
米グーグルの研究部門 Google Labs は、要約生成ツール「NotebookLM」の音声機能「Audio Overviews」を日本語を含む50言語以上に対応させたと発表しました。
Gemini のネイティブ音声合成を取り込んだことで、日本語でも資料の要点を自然な会話調で聴取できるようになり、学習や業務の効率化が期待されます。
NotebookLMの設定画面には新たに「Output Language」オプションが追加され、ユーザーは母語を選ぶだけで音声要約とチャット応答の言語を即座に切り替えられます。
たとえば多言語の論文をアップロードしても、日本語で概要を聴き、必要に応じて英語やスペイン語に変更するといった使い分けが容易です。
Google Labsは「言語の壁をなくし、誰もが母語で知識を得られる環境を提供したい」と強調しています。
NotebookLMは昨年200以上の国・地域に展開されており、今回の多言語・日本語対応は最大級の機能強化と位置づけられています。
さらなる利用拡大が見込まれる中、日本のユーザーも最新機能を体験しやすくなりました。
出典:Google’s NotebookLM Audio Overviews adds more than 50 languages