
米OpenAIは開発者向けプラットフォーム「Codex」のアップデートを公式Xで公表しました。
ソフト開発に特化した「codex-1」モデルを用いる同サービスはこれまでPro、Team、Enterprise向けでしたが、今回からChatGPT Plus利用者にも開放されます。当面は“寛大な”利用枠が設けられる一方、混雑時にはレート制限が生じる可能性があります。
新機能としてタスク実行中に外部サイトへアクセスできるオプションを追加。デフォルトは無効で、Plus、Pro、Teamが手動で有効化でき、Enterpriseは近日対応予定です。許可はドメインとHTTPメソッド単位で調整できるため、セキュリティ要件に合わせた運用が可能です。
さらに既存プルリクエストを上書きしながらタスクを続行でき、リポジトリ乱立を防ぎレビュー作業を簡素化しました。音声入力にも対応し、ハンズフリー操作やアクセシビリティの向上が期待されます。
Codexは隔離環境でリポジトリを並列処理します。今回の拡張により個人開発者にも門戸が広がり、開発フローの自動化が一段と加速すると予想されています。