどの個人向けプランは、主にフリーランスや単独で業務を行うユーザーを想定しており、拡張機能のすべての基本機能を利用できますが、アカウント管理は個人の責任範囲に留まります。
対してTeamやEnterpriseといった組織向けプランでは、作成したブラウザ操作のワークフローやプロンプトのテンプレートをライブラリとしてチームメンバー全員と即座に共有できる機能が強化されています。
また、組織向けプランには管理者用コンソールが提供され、誰がどの拡張機能を利用しているかを管理したり、セキュリティポリシーに基づいてアクセス可能なドメインを一元的に制限したりすることが可能です。
さらに重要な点として、組織プランでは入力データや操作ログがモデルの学習に利用されないことが契約レベルで保証されているため、機密情報を含む業務プロセスを自動化する場合には組織向けプランの利用が必須となります。
料金プランの比較と選び方
Claude for Chromeは追加料金のオプションではなく、Claudeの有料プランに含まれる形で提供されており、現在はPro、Max、Team、Enterpriseで利用できます。
それぞれのプランの比較は以下の通りです。
| プラン | 対象 | 月額料金 | Claude for Chrome | Claude for Chromeで使用できるモデル |
|---|---|---|---|---|
| Free | 個人 | $0 | – | |
| Pro | 個人 | $20 $17(年払い) | Haiku 4.5 | |
| Max | 個人 | $100~ | Haiku 4.5・Sonnet 4.5・Opus 4.5 | |
| Team | 組織 | $25/ユーザー (Standardシート) $150/ユーザー (Premiumシート) | Haiku 4.5・Sonnet 4.5・Opus 4.5 | |
| Enterprise | 組織 | 要問い合わせ | Haiku 4.5・Sonnet 4.5・Opus 4.5 |
個人向けはFree、Pro、Maxがあり、無料のFreeプランでは使用できるモデルや機能が制限され、Claude for Chromeは使用できません。ProとMaxでは使用可能モデルに差があり、Proでは軽量モデルのHaiku 4.5のみが使用可能です。
Chromeでのブラウザ操作を仕事の中心にするなら、処理量が増えやすいのでProよりMaxを検討する必要があり、毎日使うかどうかが分岐になります。ただし、料金が大きく異なるため、まずはProで使用感を試すことをおすすめします。
組織向けのTeamとEnterpriseは席数ベースで課金され、チーム管理や請求の一元化に加えて、SSOや権限管理などの管理機能が前提になります。
組織向けプランはStandardシートとPremiumシートのように席種を分けられ、PremiumシートはClaude Codeを含む形でより強い利用枠を持ちます。
またEnterpriseはTeamの上位として、監査ログ、SCIM、データ保持設定、コンプライアンスAPIなど大規模運用向けの要件が追加され、価格は個別見積もりです。
費用対効果の判断
最初に自動化すると費用対効果が出やすいのは、手順が定型で判断が少ない整理、集計、照合です。たとえば複数タブから同じ項目を抜き出して表に揃える、更新点だけを抽出して週次レポートにする、フォームに既知の値を転記して下書きまで作るといった作業が向きます。
次に、同じ流れを何度も回す仕事はショートカットやスケジュール実行で回収が速くなり、作業頻度が高いほど上位プランの価値が上がります。
一方で後回しにすべきなのは、ログインやCAPTCHAなどで止まりやすい箇所が多い業務、不可逆な操作が多い業務、機密性の高い画面を頻繁に扱う業務です。公式にもログインページやCAPTCHAなどのブロッカーでは一時停止して人の対応を求める設計だと示されています。
また、チーム運用では上限到達後も継続したい場合に追加利用枠を前払いで買える仕組みがあるため、まずは小さく始めて実使用量を見てから席種や追加利用枠を調整すると無駄が減ります。
Option to purchase extra usage: Prepay for extra usage, allowing team members to continue working after reaching limits.
出典:What is the Team plan?
まとめ
Claude for Chromeはブラウザ操作を自動で実行できるAI搭載の拡張機能であり、定型業務を効率化することができます。
サイトの要約やフォームの入力、複数タブの比較などを自動実行でき、タスクの定期実行も可能です。
強力なブラウザ操作機能を搭載している反面リスクもあり、機密情報の扱いなどには注意しなければなりません。
Claudeの有料プランを契約していれば利用可能なので、気になる方は安全性に気を付けながら試してみてください。


