
ElevenLabsは2025年4月11日、公式のModel Context Protocol(MCP)サーバーを公開しました。
これにより、Claude DesktopやCursor、WindsurfなどのAIクライアントは簡単なテキストプロンプトを通じてElevenLabsの音声AI機能を利用できるようになります。
新しく公開されたMCPサーバーでは、テキスト読み上げ(TTS)や音声の文字起こし(STT)のほか、オリジナルAIボイスの作成、さらには対話型音声エージェントの構築や電話をかけるタスクまで行えます。
例えば、ピザを注文するための電話をAIエージェントに任せるといった使い方も可能になります。
ElevenLabsの音声AIプラットフォームでは、文章を読み上げたり、オーディオブックを作成したりすることが簡単に行えます。
また、動画や音声ファイルの文字起こしや、オリジナルキャラクター用のカスタムボイスを設計する機能も提供されています。
利用方法はシンプルで、ElevenLabsのAPIキーを取得した後、指定されたパッケージをインストールし設定ファイルにキーを入力するだけです。
無料の利用枠も提供されており、月に最大10,000クレジットが利用できます。
ElevenLabsは「AIの音声技術を簡単に幅広く活用してもらいたい」としており、今回の公式MCPサーバーの公開により、多くのユーザーが高度な音声AIを気軽に体験できるようになると期待されています。
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出典:GitHub – elevenlabs/elevenlabs-mcp: The official ElevenLabs MCP server