OpenAIはカスタムGPTの性能を向上するためのガイドラインを公開しました。
プロンプトのポイントとして、指示の簡素化・構造化、ステップごとの分解、強調表現の使用などが挙げられています。
1. 指示の強化
- 指示を簡素化:
・「トリガー」と「指示」のペアを区切り記号で分けて記載
- 明確な構造:
・指示を個別のステップに分解
・指示と例示を区切り記号で区別
- 細部への注意:
・「時間をかけて」「深呼吸して」「作業を確認して」などのワードを追加
・重要な部分を強調
- 否定的な指示は避ける
- 細かいステップに分解
- 一貫性と明確さ:
・用語や定義を明確に定義し、例示を使用
2.ツールとアクションに関する注意
- ナレッジファイルの活用:
・具体的な指示を提供し、ファイル名を指定
・ファイル全体を分析し、包括的に利用するよう指示
- 知識抽出プロンプトの具体性:
・日付や財務情報の抽出時には、具体例を示す
- 良い出力の例の提示
- アクションの参照:
・アクションを名前とドメインで参照
・必要に応じてAPI呼び出しによる例示を提供
- ツール使用の明確な指示:
・ブラウズ、ナレッジ、カスタムアクションなどの使用について明確に指示
これらのガイドラインに従うことで、プロンプトエンジニアリングを強化し、カスタムGPTの性能を最適化できるということです。