Fable Studioは、AIを使ってファンが大好きな映画やテレビ番組の新しいエピソードやストーリーを作れるプラットフォーム「Showrunner」を提供しています。
Showrunnerを使えば、ファンは慣れ親しんだキャラクターや舞台を使って、自分だけのオリジナルコンテンツを作ることができます。
🚨ANNOUNCING SHOWRUNNER🚨
— The Simulation (@fablesimulation) May 30, 2024
We believe the future is a mix of game & movie.
Simulations powering 1000s of Truman Shows populated by interactive AI characters.
🚨Welcome to Sim Francisco & Showrunner!🚨
SOUND ON!
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昨年、FableはAIで作った「サウスパーク」のエピソードを9つ公開し、大きな注目を集めました。
この成功を受けて、Fableはさらに8つの新しい番組を発表し、視聴者にさまざまなテーマとスタイルの新しいエンターテイメントを提供しています。
Fableの新しいプラットフォーム「Showrunner」は、ファンが自分でエピソードを作れるツールです。
AIを使って、既存のキャラクターや設定をもとに新しいストーリーを作ることができます。
例えば、「ザ・シンプソンズ」のファンなら、好きなキャラクターを使って新しいエピソードを作ることが可能になります。
Fableのこの取り組みは、ファンがエンターテイメントに深く関わる機会を広げ、メディア業界に新しい風を吹き込んでいます。
今、大手ストリーミングサービスは高い制作費やファンの減少といった問題に直面していますが、FableのCEOであるエドワード・サーチ氏は、AIを使った双方向的なストーリーテリングがその解決策になると考えています。
Fableは、スタジオと協力してキャラクターの使用を安全なテーマに限定することで、ユーザーが作るコンテンツに対する懸念に対処しています。
Fableは、将来的にはユーザーがキャラクターや世界観を自由にカスタマイズできるようになることを目指しています。
ユーザーは料金を払って自分だけの番組を作り、他のファンと競い合うことができるようになります。
「Showrunner」は、YouTube、フォートナイト、ロブロックスといったプラットフォームの要素を取り入れた新しいエコシステムを目指しており、AIで作ったコンテンツがエンターテインメント業界にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。
出典:Giving Fans AI to Riff on Popular Shows — The Information