
米AIスタートアップのGensparkは、新たなドキュメント生成ツール「AI Docs」を発表しました。「AI Docs」は、世界初の完全エージェント型AIツールとして、ユーザーが「メニュー表を作って」「スケジュール表を作って」など、一言指示を伝えるだけで、自動的にプロ仕様のドキュメントが生成される仕組みです。
この新ツールはリッチテキスト形式とMarkdown形式の両方に対応しており、利用者のニーズや環境に応じて柔軟に使い分けることができます。これにより、従来のように白紙の状態からドキュメント作成に取り組む手間を大幅に軽減し、生産性向上に役立つことが期待されています。
Gensparkはこれまで、プレゼンテーション資料を作成する「AI Slides」や表計算シートを生成する「AI Sheets」などの製品を展開してきました。今回の「AI Docs」の登場によって、「生産性三部作」と呼ばれるAI時代の生産性向上ツール群が完成したことになります。
🚀 【超速報】Genspark AI Docs 登場!
— Genspark (ジェンスパーク) : 日本公式 (@genspark_japan) July 2, 2025
リッチテキストとMarkdownの両方に対応した、世界初の完全エージェント型AIドキュメント生成ツールです!
AI Slides、AI Sheets、そして今回のAI Docs。
これでAI時代の「生産性三部作」がついに完成しました!🎉… pic.twitter.com/JMYu8hYW19
さらに同社は、AIを活用することで「週3日だけ働けばいい世界」を目指すというビジョンを掲げています。これは「Vibe Working(バイブ・ワーキング)」という新しい働き方で、複雑な作業や時間がかかる業務をAIが肩代わりし、ユーザーは短時間で高品質な成果を得られるという考え方です。
もし週3日だけ働けばいいとしたら…どんな気分になると思いますか?
— Genspark (ジェンスパーク) : 日本公式 (@genspark_japan) July 2, 2025
私たちは信じています。AI時代の仕事は、いずれひとことの指示だけで完了する。
それが、私たちの提案する Vibe Working(バイブ・ワーキング)です!
今日からGensparkで始めてみませんか?… pic.twitter.com/E9359HeGjn
Gensparkは、こうしたAI主導型の新しい働き方を実現するためのオールインワンAIワークスペースを提供しており、今回の「AI Docs」もその中核となるサービスの一つです。
ただ、同社が目指している理想的な働き方の実現はまだ始まったばかりで、実際には計画されているプロダクトのわずか10%が現在公開されている段階だということです。来週にはさらに新たなプロダクトの登場も予定されています。
Gensparkは「生産的でありながらも楽しい」未来の働き方を本気で目指していると述べており、このようなAIツールが今後どのように進化していくのか、多くの注目が集まっています。