ChatGPTがGoogleドライブやOneDriveと連携可能に

2024年5月16日のOpenAIの発表によると、ChatGPTのデータ分析機能が強化され、GoogleドライブやMicrosoft OneDriveから直接ファイルを追加できるようになりました。

ユーザーは、これまでのようにパソコンにファイルをいったんダウンロードする手間が省け、さまざまな形式のファイルをアップロードして迅速に分析できます。インタラクティブなテーブルを作成し、全画面表示でリアルタイムにデータを操作し、特定の領域をクリックしてフォローアップのための質問も可能です。

We're rolling out interactive tables and charts along with the ability to add files directly from Google Drive and Microsoft OneDrive into ChatGPT. Available to ChatGPT Plus, Team, and Enterprise users over the coming weeks. https://t.co/Fu2bgMChXt pic.twitter.com/M9AHLx5BKr

— OpenAI (@OpenAI) May 16, 2024

また、この機能はデータセットの結合・データクレンジング・グラフの作成などを効率良く処理してくれるため、初心者にとっては詳細な分析が容易になり、専門家にとっては時間節約につながります。

ChatGPTとの対話を通じて棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ・散布図をカスタマイズし、プレゼンテーションやドキュメントで使用することが可能です。

新機能は、ChatGPT Plus・Team・Enterpriseユーザー向けの新モデルGPT-4oで数週間以内に利用可能になります。

セキュリティとプライバシーも厳重に管理され、ChatGPTは顧客データをトレーニングに使用しません。ChatGPT Plusのユーザーは自分のデータがAIのトレーニングに使われないように設定が可能で、ChatGPT TeamとEnterpriseの顧客には追加のセキュリティ機能が提供されます。