
OpenAIの対話型AI「ChatGPT」に、新機能として「フラッシュカード」が登場しました。この新機能により、ユーザーがChatGPTとやりとりした会話内容から自動的にインタラクティブなフラッシュカードが作成され、学習に役立てられます。
これまでも学習用途でChatGPTを活用することは可能でしたが、フラッシュカード機能の追加で、学習効率がさらに向上することが期待されています。特徴としては、特別なアプリや拡張機能を使うことなく、ChatGPTのチャット画面内だけでそのままフラッシュカード形式のクイズが生成されるという点です。Canvasのような外部機能ではなく、ChatGPT本体に組み込まれたウィジェットとして動作するため、シンプルで手軽に使えます。
この機能の使い方は簡単で、チャット内で「QuizGPT形式で、Flashcardsウィジェットを使ったフラッシュカードを生成してください」のような形式でシンプリに指示をするだけです。すると、ChatGPTが自動でフラッシュカードを作成し、その場でインタラクティブにクイズを出題します。

現時点で、このフラッシュカード機能についての公式発表はありませんが、海外のユーザーがX(旧Twitter)に投稿したことで明らかになりました。
ChatGPT just added flashcard quizzes 👀
— Flavio Adamo (@flavioAd) August 20, 2025
kinda a cool way to make studying more interactive pic.twitter.com/pXPitqjVqy
その後、日本国内のChatGPT Plus環境でも問題なく動作することが確認されており、「Studyモード」と組み合わせての利用も可能ということです。
すでに実際に試したユーザーからは、「学習がよりインタラクティブになり、記憶の定着に効果的だ」といった声が上がっています。特に学生や資格試験の準備をしているユーザーにとって、有効なサポートツールになると見られています。