
OpenAIは、AIリテラシーの普及を目指し、オンラインリソースハブ「OpenAI Academy」を拡充すると発表しました。
これまで対面式のイベントを中心に技術者や開発者向けのプログラムを提供してきましたが、今後はオンライン上で無料で利用可能なコンテンツを提供し、教育者、学生、求職者、中小企業経営者など幅広い層の人々を対象として、AIを効果的かつ責任ある方法で活用できるよう支援していきます。
今回の拡充により、オンラインハブではAIの基本的な使い方からエンジニア向けの高度な統合技術まで、さまざまなレベルに対応したワークショップやディスカッションを開催。
オンデマンドで視聴可能な教育コンテンツも提供され、Common Sense Mediaなどの非営利団体が作成したリソースを含む幅広い教材が揃っています。
また、ジョージア工科大学やマイアミ・デイド・カレッジなどの教育機関、CareerVillage、Goodwill、Talent Ready Utahなどの労働関連組織、さらにOATS from AARP、Fund for the City of New Yorkといった社会貢献型の非営利団体とも協力し、AIリテラシー向上を目的とした実践的なワークショップや講座を開催していく予定です。
マイアミ・デイド・カレッジの新興テクノロジー担当エグゼクティブ・ディレクター、ペドロ・サントス・アコスタ氏は「AI教育は楽しく実践的であるべきで、変化の激しい現代の労働市場で成功できる能力を育むことが目的です。OpenAI Academyとの連携は、好奇心を能力へと変え、マイアミやその先にまで広がるAI学習者に自信とスキルを与えることを目指しています」と述べています。
さらに、米ペンシルベニア州に拠点を置くGoodwill Keystoneとも連携を進め、求職者向けのAIリテラシーワークショップを共同開発します。
このプログラムでは、Goodwillの雇用専門家がChatGPTを利用して、求職者に対し履歴書作成のアドバイスや模擬面接、キャリアガイダンスを実施できるようトレーニングを行います。
Goodwill KeystoneのCEO、エドワード・ラダ・ジュニア氏は「AIリテラシーは雇用の障壁を取り除き、雇用機会の平等を促進する強力な手段となるでしょう」と期待を示しています。
今後は、コミュニティグループ限定コンテンツや多言語対応、アジア太平洋地域やラテンアメリカなどグローバルなパートナーシップも視野に入れており、世界中の人々がAIのスキルを自信を持って習得できるようサポートを拡充します。
さらに、政府との協力を通じてAIリテラシーの普及に関する政策も推進し、地域社会の強化とAI経済における学生や労働者のスキル習得支援に取り組んでいく計画です。
「OpenAI Academy」は以下のリンクから無料でアクセス可能です。