Anthropic、GoogleとBroadcomと次世代TPUで大型契約 2027年から計算基盤を順次稼働

出典:Anthropic expands partnership with Google and Broadcom for multiple gigawatts of next-generation compute \ Anthropic

AnthropicはGoogleおよびBroadcomと、複数ギガワット規模の次世代TPUキャパシティに関する新たな契約を締結したと発表しました。2027年から順次稼働する見込みで、最先端のClaudeモデルを支える大規模な計算インフラとして活用します。世界的に拡大する顧客需要に対応する狙いです。

同社のKrishna Rao最高財務責任者(CFO)は、この提携について、急拡大する顧客基盤に対応するための計算能力を整備しながら、ClaudeをAI開発の最前線に位置付ける取り組みだと説明しました。あわせて、今回の契約がAnthropicにとって過去最大の計算資源に関するコミットメントだと述べました。

Anthropicによると、2026年に入ってClaudeの需要は加速しています。同社のランレート売上高は、2025年末時点の約90億ドルから、現在は300億ドル超に拡大しました。年間換算で100万ドル超を支出する法人顧客も、2026年2月時点の500社超から、足元では1000社超へと増えています。2カ月足らずで倍増した計算です。

新たに確保する計算資源の大半は米国内に設置される予定です。Anthropicは2025年11月、米国の計算インフラ強化に500億ドルを投じる方針を示しており、今回の契約はその取り組みを大きく拡張するものになります。Google Cloudとは2025年10月にTPUキャパシティ拡大を公表しており、今回の発表はその協力関係をさらに深める内容です。

同社は現在、AWS Trainium、Google TPU、NVIDIA GPUといった複数のAI向けハードウェアを使い分けてClaudeの学習と運用を進めています。用途に応じて最適なチップを選べる体制を取ることで、性能と耐障害性の向上を図ります。なお、主要なクラウド基盤と学習パートナーは引き続きAmazonで、AWSとはProject Rainierでも連携を継続するとしています。またClaudeは、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureの世界主要3大クラウドすべてで提供される唯一のフロンティアAIモデルだとしています。


出典:Anthropic expands partnership with Google and Broadcom for multiple gigawatts of next-generation compute \ Anthropic

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