
Google AI Proとは、Googleが提供する有料のAIチャットサービスです。
画像生成や動画生成にも対応しており、高品質な画像や動画をAIが作成できます。
さらに今なら2025/6/30まで学割で学生は無料で利用可能です。
本記事では、Google AI Proでは何ができるのか、基本情報や無料版GeminiやUltraと比べた違い、YouTube Premiumは利用できるのかなどを、詳しく解説していきます。
Google AI Proとは?Google AI Ultraも紹介

Google AI Proは、Googleが提供する有料のAIチャットサービスで、無料版よりも多くの高度な機能を備えています。
長い文章を分析して要約したり、複雑な質問に答えたりすることが可能で、プログラミングのコードを生成し、データ分析をサポートする機能もあります。
さらに、画像生成機能を活用して高品質なビジュアルを作成できるなど、ビジネスや学習、創作活動に役立つ多彩な機能を提供しています。
Google AI ProはGeminiが使えるチャットアプリの有料版
「Gemini」という名前は、AIの技術やアプリ、サービスの名前として使われています。
Googleが開発した人工知能の技術のことでモデル名称として使われているGemini(AIモデル)や、スマホやPCで使えるGemini搭載チャットアプリであるGeminiアプリなどがあります。
Googleが提供するAIサービスには「Google AI Pro」と「Google AI Studio」があります。
どちらもGeminiモデルを利用できますが、目的や機能が異なります。
Google AI Proは一般ユーザー向けのAIチャットサービス「Gemini」の有料プランであり、特別な技術知識がなくても簡単に利用できるのが特徴です。

ChatGPTでいうところの有料版であるChatGPT PlusにあたるのがGoogle AI Proです。

一方、Google AI Studioは開発者向けのプラットフォームで、通常のチャットや文章生成もできますが、本来は開発者がAIをカスタマイズしてアプリやシステムに組み込むことを想定したツールです。

両者の違いを比較すると、Google AI Proはすぐに利用できる便利なAIサービスであり、特に一般ユーザーやビジネスパーソンに適しているでしょう。
一方、Google AI Studioは、AIをカスタマイズしたり、独自のアプリを作ったりしたい開発者向けのツールとなっています。
比較項目 | Google AI Pro | Google AI Studio |
---|---|---|
目的 | 一般ユーザー向けのAIチャットサービス | 開発者向けのAI活用プラットフォーム |
利用対象 | ・個人 ・ビジネスユーザー | ・エンジニア ・研究者 ・企業 |
主な機能 | ・文章作成 ・要約 ・データ分析 ・画像生成 | ・文章作成 ・要約 ・AIモデルのカスタマイズ ・API提供 |
マルチモーダル対応 | あり | あり |
料金 | 月額2,900円(税込) ※無料プランもあるが制限がある | 無料(API利用には制限あり) |
このように、Google AI Proは「すぐに使える便利なAIチャット」、Google AI Studioは「開発者向けの高度なAI開発ツール」として、それぞれの目的に応じた役割を果たしています。
もし、AIを簡単に活用したいのであればGoogle AI Proを、AIをカスタマイズしてアプリやシステムに組み込みたいのであればGoogle AI Studioを選ぶのが適切でしょう。
Google AI Ultraとは?
Google AIのサブスクリプションには、Google AI Proに加えてGoogle AI Ultraもあります。
UltraはGoogleのAIサービスを活用するための最上位プランであり、Proよりもモデルの利用枠が拡大され、Deep Researchの制限緩和や動画生成モデルVeo 3へのアーリーアクセス権などがあります。
また、YouTube Premiumも利用可能であり、YouTubeを広告なしで再生したり、オフライン再生やバックグラウンド再生をしたりできるようになります。
一方で料金はProの10倍以上と非常に高額となっています。
Google AI Proで利用できるAIモデル

Google AI Proには、複数のAIモデルが搭載されていて、それぞれに得意なタスクがあります。
AIモデルとは、人間の頭脳のように考えたり、文章を作ったり、データを分析したりする機能を実現するための、仕組みやプログラムのことです。
スマホやパソコンにも「性能の良いモデル」と「軽くて速いモデル」があるように、Google AI Proにもいくつかの種類のAIがあり、それぞれ役割が異なります。
2025年5月現在、利用できるAIモデルはGemini 2.5 Flash、2.5 Pro、Personalizationの3種類です。

Gemini 2.5 Flash
Gemini 2.5 Flashは、速度と効率性を最優先に設計されたモデルです。
リアルタイムでの応答が求められるチャットやアプリケーションに最適で、軽量なアーキテクチャにより低遅延とコスト削減を実現します。
最大100万トークンという広大なコンテキストウィンドウを持ち、長文の文書やコード、動画といったマルチモーダルな情報の処理も可能です。
日常的なタスクを迅速にこなすための、バランスの取れた高性能モデルと言えます。
Gemini 2.5 Pro
Gemini 2.5 Proは、高度な推論能力と卓越したコーディング能力に特化した、より高性能なモデルです。
複雑な問題解決や、専門的な分析、質の高いコンテンツ作成といった、深い思考を必要とするタスクで真価を発揮します。
2.5 Flashと同様に最大100万トークンのコンテキストウィンドウとマルチモーダル入力に対応しつつ、より複雑で論理的な思考が求められる場面で優れたパフォーマンスを示します。
研究開発や専門的なコンテンツ制作など、高度な知能が要求される用途に向いています。
Personalization
Personalizationは、Gemini 2.0 Flash Thinking Experimentalをベースとしたモデルであり、ユーザーに最適化された体験を提供するための実験的な機能を提供します。
この機能を有効にすると、GeminiはユーザーのGoogle検索履歴などを参照し、より個人の関心や状況に沿った、関連性の高い回答を生成します。
今後は、GoogleフォトやYouTubeを含めた他のGoogleアプリやサービスとの連携が予定されており、よりユーザーを理解した応答ができるようになるでしょう。
プライバシーはユーザー自身が管理でき、いつでもこの機能のオン・オフを切り替えることが可能です。
Google AI Proは何ができる?機能とできること

Google AI Proは、文章作成、データ分析、画像認識、Googleツールとの連携など、多くの機能を持っています。
それぞれの機能について、わかりやすく説明していきます。
チャットベースの会話と文章生成
Google AI Proを使うと、文章を自動で作成したり、要約したりすることができます。
例えば、レポート資料の叩き台を書くときに「このテーマについて800文字で書いて」と頼むと、適切な文章を作ってくれます。また、ビジネスメールや契約書の要約も得意で、難しい文書を短くまとめることが可能です。
会議の議事録を自動で作成することもでき「この会話のポイントを3つにまとめて」などと依頼すると、重要な部分を抽出してくれます。
これにより、作業時間を大幅に短縮できるので、仕事や勉強の効率が上がります。
データ分析とプログラミングコードの生成
Google AI Proは、ビジネスの現場で役立つ高度なデータ分析とプログラミングコードの生成が可能です。
売上データの傾向を把握したり、業務の効率化を図るための自動化スクリプトを作成したりすることで、よりスマートな意思決定ができるようになります。
専門的な知識がなくても、AIのサポートを活用すれば、データを整理し、適切な分析を行い、実用的な結果を得ることが可能です。
実際にCSV形式の売り上げデータを入力すると、以下のようにグラフで可視化してくれました。

また、Pythonなどを活用した具体的なコードも提供されるため、必要に応じてプログラムのカスタマイズも可能です。
Geminiを用いたデータ分析は、以下のような場面で活用できます。
売上分析: 季節ごとの売上トレンドを分析し、需要が高まる時期に合わせてマーケティング戦略を強化する。
顧客データ分析: どの顧客層がリピート率が高いのかを把握し、効果的なターゲティング広告を打つ。
在庫管理: 商品の売れ行きを分析し、過剰在庫を減らし、適切な発注タイミングを決める。
業務の自動化: 日々のレポート作成やデータ入力を自動化し、時間とコストを削減する。
専門的なプログラミングの知識がなくても、AIが適切な分析方法を提案し、実行できるため、誰でも高度なデータ活用ができるようになります。
PDFファイルや画像ファイルの認識
Google AI Proは、OCR(光学文字認識)技術によってPDFファイルや画像内の文字を認識し、データの抽出や整理を簡単に行うことができます。
この機能は、文書管理やビジネス業務の効率化に役立ち、特に契約書、レシート、プレゼン資料などのデータをデジタル化する際に便利です。
スライド資料やグラフをアップロードすると、Geminiが内容を解析し、プレゼンの要点を整理したり、データを再利用したりすることも可能です。
Google AI ProのPDF・画像認識機能を活用することで、紙の書類やデジタルデータを簡単に整理・活用でき、業務の効率を大幅に向上させることができます。
特に、文書管理の多い企業や、データ入力の手間を削減したいビジネスシーンでの活用が期待されています。
NotebookLMの強化
NotebookLMとは、Googleが開発したAI搭載の情報整理・分析ツールです。
一般的なAIチャットがインターネット上の膨大な情報から回答を生成するのに対し、NotebookLMはPDF、Googleドキュメント、ウェブサイトのURLといった指定された資料の範囲内でのみ対話や要約を行います。
これにより、AIが不正確な情報を生成するハルシネーションのリスクを大幅に抑え、信頼性の高い情報活用が可能になります。
Google AI Proでは、利用できるノートブック数などの機能が拡張されます。

Imagen4を使った画像生成
Google AI Proでは、Imagen4を使ってテキストから画像を生成できます。
「未来の都市」「海辺の猫」などと指示すると、AIがオリジナルの画像を作成します。

写真風やイラスト風の高品質な画像を生成でき、色合いやスタイルも自由に指定できます。
広告・プレゼン資料・SNS投稿用の画像生成に最適であり、ビジネスに活用することが可能です。
なお、前世代であるImagen3については以下の記事で解説しています。

Veo 3 (preview)を使った動画生成

Google AI Proでは、高性能な動画生成AI「Veo 3 (preview)」を利用できます。

この機能はGeminiを通じて提供され、ユーザーがテキストで作りたい動画の内容を指示するだけで、AIが自動で動画を生成します。

生成される動画は現在8秒程度ですが、被写体の一貫性やリアルな表現において非常に高い品質を誇ります。
テキストや画像から手軽に高品質なビデオコンテンツを作成できるため、クリエイティブな作業が効率化可能です。
Veo 3は前世代のVeo 2よりも高品質な動画生成が可能であり、さらに音声付きの動画も生成できます。
実際に生成された動画がこちらです。
また、Veo3で制作された「プロンプト理論」の動画は、映画マトリックスを彷彿とさせる非常にクオリティの高い動画でXでも話題となりました。
なお、ProではVeo 3へのアクセスには回数制限があるため、無制限に利用したい場合はUltraを契約する必要があります。
AIクレジットを使ったFlowの利用

Google AI Proでは、毎月1,000のAIクレジットが付与されます。
このクレジットを用いると、GoogleのFlowというツールを利用できます。
Flowは、プロ品質の映像制作を支援するAIツールであり、テキストの指示や画像をもとに、映画のような構成と一貫性のあるストーリーを持つ動画クリップを生成します。
VeoやImagenが統合されており、カメラアングルの調整やシーンの連結・編集といった高度な操作も可能です。
モデルごとの生成に必要なAIクレジットと1ヶ月あたりの最大生成可能数は以下の通りです。
モデル | 生成可能数 | 生成に必要なAIクレジット |
---|---|---|
Fast (Veo 2) | ~100 | 10 |
Quality (Veo 2) | ~10 | 100 |
Flowは、映像クリエイターが持つ創造的なアイデアを迅速に視覚化し、制作プロセスを効率化することを目的としています。
AIクレジットを使ったWhiskの利用

AIクレジットは、Whiskというツールでも利用できます。
Whiskは、複数の画像を組み合わせて新しい画像を直感的に生成するAIツールです。
テキストによる詳細な指示を必要とせず、「被写体」「シーン」「スタイル」といった要素をそれぞれ既存の画像で指定することで、独創的なビジュアルを簡単に作成できます。
これにより、デザインの専門知識がない人でも、広告やSNS投稿に使える高品質な画像を素早く作ることが可能です。
また、生成した画像を短いアニメーション動画に変換する機能も備わっています。
Whiskでは、1回の生成にAIクレジットを10消費するため、1か月あたり最大100回利用可能です。
Google WorkspaceやYouTubeなどのGoogleツールと連携
Google AI Proは、Google WorkspaceやYouTubeと連携し、ビジネスの効率を向上させる便利な機能を提供します。
特にGmailやGoogleドキュメント、スプレッドシートなどのツールとの組み合わせにより、日常業務がスムーズに進むようになります。
メール文章の自動生成やメールの要約、文章の作成補助やデータ整理の支援、そしてスケジュール管理のサポートやリマインダーの設定など、多様なタスクをGeminiに任せることが可能です。
また、YouTubeとの連携も強力で、特に動画の内容を短時間で把握したいときに便利です。
動画のURLを貼り「この動画の内容を3行でまとめて」と指示すれば、AIが重要なポイントを抽出し、短時間で内容を把握できます。
Google AI ProはGoogleのツールと連携することで、作業の時間を短縮しながら、より効率的に情報を活用できるようサポートしてくれます。
Deep ResearchによるAI検索機能
Google AI ProのDeep Research機能は、大量のデータを素早く分析し、必要な情報を正確に提供するAI検索機能です。
無料でも利用できますが、有料版では利用制限が緩和されます。

特に、長文の処理やリアルタイムの情報収集に優れており、ビジネスや研究、マーケティングなど幅広い分野で活用できます。
Deep Research機能では、タスクに対してGeminiが最新のウェブ情報を自動で取得し、関連データを集めて詳細なレポートを作成します。
多様なデータ形式に対応しており、テキスト・画像・音声・動画を組み合わせた情報処理ができます。
Google AI ProのDeep Research機能を活用することで、短時間で高品質な情報を収集でき、ビジネスの意思決定や研究の効率化に大きく貢献するでしょう。

GemsによるオリジナルAIの作成

Google AI Proには、Gemsという機能があり、ユーザー自身がカスタマイズしたAIアシスタントを作成できます。
Gemsを活用することで、特定の用途に特化したAIを簡単に設定し、日々の業務や学習、クリエイティブ活動をサポートしてくれます。
競合分析や市場調査を行うAI、試験対策を支援する学習AI、文章の校正やアイデア出しをサポートするAIなど、目的に合わせたAIを作成可能です。
また、Googleが事前に設定したGemsも用意されており、学習サポートやキャリア相談、アイデア出し、プログラミング支援などの便利なAIが手間をかけずに利用できます。
名前を付けて目的を入力するだけでGemsを簡単に作成でき、必要に応じて動作ルールの調整も可能です。作成したGemsはいつでも編集・削除できるため、業務や学習に応じて柔軟に変更できます。
自分に最適なAIを簡単に作成し、業務や学習の効率を向上させることができるでしょう。
スマホアプリでのGemini Live

Gemini Liveは、スマートフォン向けのGeminiアプリを通じて利用できるAIアシスタント機能です。
音声入力によってAIとリアルタイムでの会話が可能であり、会話の途中で話題を変えたり、中断して後で再開したりすることもできます。
また、Google Maps、Gmail、YouTube、Google Keepなどのアプリと統合されており、1つのプロンプトで複数のタスクを実行可能です。
スケジュール管理やリマインダー設定、メール作成の補助、会議の要点整理など、日常生活から仕事まで幅広い用途で利用できます。
日々の作業効率を大幅に向上させることができるでしょう。

Google Oneでの2TBのストレージ容量
Google AI Proを利用すると、Google Oneの2TBのクラウドストレージを利用できます。
このプランには、Gmail、Googleドライブ、Googleフォトで使える大容量ストレージが含まれ、AI機能と組み合わせてより便利に活用できるでしょう。
大量のファイルや写真、メールを保存できるため、ビジネスでもプライベートでもストレージ不足の心配がなくなります。
また、高度なGoogleフォト編集機能やGoogle Workspaceのプレミアム機能が利用でき、得点は最大5人までと共有できます。
Google AI Proの契約で、AI機能とクラウドストレージを一括で利用できるため、作業効率やデータ管理が大幅に向上します。
Google AI Proの料金プランと無料版Gemini・Google AI Ultraとの違い

GoogleのAIサービス「Gemini」には、無料版と有料版のPro・Ultraがあります。
このセクションでは、Google AI Proの料金や無料版・Google AI Ultraとの違いを詳しく解説します。
Google AI Proの料金
Google AI Proは、$19.99/月(約2,900円)で利用できます。
このプランでは、Proの全機能に加えて、Google Oneの特典(2TBストレージや写真編集機能など)も利用可能です。
最大1か月間の無料トライアルも用意されており、トライアル終了後は自動的に有料プランへ移行するため、継続の可否を確認しておきましょう。
Google AI Proと無料版Gemini・Google AI Ultraとの違い
無料版GeminiとGoogle AI Pro、そしてGoogle AI Ultraでは、機能や性能に大きな違いがあります。
以下の表に、それぞれのプランの比較をまとめました。
プラン | 料金 | AIクレジット | チャットベースの会話と文章生成 | データ分析とプログラミングコードの生成 | PDFファイルや画像ファイルの認識 | Imagen4を使った画像生成 | Veo 3を使った動画生成 | Flowの利用 | Whiskの利用 | Google WorkspaceやYouTubeとの連携 | Deep ResearchによるAI検索機能 | GemsによるオリジナルAIの作成 | Gemini Live(スマホ版音声AI) | Google Oneのストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無料版 | 無料 | 0 | ||||||||||||
Google AI Pro | 2,900円/月 | 1,000/月 | (AIクレジットを利用) | (AIクレジットを利用) | (2TB) | |||||||||
Google AI Ultra | 36,400円/月 | 12,500/月 | (AIクレジットを利用) | (AIクレジットを利用) | (30TB) |
無料版Geminiは、基本的なAI機能を試したい方や、シンプルな用途に向いています。
一方でGoogle AI Proは、長文の処理、データ分析、画像生成、Googleツールとの連携、動画生成など、より高度な機能を求める方に最適です。
高性能なモデルが使えるだけではなく、Deep Researchの利用制限が緩和されており、ビジネスや研究分野での活用に強みを持っています。
また、Ultraではさらに高いレート制限に加え、実験的なAI機能への早期アクセスが提供されます。
一方で料金は$249.99/月(約36,400円)と非常に高額となっています。
まずは無料版で試してみて、より高度な機能が必要になったらアップグレードを検討するとよいでしょう。
Google AI Proの登録方法と始め方

GoogleのAIサービスGoogle AI Proを利用するには、Google Oneから登録する必要があります。
以下の手順で簡単に登録できます。
「Upgrade」クリックしましょう。

「Google AI Proを入手する」をクリックします。

同意するを選択します。

あとは、カード情報などを入力して、契約完了です。
【学割】Google AI Proが期間限定で学生無料!登録方法を紹介

Google AI Proは、現在大学生であれば15か月間無料で利用できます。
申込期限は2025年6月30日までなので、気になる方は早めに登録しておきましょう。
登録方法は以下の通りです。
「特典を入手」をクリックします。

「学生であることを確認」をクリックします。

メールアドレスの入力欄が出てくるので、大学が発行している「.ac.jp」アカウントのメールアドレスを入力しましょう。

なお、特典は個人のGmailアカウントで利用可能です。
Google AI ProでYoutube Premiumは利用できる?

Google AI Proでは、YouTube Premiumは利用できません。
YouTube Premiumは、YouTubeを広告なしで再生したり、オフライン再生やバックグラウンド再生をしたりできるサブスクリプションです。
一方で、米国では上位プランであるGoogle AI UltraであればYouTube Premiumを利用可能です。
そのため、今後日本でもUltraプランで利用できるようになる可能性があります。
Google AI Pro解約時の注意点

Google AI Proでは、無料トライアルが終わると自動的に課金が始まります。
何もしなければ、登録時に設定した支払い方法で料金が引き落とされる仕組みになっています。
継続しない場合は、トライアル終了のタイミングを確認し、忘れないようにカレンダーにメモしておくと安心です。
また、無料トライアルは1つのGoogleアカウントにつき1回だけしか利用できません。
もし解約したい場合は、Google Oneの管理ページから簡単に手続きできます。
トライアル期間中でも解約できるので「ちょっと試してみたけど、やっぱり使わないな」と思ったら、早めにキャンセルしておくと安心です。
以上の点を踏まえ、最大限に活用するために、利用条件などを事前に確認し、計画的に使うことをおすすめします。
Google AI ProとChatGPTやClaudeとの違い

AI技術の進化に伴い、さまざまな生成AIが登場しています。
その中でも、Googleの「Google AI Pro」、OpenAIの「ChatGPT」、Anthropicの「Claude」は、特に高性能なAIとして注目されています。それぞれのAIには独自の強みがあり、用途や目的に応じて選ぶことが重要です。
ここでは、Google AI ProとChatGPT、Claudeの違いを比較し、どのAIがどのような場面で適しているのかを解説します。
Google AI ProとChatGPTの違い
ChatGPTは、カジュアルな会話や文章生成に優れ、プログラミング支援にも強いAIです。
一方、Google AI ProはGoogle検索と連携し、最新の情報を取得しながら高度なデータ分析が可能です。
どちらを選ぶかは、目的や用途によって変わってきます。
比較項目 | Google AI Pro | ChatGPT |
---|---|---|
開発元と背景 | Googleが開発。検索技術やクラウド技術を活用したAI。 | OpenAIが開発。対話型AIの研究を基盤に構築。 |
得意な分野・用途 | Googleサービスとの統合、データ分析、画像・PDFの処理。 | 創造的な文章生成、カジュアルな会話、プログラミング支援。 |
思考力・推論力の強さ | 長文処理や複雑なタスクに強く、100万トークンまで対応可能。 | o3を搭載し、論理的な思考やプログラム生成が得意。 |
カスタマイズ・拡張性 | Gems機能で特定タスクに特化したAIを作成可能。 | カスタムGPT機能を利用して個別のチューニングが可能。 |
処理速度とレスポンス | Gemini 2.5 Flashにより高速応答が可能。 | GPT-4oで応答速度が向上。 |
データの更新頻度 | Google検索と連携し、リアルタイムで最新情報を取得可能。 | ネット検索機能が利用可能(ただし制限あり)。 |
マルチモーダル対応 | テキスト、画像、音声、PDFの処理が可能。 | テキスト、画像、音声、PDFの処理が可能。 |
セキュリティとプライバシー | Googleのデータ管理基準に準拠し、プライバシーが強化されている。 | OpenAIのデータ利用ポリシーに基づき、データ学習をオプトアウト可能。 |
価格・コストパフォーマンス | 月額2,900円(Google One特典付き)。 | Plusプラン:月額20ドル(約3,000円)。 |
サポートとプラットフォーム | Google WorkspaceやAndroidアプリと統合。 | Web版や専用アプリで利用可能。 |
ChatGPTは創造的なコンテンツ制作やプログラミング支援に強い一方で、リアルタイム情報の取得には制限があります。
Google AI Proは、Googleサービスとの連携やリアルタイム検索機能を活かして、仕事や調査に役立つAIを求める人に適しているでしょう。
Google AI ProとClaudeの違い
Claudeは、長文の要約や論理的な文章作成が得意なAIです。
特に、大量の文章を整理・要約したり、学術的な資料を作成する際に役立ちます。
一方、Google AI ProはGoogleの強みを活かし、データ分析やリアルタイム検索ができる点が大きな違いです。
比較項目 | Google AI Pro | Claude |
---|---|---|
開発元と背景 | Googleが開発。検索技術やクラウド技術を活用したAI。 | Anthropicが開発。倫理的なAIの開発を重視。 |
得意な分野・用途 | Googleサービスとの統合、データ分析、リアルタイム検索。 | 長文要約や文章作成、図解作成が強み。 |
思考力・推論力の強さ | 長文処理や複雑なタスクに強く、100万トークンまで対応可能。 | 最大200,000トークン対応で、長文の要約や分析が得意。 |
カスタマイズ・拡張性 | Gems機能で特定タスクに特化したAIを作成可能。 | ユーザーの指示に基づく高度なプロンプト設計が可能。 |
処理速度とレスポンス | Gemini 2.5 Flashにより高速応答が可能。 | 応答は丁寧で正確だが、やや遅め。 |
データの更新頻度 | Google検索と連携し、リアルタイムで最新情報を取得可能。 | 事前に学習したデータに基づく回答のみ。 |
マルチモーダル対応 | テキスト、画像、音声、PDFの処理が可能。 | テキスト、画像、PDFの処理が可能。音声は非対応。 |
セキュリティとプライバシー | Googleのデータ管理基準に準拠し、プライバシーが強化されている。 | 倫理的AIの開発を重視し、データ利用に慎重な設計。 |
価格・コストパフォーマンス | 月額2,900円(Google One特典付き)。 | Proプラン:月額20ドル(約3,000円)。 |
サポートとプラットフォーム | Google WorkspaceやAndroidアプリと統合。 | Web版や専用アプリで利用可能。 |
Claudeは、AI倫理や長文の処理能力を重視するユーザーに向いています。
一方、Google AI Proは、Googleサービスとの統合やリアルタイム検索を活かし、より広範な業務に対応できるAIです。
まとめ
Google AI Proは、Googleが提供する有料AIチャットサービスで、無料版よりも高度な機能を備えています。
画像生成や動画生成はにも対応しており、料金は月額2,900円(税込)です。
ChatGPTやClaudeと比べると、リアルタイム検索やGoogleサービスとの連携が強みです。
本記事では、無料版やUltraとの違いや利用方法を詳しく解説しました。