ChatGPTのDeep Researchが外部連携を拡張、MCPと録音機能も発表

米OpenAIは5日、ChatGPTの既存機能「Deep Research」を拡張し、社内外の多様な情報源とリアルタイムで連携できるようにしたと発表しました。

設定済みのユーザー権限がそのまま適用されるため、セキュリティを保ちながら調査範囲を大きく広げられます。

今回の拡張により、PlusとPro(欧州経済領域・スイス・英国を除く)の個人ユーザーに加え、Team、Enterprise、Education各プランでOutlook、Teams、Google Drive、Gmail、Linearなどのコネクタが利用可能になりました。

さらにTeam、Enterprise、EducationではSharePoint、Dropbox、Boxも追加され、社内ファイル共有との連携が強化されます。

管理者はベータ版「Model Context Protocol(MCP)」を用いて自社システム向けのカスタムコネクタを構築でき、本日から同プランの管理者とProユーザーが利用を開始しました。

ウェブ検索や既成コネクタと横断的に情報を扱えるため、意思決定の迅速化が期待されます。

加えてmacOS版ChatGPTにはTeamプラン向けに録音機能「record mode」が順次導入され、会議やメモを録音し自動で文字起こしと要点抽出を行います。この機能は近くPlus、Pro、Enterprise、Educationにも拡大される予定です。


出典:https://x.com/OpenAI/status/1930319398897889707

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