Stable Diffusionが難しい?簡単に導入できるサービス比較おすすめ7選

「画像生成AIが気になっているけどStable Diffusionは難しそう」そんな印象を持っていませんか?

実は、ローカル環境で難しいセットアップを行わなくても、Webブラウザだけで簡単に画像生成AIを使えるサービスが増えています。

この記事では、初心者でも簡単に使える、Stable Diffusionのクラウド型サービス7選を徹底比較。

スペック不要で商用利用もOKなツールを厳選し、費用や機能、使い方のコツ、商用利用に関することまで解説します。

目次

Stable Diffusionとは

出典:Stability AI 公式サイト

Stable Diffusionは、テキストで指示を入力するだけでAIが高品質な画像を生成してくれる画像生成AIの一つです。

Stability AI社によって開発され、2022年の登場以降、多くのクリエイターや企業が注目しています。

Stable Diffusionはオープンソースとして公開されており、学習モデルを自分でカスタマイズできる柔軟性が特徴となっています。

プロンプトにより精度の高い出力画像の調整が可能で、その自由度と拡張性から、さまざまな用途に対応できる画像生成ツールとして人気を集めています。

Stable Diffusionの概要については下記記事でも紹介していますので、気になる方はぜひ本記事と合わせてチェックしてください。

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「Stable Diffusionは難しい」と思われる3つの理由

出典:stability.ai公式サイト

Stable Diffusionはもともと、ローカルPC環境にインストールして使用する画像生成AIです。

しかし、導入にあたってはいくつかのハードルがあり、Stable Diffusionの「ローカル環境での使用」は、実際に難しいと言えます。

まずはその理由について簡単に見ていきましょう。

環境構築が複雑

まず一つ目のハードルは、なんと言っても環境構築の複雑さです。

ローカル環境にインストールする場合、PythonやGitの導入、Web UIの設定などを行う必要があり、プログラミングなどの知識もある程度要求されます。

そのため、PC初心者には難易度が高いと感じられる方も多いでしょう。

Stable Diffusionをローカル環境で構築する方法は以下の記事でも解説しています。

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ハイスペックPCが必要

次に挙げられるのがPCスペックの問題です。

Stable Diffusionを快適に動かすには、GPU搭載でVRAMが12GB以上、メモリも最低16GB(推奨は32GB)といった高スペックのPCが求められます。

5年以上前のノートPCでは動作が重くなるか、起動すらできないケースも考えられます。

必要なスペックについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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英語が必須

そして3つ目の理由が、Stable Diffusionのプロンプトは英語で書くのが一般的だということです。

また、プロンプトだけではなく、Stable DiffusionのUIや拡張機能の一部は完全に日本語対応していない場合もあり、英語が苦手な方が全ての機能を使いこなすハードルは高いと言えるでしょう。

これらの理由から、「Stable Diffusionは難しい」と感じる声が多いのも事実です。

しかし、次章で紹介するクラウド型のサービスを使えば、こうした壁を回避してすぐにStable Diffusionを使うことができるようになります。

Stable Diffusionを簡単に導入出来るサービス7選

Stable Diffusionを簡単・手軽に扱いたい初心者にとって、クラウド型・ブラウザ対応のサービスは最適な選択肢と言えるでしょう。

ここからは、Stable Diffusionを導入出来るサービスをそれぞれ紹介していきます。

Stable Diffusion導入サービスの比較一覧

主要な7つのサービスを使いやすさや特徴、料金などの観点で比較しました。

基本的に全てPCにソフトを入れる必要はなく、英語での操作が不安でも安心して始められるサービスもありますので、導入のハードルが大きく下がるものをまとめています。

それぞれの詳細を以降のセクションで解説してきます。

※商用利用は基本的に可能ですが例外もあるため、後述の「Stable Diffusionの商用利用について」をご覧ください。

スクロールできます
サービス名公式サイト日本語対応スペック不要商用利用可無料プラン主な特徴・強み月額・料金目安
ConoHa AI Canvasこちら
(使用するモデルにより異なる場合あり)
×日本語UIと手厚い国内サポート。
クラウドGPUで初心者にも安心。
月額基本料金1,100円~
ビットランドAIこちら画像・動画・音声も対応の
多機能AIツール。テンプレ豊富。
有料プランは月額980円~
PICSOROBAN(ピクソロ)こちら
(使用するモデルにより異なる場合あり)

(初回登録で2000pt)
ControlNet・LoRA対応。
時間課金制で柔軟に使える。
1,100円/10,000pt(約9.8時間)~
Stable Diffusion Onlineこちら登録不要で即使える。無料(追加機能は有料)
Leonardo AIこちら
(日本語入力も可能)

(使用するモデルにより異なる場合あり)

(1日150枚)
高品質画像に強い。
無料でも商用OK。
プロンプト生成補助あり。
無料および月額12~60ドル
Dream Studioこちら
(英語UI)

(25クレジット)
公式提供の安定性。
日本語入力も可(精度は低下)。
従量制(10ドル=1,000クレジット)
Mage.spaceこちら×
(使用するモデルにより異なる場合あり)
登録不要・LoRAなど
多彩な生成方式に対応。
無料および月額8〜30ドル

ConoHa AI Canvas

出典:ConoHa AI Canvas公式サイト

ConoHa AI Canvasは、GMOインターネットグループが提供する国産の画像生成AIサービスで、Stable Diffusionを簡単に導入したい初心者に最適な選択肢です。

最大の特徴は、完全日本語対応の直感的なUIと、クラウド上での画像生成です。

出典:ConoHa AI Canvas公式サイト

そのため、PCのスペックに不安があるユーザーでも、ソフトのインストールやGPUの準備なしに、ブラウザだけで高品質な画像生成が可能です。

操作はCanvaのように分かりやすく、画像生成には日本語でのプロンプト入力も対応。

プリセットやカスタム設定も充実しており、プロンプトの知識が浅くても、参考例やテンプレートをもとに操作できます。

料金は月額基本料金1,100円(税込)からと手頃に始められ、必要に応じてGPU性能や稼働時間を追加購入する方式となっています。

Stable Diffusion初心者でも安心して使える、クラウド型画像生成AIの決定版として、導入が進んでいます。

商用利用については基本的に可能ですが、場合により制限されると公式HPに記載がありますので注意してください。

商用利用の可否は使用するCheckpoint(モデル)により異なります。
当サービスや使用するCheckpoint(モデル)の利用規約等を確認いただき、自己責任のうえご利用ください。

引用元:ConoHa AI Canvas公式サイト

商用利用が制限される例外的なケースについては、後述の「Stable Diffusionの商用利用について」の章をご確認ください。

画像生成のイメージが気になる方は、解説動画もありますので参考にしてみてください。

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ビットランドAI

出典:ビットランドAI公式サイト

ビットランドAIは、Stable Diffusionをはじめとした生成AIを簡単に始めたい人にとって非常に魅力的なサービスです。

文章・画像・音声・動画といった複数ジャンルの生成AIをまとめて使えるオールインワンプラットフォームで、特に画像生成機能ではStable Diffusionをベースにしており、日本語対応・ブラウザ完結・スペック不要と三拍子そろった使いやすさが特徴です。

操作画面は非常にシンプルで、プロンプトを日本語で入力するだけで、プロ品質の画像を数秒で生成可能。

また、豊富なテンプレートやサンプルプロンプトも用意されているため、Stable Diffusion 初心者でもすぐに使いこなせる設計になっています。

商用利用にも対応しており、生成した画像をそのまま広告素材やSNS用ビジュアルに使うことができます。

ビットランドAIは、生成したコンテンツの商用利用が明確に許可されているサービス・プランのAPIを使用しています。
生成したコンテンツはビジネスにもご活用いただけます。

引用元:ビットランドAI公式サイト

料金は月額980円から、クレジット制による従量課金型であり、画像生成は1回につき25クレジットを消費する仕組みなので、必要な分だけ購入できる点もコストを抑えたいユーザーには嬉しいポイントとなっています。

2025年3月末現在はベータ版を提供中で今後も機能アップデートが予定されており、「ブラウザ画像生成AI」の入門として非常にバランスの取れた選択肢です。

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PICSOROBAN(ピクソロ)

出典:PICSOROBAN公式サイト

PICSOROBAN(ピクソロ)は、Stable Diffusionを使いたい初心者から中級者までに支持されているクラウド型画像生成AIサービスです。

完全ブラウザ対応で、PCにソフトをインストールする必要がなく、スペックに関係なく利用可能。UIも日本語で設計されており、プロンプトや各種設定も直感的に操作できます。

最大の特徴は、高度な生成技術(ControlNet、LoRAなど)に対応していながらも、操作が非常にシンプルな点です。

出典:PICSOROBAN公式サイト

たとえば、ポーズや構図の制御、写真風・イラスト風の切り替えなどもワンクリックで設定可能。

初心者向けにプロンプトテンプレートも用意されており、慣れていない人でも安心して使い始められます。

料金はポイント制で、10,000pt(1,100円)で約9.8時間分の生成が可能で、生成は「1分あたり約17pt」を消費するため、必要な分だけ課金するスタイルです。

初回登録で2,000ptが無料で付与されるので、お試し利用にも最適です。

商用利用については基本的に可能ですが、モデルによっては制限される場合があると公式HPに記載がありますのでご注意ください。

Q.生成した画像の商用利用は可能ですか?

A.生成画像の商用利用の可否は、使用するモデルによって異なります。

モデルの提供元のライセンス規約をご確認いただき、自己責任のうえでご利用お願いします。

引用元:PICSOROBAN FAQ よくあるお問い合わせ

「Stable Diffusion 初心者」でも高度な画像が作れるプラットフォームとして、「ブラウザ 画像生成AI」の中でも実用性とコスパのバランスが非常に優れたサービスです。

Stable Diffusion Online

出典:Stable Diffusion Online公式サイト

Stable Diffusion Onlineは、インストール不要・完全無料でも使えるStable Diffusionのクラウドサービスです。

ブラウザさえあれば即利用できる手軽さが最大の魅力で、Googleアカウントがあれば新規にアカウントを作成しなくてもすぐにログインし利用開始できます。

入力するプロンプトは日本語にも対応しており、スタイル(アート・アニメ・リアルなど)や解像度もプルダウンで選べるため、複雑な設定が苦手な方でも安心です。

Stable Diffusionは難しそうと感じている初心者でも、簡単に画像生成を体験できます。

また、「inpainting」などの高度な機能にも対応しており、無料ながら高機能という点が評価されています。

さらに、生成された画像の著作権はCC0(パブリックドメイン)で提供されるため、商用利用も可能です。

なお、無料版での生成速度や品質はやや控えめな面はありますが、「とにかく手軽にStable Diffusionを試してみたい」「環境構築が面倒」という方には理想的な選択肢です。

Stable Diffusion 初心者の第一歩にぴったりの無料クラウドツールと言えます。

Leonardo AI

出典:Leonardo AI公式サイト

Leonardo AIは、クオリティの高い画像を短時間で生成できる多機能型画像生成AIサービスです。

Stable Diffusionをベースとしながらも、独自の調整が加えられており、フォトリアルからアニメ調まで幅広いスタイルに対応しています。

特に海外デザイナーやプロクリエイターからの支持が厚く、作品の精度や再現性の高さに定評があります。

UIは英語表記で、基本的にはプロントも英語入力ですが、日本語を入力しても一定の精度で認識されます。

出典:Leonardo AI公式サイト

また、「Prompt Generation」機能により、英語に不慣れなユーザーでも希望するイメージを簡単に英文化できるため、初心者にとっても扱いやすい設計となっています。

さらに、AIモデルの切り替えやLoRA・ControlNetの活用など、上級者向けの機能も豊富に搭載されています。

Leonardo AIは無料プランでも1日150枚まで画像を生成可能で、下記引用のように商用利用も許可されているため、試験的な使用から本格的なクリエイティブ制作まで柔軟に対応可能です。

Can I use my image generations for commercial purposes?
The good news is that as per our Terms of Service, you can indeed use your images for commercial purposes!

引用元:Leonardo AI FAQ – Commercial Usage

Stable Diffusionは難しいと感じている方でも、テンプレートや生成例を参考にすることでハードルを下げられ、高品質なAI画像制作の第一歩を安心して踏み出せるサービスです。

Dream Studio

出典:Dream Studio公式サイト

Dream Studioは、Stable Diffusionの開発元であるStability AIが公式に提供する画像生成サービスであり、安定性と品質の高さが特徴です。

ブラウザ上で動作し、軽量なUIで操作しやすく、簡単に始められることで有名です。

ユーザーインターフェースは英語ですが、日本語でプロンプトを入力することも可能で、完璧な精度とまではいかないものの、日本語プロンプトにも一定の対応を見せており、特にシンプルな表現であれば問題なく活用できます。

ControlNetやinpaintingなどの高機能も搭載されており、初心者から中級者まで幅広く使える仕様になっています。

Dream Studioはクレジット制を採用しており、初回登録時に25クレジットが無料付与されます。

追加クレジットは「10ドルで1,000クレジット」から購入可能で、画像1枚あたりの消費量は設定次第で変動しますが、使いたい分だけ無駄なく活用することができます。

また、Stable Diffusion公式提供であり生成画像の商用利用は許可されています。

世界中のユーザーが利用しており、Stable Diffusionを手軽に導入したい方には、公式だからこその信頼感が魅力となるサービスです。

Mage.space

出典:Mage.space公式サイト

Mage.spaceは、Stable Diffusionを搭載した高機能な画像生成AIサービスで、ブラウザだけで動作する手軽さと、上級者も満足できるカスタマイズ性を兼ね備えています。

会員登録不要・完全無料で始められ、操作は非常に直感的であり、トップページからすぐにプロンプトを入力して画像生成をスタートできます。

このサービスの大きな魅力は、生成画像のクオリティと多様性で、リアル寄りのポートレートからアニメ風、イラスト調まで対応しており、さまざまなモデルが選択可能です。

出典:Mage.space公式サイト

また、LoRAやControlNetなど、パラメータを編集して高度に制御する機能も備わっており、Stable Diffusion初心者はもちろん、慣れてきたユーザーにも対応できる柔軟さがあります。

ユーザーによって投稿されたプロンプト例が公開されているため、プロンプトの参考にもなり、学びながら使える点も評価されています。

ただし、UIおよびプロンプト入力は日本語非対応のため、英語での入力が難しい場合は日本語から翻訳する必要があります。

Mage.spaceは無料で始められるクラウド画像生成AIの中でも使いやく、手軽さと機能性を両立させたおすすめのプラットフォームです。

なお、下記引用のように、生成画像の商用利用は可能と公式アナウンスがあります。

Can I use Mage Space AI images commercially?

Yes, you can use images created on Mage Space AI for commercial purposes. The platform grants you rights to use the images you generate for personal or business use.

引用元:Mage Space Review – Features, Pricing & Deals

Stable Diffusionの商用利用について

画像生成AIを用いて生成した画像を商用利用する場合には、いくつかの注意点があります。

著作権などが関係する予期せぬトラブルに巻き込まれてしまわないよう、Stable Diffusion導入ツールを使用して生成した画像を利用する場合には、必ず以下の項目もチェックしておきましょう。

Stable Diffusionは基本的に商用利用できる

Stable Diffusionは、商用利用にも対応している画像生成AIの一つです。

基本ライセンスとして採用されている「CreativeML Open RAIL-M」により、個人・法人を問わず、生成した画像をWebサイト、広告、SNS投稿などに自由に使用することが認められています。

以下はStability AI社の公式発表ですが、年間収益が100万ドル(約1.5億円)以下であれば無料で使用してよいとしています。

Stability AI の新しいコミュニティライセンスは、研究、非商用、商用利用のために無料となります。年間収益が100万米ドルを超え、Stability AI モデルを商用製品やサービスで使用する場合にのみ、有料のエンタープライズライセンスが必要です。

stability.ai 「ライセンスアップデート」より

この柔軟な利用条件が、Stable Diffusionをビジネス活用にも適したツールとして評価を高めている理由の一つと言えます。

ただし、商用利用できると言い切れるのは、純粋なStable Diffusionのデフォルト機能のみで画像を生成した場合に限ります。

後述する一部のケースでは注意が必要なため、利用規約や各ツールの対応範囲を確認することが重要です。

Stable Diffusion導入サービスで商用利用が出来ないケースとは?

Stable Diffusionには、checkpointと呼ばれるモデルファイル(学習済みデータセット)を新たに追加したり、LoRAと呼ばれる学習済みモデルへの微調整機能を導入することができます。

こうした機能の追加により、特定の描写スタイルなどを精度よく再現することができるようになります。

例えばConoHa AI Canvasは、モデル(checkpoint)やLoRAの追加に対応しています。

しかし、こうした追加機能の中には、著作権やライセンス上グレーな素材を学習させている可能性のあるものも存在しており、商用利用は許可されていない場合があります。

したがって、そういった追加機能のモデル配布元のライセンスや利用規約をよく確認せずに使用すると、意図せず規約違反となる恐れがあるため注意が必要です。

また、image2image(img2img)と呼ばれる、既存の画像を読み込ませ、それを元に画像生成する機能もあります。

紹介した一部のツールではimage2imageの機能をサポートしていますが、著作権のあるキャラクターやロゴなどを読み込ませて画像を生成させた場合、その画像の商用利用は当然リスクが高いと考えられるでしょう。

そういった点を踏まえて各ツールを利用していきましょう。

下の表には各ツールの対応機能をまとめていますので、判断の参考にしてみてください。

ツール名モデル追加LoRAimage2image商用利用の判断
ConoHa AI Canvas△制限アリ
(モデルによるため、追加モデルの利用規約を確認し自己責任で使用する)
ビットランドAI
※商用利用可能な機能のみを搭載
PICSOROBAN△制限アリ
(モデルによるため、追加モデルの利用規約を確認し自己責任で使用する)
Stable Diffusion Online
Leonardo AI
(Elements機能として提供)
△制限アリ
(※商用利用可と発表されているが、追加機能には注意が必要)
Dream Studio

(Stable Diffusion本体と同様)
Mage.space
※Pro Plusプラン

※Pro Plusプラン
△制限アリ
(※商用利用可と発表されているが、追加機能には注意が必要)

Stable Diffusionを簡単に使えるブラウザ型サービスが増えているとはいえ、生成AIの商用利用には慎重な判断が求められます。

まとめ

Stable Diffusionは、一見すると「難しい」「上級者向け」というイメージを持たれがちですが、近年ではブラウザ上で簡単に使える画像生成AIサービスが続々と登場しています。

特別なスペックのPCや専門知識がなくても、手軽に高品質な画像を生成できる環境が整っています。

特に今回紹介した7つのツールは、初心者でも扱いやすく、デザイン作業の時短やコスト削減に直結するものばかりです。素材探しに悩む時間を減らし、オリジナル性のある画像を量産できるという点でも非常に実用的です。

ぜひ今回紹介したサービスをきっかけに、Stable Diffusionを導入してみてください。

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