
- Googleが個人向けの無料AI開発支援ツール「Gemini Code Assist」の一般提供を開始
- 月間18万回のコード補完が可能で、他の無料サービスの90倍の使用制限を提供
- GitHub向けのコードレビュー機能も無料で提供
- Visual Studio CodeやJetBrains IDEsに対応
- Gemini 2.0を基盤とし、すべてのプログラミング言語をサポート
Googleは、個人開発者向けの無料AI開発支援ツール「Gemini Code Assist」の一般提供を開始しました。
同社の最新の調査によると、開発者の75%以上が日常業務でAIを活用しており、Google社内でも新規コードの25%以上がAIによって生成されているとのことです。
Gemini Code Assistは、最新のAIモデル「Gemini 2.0」を基盤としており、すべてのプログラミング言語に対応しています。特筆すべき点は、月間18万回というコード補完の使用制限で、これは他の無料コーディング支援ツールの約90倍にあたります。
「学生やフリーランス、スタートアップの開発者など、すべての人々がAIツールを活用できるようにしたい」とGoogleのシニアディレクター、ライアン・J・サルバ氏は述べています。
同ツールは、Visual Studio CodeやJetBrains IDEsに対応しており、コードの補完や生成、チャット機能を提供します。また、GitHubのパブリックおよびプライベートリポジトリ向けに、AIによるコードレビュー機能も無料で利用可能です。
利用開始には個人のGmailアカウントのみが必要で、クレジットカードは不要です。Googleは、このパブリックプレビューを通じてユーザーからのフィードバックを収集し、さらなる機能改善を進めていく方針です。
なお、プライベートなソースコードリポジトリに基づくカスタマイズされたAIレスポンスや、Google Cloudサービスとの統合など、より高度な機能を必要とするユーザーには、Standard版やEnterprise版も提供されています。
出典:Try free Gemini Code Assist and Gemini Code Review in GitHub