
OpenAIは画像生成モデル「gpt-image-1」をAPIとして公開しました。
ChatGPTに先月実装され、わずか1週間で世界1億3000万人が7億枚を生成した実績がある同モデルを、開発者が自社サービスへ組み込めるようになります。
多様なスタイルやテキストの精密描画に対応し、ガイドラインを忠実に守るため、広告や教育、ゲームなど幅広い用途が期待されます。
すでにAdobeのFireflyやFigma Design、Airtableなどが採用を開始し、デザイナーやマーケターはキャンペーン素材の大量生成や編集を数クリックで行えるようになりました。
YouTubeサムネイル生成のOpusClipや、EC用画像を高品質化するPhotoroomなど、クリエイター支援系スタートアップも相次いで導入しています。
価格はテキスト入力100万トークン当たり5ドル、画像出力は40ドルで、低・中・高品質の画像1枚あたり約0.02〜0.19ドルに相当します。
安全面ではC2PAメタデータの付与とコンテンツフィルターを備え、APIデータは学習に使用しない方針も示されました。
OpenAIはPlaygroundでの試用を案内し、CanvaやGoDaddy、HubSpotなどとの協業も進行中です。
企業のクリエイティブワークフローが大きく変わる可能性が高まったと言えるでしょう。
出典:Introducing our latest image generation model in the API | OpenAI