
Adobe Fireflyで生成した画像には無料版の場合、ロゴやウォーターマークが付いてしまいます。
Adobe Firefly 無料版の制限として最も気になるポイントですが、実は合法的に消す方法があるのをご存知でしょうか?
今回は、Adobe Fireflyの商用利用時にロゴを消す方法や、無料版での透かしの除去方法について、実際の手順を詳しく解説していきます。
Adobe Fireflyのウォーターマークを適切に処理することで、よりプロフェッショナルな画像制作が可能になります。
Adobe Fireflyとは

Adobe Fireflyは、Adobeが提供する最新のAI画像生成ツールです。
テキストから画像を生成する機能や、画像の一部を書き換える機能など、直感的な操作で高品質なビジュアルを作成することができます。
Adobe Fireflyについては以下の記事に詳しく掲載していますので、ぜひご一読ください。

Adobe Fireflyで無料版のロゴ・ウォーターマーク・すかしを合法的に消す方法

Adobe Fireflyで生成した画像のロゴやウォーターマークを消すには、Adobeが提供している公式ツール「Adobe Express」を使用する方法があります。
Adobe Expressを使えば、完全に合法的にロゴを除去することができ、商用利用も可能です。
では、具体的なAdobe Expressの説明と手順について見ていきましょう。
Adobe Expressとは?
Adobe Expressは、Adobeが提供するオンラインの画像編集・デザインツールです。
以前は「Adobe Creative Cloud Express」という名称でしたが、現在は「Adobe Express」として提供されています。
- ツールの特徴
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- ブラウザ上で動作するため、ソフトウェアのインストールが不要
- 直感的なドラッグ&ドロップのインターフェース
- 豊富なテンプレートやデザイン素材を提供
- Adobe Fireflyとの完全な連携
- 基本的な機能は無料で利用可能
特に、Adobe Fireflyとの連携が強化されており、生成した画像の編集や加工が非常にスムーズに行えるようになっています。
Adobe Expressを使ってAdobe Fireflyのロゴを消す方法
Adobe fileflyで画像を作成します。

任意の画像の右下から「共有」を開き、「Adobe Expressで開く」を選択します。

別ウィンドウでAdobe Expressが開きます。
画像にはウォーターマークは表示されていません。

右上の「ダウンロード」から画像をダウンロードして確認すると、ウォーターマークが削除された画像を確認できました。

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Adobe Fireflyで無料版のロゴを消すのは本当に合法?商用利用は可能?

Adobe FireflyとAdobe Expressの利用規約を確認したところ、Adobe Expressを使用してロゴが消えてしまうケースについて、特に禁止事項としての記載はありません。
Adobe FireflyとAdobe Expressの連携機能を活用しているおり、意図的にロゴを消す加工をしているわけではありません。
また、生成画像は無料版でもAdobe Stockと同様の商用ライセンスが付与されており、適切な加工は認められています。
ただし注意が必要なのは、加工が認められているからといって、Photoshopやその他の画像編集ツールを使って意図的にウォーターマークを消去することは、利用規約違反となる点です。
Adobe Expressと連携して結果的にロゴが消えるのは問題ありませんが、意図的にウォーターマークを改変・削除することは禁止されています。
アウトプットとともに生成される可能性のある透かしや Content Authenticity Initiative(コンテンツ認証イニシアチブ)メタデータ(コンテンツ認証情報など)の削除や変更を行ってはならず、それ以外の方式でアウトプットの出所について他者に誤解を与えようとしたりしてはなりません。
出典:Adobe 生成 AI 追加条件
Adobe Fireflyのロゴを消すのが不安な方は有料契約がおすすめ

Adobe Expressを使用して結果的にロゴが消えてしまうという状態は違法ではありませんが、より安心して利用したい方には、Adobe Fireflyの有料プランをおすすめします。
有料版では最初からロゴやウォーターマークのない高品質な画像を生成することができます。
Adobe Fireflyの有料プランでは、ロゴなしの画像生成に加えて、生成可能な画像数の増加や高度な編集機能など、さまざまな特典が用意されています。
特に、ビジネスでの利用頻度が高い場合や、クライアントワークでの使用を考えている場合は、有料プランの導入を検討する価値があるでしょう。
また、Adobe Creative Cloudの他のアプリケーションとの連携も強化されるため、より効率的なワークフローを構築することができます。
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まとめ
本記事では、Adobe Fireflyの無料版で生成した画像からロゴやウォーターマークを合法的に消す方法について解説しました。
Adobe Expressを経由して画像をダウンロードすることで、公式ツールの正規機能としてロゴを除去することが可能です。
ただし、他の画像編集ツールを使って意図的にウォーターマークを消すことは利用規約違反となるため、必ずAdobe Expressの機能を使用するようにしましょう。
また、より安心して利用したい場合や、プロフェッショナルな用途での使用を考えている場合は、最初からロゴのない画像を生成できる有料プランの利用もご検討ください。
Adobe Fireflyは、AIによる画像生成の新しい可能性を開くツールです。
本記事で紹介した方法を活用して、より自由度の高いクリエイティブ制作にお役立てください。
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