OpenAIが新しい音声機能の公開を1か月延ばすと発表しました。この機能は、今年の春に紹介されたもので、当初は6月下旬にChatGPT Plusを利用している一部の人に試験的に提供する予定でした。しかし、さらに改良を加えるため、7月下旬に延期されることになりました。
We're sharing an update on the advanced Voice Mode we demoed during our Spring Update, which we remain very excited about:
— OpenAI (@OpenAI) June 25, 2024
We had planned to start rolling this out in alpha to a small group of ChatGPT Plus users in late June, but need one more month to reach our bar to launch.…
この新しい音声機能は、AIが人間の感情や言葉以外の表現を理解し、それに合わせて返答できるようにすることを目指しています。OpenAIは、この技術を慎重に提供するよう努めています。
延期の理由として、OpenAIはAIの能力を高める必要があると説明しています。特に、不適切な内容を見分けて拒否する能力を調整する必要があるそうです。また、使い心地を良くすることや、多くの人が同時に使っても安定して動くようにすることにも取り組んでいます。
新しい音声機能は、まず少数の人に試してもらい、その意見を集めます。その後、徐々に利用できる人を増やしていく予定です。ChatGPT Plusを使っている全ての人が使えるようになるのは、2024年の秋頃を目指していますが、安全性と信頼性が確保できるかどうかによって変わる可能性があります。
出典:OpenAI / X