OpenAIは、ChatGPTのCanvas機能を強化するアップデートを発表しました。
このアップデートにより、最新モデル「o1」のサポート、HTMLおよびReactコードのレンダリング機能の追加、macOSデスクトップアプリへの機能完全開放など、多くの新機能が提供されます。
これらは、特に開発者やビジネスユーザーの作業効率を向上させることを目的としています。
Canvas update: today we’re rolling out a few highly-requested updates to canvas in ChatGPT.
— OpenAI (@OpenAI) January 24, 2025
✅Canvas now works with OpenAI o1—Select o1 from the model picker and use the toolbox icon or the “/canvas” command
✅Canvas can render HTML & React code
今回のアップデートで最も注目されるのは、Canvas機能がOpenAIの最新モデル「o1」に対応した点です。
Pro、Plus、Teamプランのユーザーが対象で、ツールボックスアイコンや「/canvas」コマンドを使って簡単にアクセスできます。
この機能により、より高度なAIサポートを活用しながら、アイデアを視覚的に整理し、プロジェクトをスムーズに進行させることが可能になります。
さらに、HTMLやReactコードのレンダリング機能が追加されました。
この機能は無料プランを含むすべてのユーザーに提供されており、コードを視覚的に確認しながら開発を進めることができます。
特に、ウェブ開発者にとっては、コード作成やデバッグの効率が大幅に向上するため、強力なツールとなるでしょう。
また、macOS向けChatGPTデスクトップアプリでは、これまで一部のプランに限定されていたCanvas機能が、全プランのユーザーに開放されました。
この変更により、より多くのユーザーがプラットフォーム上で同一の機能を利用できるようになり、作業環境の一貫性が向上しています。
エンタープライズおよび教育機関向けプラン（Enterprise/Edu）においても、今回の機能拡張が数週間以内に展開される予定です。
これにより、組織や教育現場での使用がさらに便利になることが期待されています。
出典：OpenAI / X