
OpenAIは、高度な推論能力を備えた最新のAIモデル「o1-pro」のAPIを公開しました。
「o1-pro」は従来モデルよりも複雑なタスクに対応でき、画像認識や関数呼び出し、構造化出力など、多様な機能に対応しています。
さらに、Responses APIおよびBatch APIとも連携可能で、現在はTier 1からTier 5までのユーザーを対象に限定公開されています。
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OpenAI AIエージェント開発を支援する新API「Responses API」を発表
OpenAIは2025年3月11日、開発者や企業が信頼性の高いAIエージェントを構築するための新たなツール群を発表しました。 これらのツールは、エージェントの開発を簡素化し、複雑なタスクの自動化を支援することを目的としています。
一方で、このモデルを利用するための費用が非常に高額であることが話題になっています。
「o1-pro」の価格は入力トークン100万あたり150ドル、出力トークン100万あたり600ドルに設定されています。
中国のAIモデル「DeepSeek-R1」と比べると、その価格差は270倍にも達しており、利用者からは価格面の懸念が相次いでいます。
ネット上では「追加される性能がアインシュタイン級の天才レベルでない限り、この高額な料金に見合うとは思えない」「真の意味でオープンなAIが成功することを望んでいる」といった厳しい意見も見受けられました。
今後、「o1-pro」がその高い価格に見合った性能を示し、ユーザーからの理解を得られるかどうかが注目されます。